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パーティーを追放された、生活魔法使いはスローライフをおくりたい  作者: ブルービック


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6.米育てる

畑を作った次の日の朝、

「今日の朝食食はジャムパンに牛乳だ」

ジャムはいちごだ、フレンがいちごが好きだからだ。

そしてパンは香ばしい香りを放っている焼きたての食パンだ。

「いつもと変わらないね」

「まあ、そういはずに」

フレンの文句をアリスが止めるいつもの流れだ。

「さあ、食べよう」

「いただきます」3人は手を合わせて言った。

食べているなか、喋り出したのはフレンだった。

「今日はなにするの?」

「今日は植える物を決めた後、植えようと思う。」

「うむ」とアリスが相槌を打った


朝食後、皿を洗った後にみんなでリビングに座った。

「では、畑に植える食材を決めようと思う」

俺は両肘を机の上につき、両手を組み合わせて口元を隠すように支える姿勢でイケボで話だした。

「バルトそのポーズなに?」

俺はフレンに指摘され恥ずかしくなり、いつも通りに戻った。

「それはともかく、アリスは何がいい?」

「我は玉ねぎがいいぞ、カレーに入っている奴はとても柔らかく、カレーを何倍にも美味しくしておったからの」

アリスは凄くカレーが好きらしい、たしかにカレーが嫌いなやつに俺は会った事がない。つまりカレーを好きになるの当然だ。


「カレーはやっぱ美味しいよな、カレーが好きで玉ねぎを植えたいならカレーに入っているジャガイモやニンジンとかもいんじゃない?」俺はアリスのカレーに対する思いを確認すべく発言した。


「おお、確かにそうじゃな。カレーと言ったらあの色なのに、匂いは良く、丁度良い辛さ、不思議と手が止まらない無限にでも食べれてしまうことを疑わせない……ああ素晴らしい」

やばい。アリスのカレーへの思いが止まらないこれほどまでのカレー力、俺の目じゃアリスのカレー力を測れないやばすぎる。


「アリス落ち着いて!」フレンがアリスの暴走を止めてくれた、なんだよカレー力ってドラ〇ンボールじゃないんだから

「わかった、アリスの要望通り、玉ねぎとジャガイモを植えよう。」

「やったなのじゃ」

そういえばまだ、フレンに聞いていなかったな。


「フレンは何を植えたい?」

フレンはいちごとか甘いものを言ってきそうだ。

「私は…なんでもいい」

俺はズコーと大きな物音を立て転び落ちた。フレンが心配そうな目で見てきた。

「お主よ大丈夫か?そんな大きく、昔の漫画みたいに転び落ちよって」

そんなに昔の漫画みたいに転び落ちたつもりはないけど。「ああ、大丈夫だ。」


「でフレンは本当にそれでいいのか?」

フレンはあまり野菜が好きじゃないのだろうか?

「私はバルトやアリスと楽しく畑を作れたらそらでいい、野菜はバルトたちが好きなのを植えて」

フレンはなんていい子なんだ。今度、フレンが好きなシチューを作ってあげよう。


「フレンありがとう。じゃあ、俺とアリスの案でいいか?」

「それで良いがフレン、お主よ本当に良いのか?」

アリスもフレンに申し訳ないらしい。

「うん、アリス達が野菜を選んで。でも、まだバルトの案は聞いてないよ」すっかり忘れていた、自分で言っておきながらも。

「そうだった。じゃあ、俺は米かな」

最近米を食べて、なかったから久しぶりに食べたな〜

「米か、久しく食べてないの」

「なにそれ、美味しいの?」フレンは目を輝かせた

「米っていうのはな、白く宝石のように艶々とした粒を茶碗いっぱいにもったものだ」

「何それ〜美味しそう、早くそれ食べたい」

フレンの料理への探求心がとまらない。



「じゃあ、アリスはそれでいいか?」

俺はフレンの勢いに負け、意見を集約させた。

畑を案外小さしてしまったから、植えるのは米だけになりそうだ。

「ああ 我はそれでも良い、米を久しぶりに食べてみたいしな」アリスも米が食いたいらしい、米を嫌いな奴なんてそうそういないからな。

「じゃあ、着替えて外に出るか」


「まずは何するの〜?」フレンが元気よく聞いてきた。フレンはたまに気持ちを制御できないときがある

「まずは肥料を植えるんだ。そして先程だした、肥料がこちら。」

「料理番組くらい、準備がいいな」アリスにも驚かれるほどの俺の万全さ、頑張った甲斐があった。それほどまで俺は米を求めていたらしい。


「これを土に撒いてくれ」

「分かった。よいっしょと、随分重たいね」

フレンに持てるか心配だが、大丈夫かな。

「大丈夫か?一人でやらなくてもいいんだぞ」

「そうだぞフレンよ、怪我でもしたらどうする」

アリスと俺はフレンがとても心配だ。

「大丈夫だよ、私重い物運ぶのは慣れてるから」

「ほ…本当か、」「手伝うぞフレンよ」

俺とアリスがフレンを心配しながら見守ると肥料が撒き終わった。


「大丈夫だったかフレンよ?」アリスはおどおどとしていた、こういうアリスを見れるのは珍しい。

「それより、次は何するの?」

「次は稲を撒く、これは皆んなでやろう」フレンばっかりにやらせる訳にもいかない、それに心配だし。

「ああ、そうしよう」

「分かったよ、私だって一人でできるのに」

フレンは子供扱いされたのだと思っている。


数時間後、

「バルトよ撒き終わったぞ」

いい米が育ちそうだ。疲れたな、今日はぐっすりと寝れそうだ。

「もう夕暮れだ、家に入ろう」

「そうだね、育つのが楽しみ」

「そうじゃな、早く食べたいな」

米はいつでも食べれるんだけどね、まあ自分で作った物の方が美味しいに決まっている……











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