10 スカラベと生産その3
神殿に戻ると、フリカッセがステータスを確認するように告げた。
ステータス
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name: スカラベ
レベル: 10
称号: 太陽を創る者
物攻: 20000 物耐: 20000
魔攻: 20000 魔耐: 20000
俊敏: 20000 技量: 20000
生命: 20000 持久: 20000
魔蓄: 20000 魔回: 20000
魔法: 未習得
スキル: インパクトlv44 魔力感覚lv4 サンプルスフィアlv2
杭: 35(神殿、森、クレーター)
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「ピッタリレベル10だ。スキルを作ろう。」
「生産用のスキルですか、それともスキルの制御用のスキルですか?」
「生産用のスキルだ。スキルを刻印するスキルを作りたい。」
「効果はスキル刻印、スキル一つごと消費10、名前はどうしますか?」
「スキル刻印、そのままだ。」
「承認されました。」
「このスキルは、魔法を作るのに使えるか?」
「刻印魔法ならこれで作れるようになりました。スカラベさんのスキルがまだまだ少ないから、ほとんど何も作れませんが。」
「穴の空いた小さな板状の物体はあるか?」
「これですね。」
「穴の空いた木の板で、魔力がよく流れるっと。数も充分だ。ありがとう。」
「どうもいたしまして。それでは失礼します。」
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穴の空いた板に、魔力感覚ー>インパクトー>魔力感覚ー>サンプルスフィアー>と刻印する。手から離した瞬間に跳ね周り始めた。慌てて叩き割ると、止まった。
「叩き割らないと止まらない道具なんてごめんだ。まさか、叩き割ると止まるというのは、運営にとって正常停止する扱いなのか。それは置いておいて、条件文を作るスキルがないことには、まともに扱えないスキルだなこれ。いや待てよ。」
魔力感覚3つで輪を作り、隙間からインパクトにつなげる。すると、何も無い方向に勝手に動き始めた。そして止まった。
「出力を反転すれば簡単に自動兵器になりうるな。」
いずれにせよレベルを上げる必要があるので、私は神殿からクレーターの杭に転移した。
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クレーターは何もかわっていなかった。深さ800mのクレーターの中心で、アナウンスが流れた。
「N4E4マップー獣の密林第二層に到達しました。」
そして、空を見上げると、大きな鳥が飛んでいるのが見えた。耳をつんざく轟音が地面を揺らし、光り輝く何かが落ちて密林の木々が次々と爆発してゆくのが見えた。空襲によって密林がどんどん焼け野原に変わっていった。それはまるで昔見た戦争映画のようだった。大きな鳥が私を一瞥して通り過ぎてゆくのがわかった。直後、私めがけて蛾が高速で飛んできた。インパクトで無理やり体を動かすと、後方に大きな穴が空いたのがわかった。
爆雷鳥lv???x4
纏雷蛾lv???x10000~100000
鉄鎧帯獣lv???x100~1000
神殿の杭に戻る寸前、アルマジロが飛んでくるのが見えた。
爆雷鳥ーその速さは音速を超え、絨毯爆撃によって狩りをする危険な獣。歴史書には、これによって滅びた都市は千を超えると記されている。老練の個体は高位のドラゴンをも容易く葬る。空対空爆撃の名手。




