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今夜はあなたに捧げます

「やっぱり、シュネーにはこのパールピンクのドレスが似合うと思うの」

「いや、でも、私もいい年だし、それに花嫁は白って思ってたから、姉さんのを白で私は地味な色にしたいなって思ってて……というか、本当に花嫁と同じドレスにするの? 笑われちゃわない?」

「文句がある奴はわたしが頼みこんだって言えば大人しくなると思うけど……一応念押ししとくね。それより、シュネーが嫌ならどんなドレスにする?」

「最近のドレスは色々あるのね。前世だとコルセットは当たり前でキツくてキツくて。今世はコルセットしなくていいから」

「そうそう宝石とかも縫い付けてたから重かったし」

「雅志!」

「ロージャン様、決まった? って、あ、なんだあんたもいたのね。気付かなかったわ」

「私はおまけなの? 知ってて知らんぷりしたんじゃないでしょうね?!」

「あら、仕方ないわ。あたしにとってはロージャン様以外は全部おまけなの! それより、のびのびになってたうちの両親と会う日ようやく決まったわ」

「え、顔合わせしてないのに式場とか選んでたの!?」

「違うわよ。挨拶したいって言ってたのをうちの両親が逃げ回ってたのよ。……なんか相手男だと思ってたみたいで」

「あはははは!」

「ちょっと、笑い事じゃないんだから! やっと捕まえて相手が女性でモデルだって言ったら結婚詐欺まで疑われるし、ちゃんとした女性だから失礼な事言うなって怒ったら、変な薬でもして幻覚でも見てるんじゃないか、催眠術でも掛けられてるんじゃないかってずっと失礼な事言ってんのよ! ……もうちょっとで病院連れてかれそうになったし!!」

「御愁傷様……」

「わたしの家はあっさりしてたけどね。でも、それだけ雅志の事心配してくれてるのね。いい家族じゃないの」

「鬱陶しいだけよ。あたしがこんなんになるって言った時は派手に喧嘩しちゃったし」

「そういや、今世の姉さんのご家族に会った事ない」

「あたしはあるわよ。羨ましい?」

「シュネーも今度会う? 前世の事は言えないから妹みたいに可愛いがってる子って説明するけど」

「あ、そっか。前世の事言えないから姉さんって呼んじゃダメか……」

「そうなのよね。あたしもロージャン様の今世の名前呼ぶの恥ずかしいんだけど、でも、これからは慣れてかなきゃいけないのよね」

「もっとわたしの名前呼んでくれてもいいのよ。というか、呼んで欲しい」

「んもう……ベッドの中だけで勘弁して」

「そういう事は二人っきりの時にしてよ。お姉さん何かいいお酒ある? 隣が熱すぎるからなんかおもいっきり冷えそうなの」

「あ、あなら、あたしはシェリーちょうだい」

「いや、あんたのは聞いてないし」

「いいじゃないの」


ジャンルをコメディからヒューマンドラマに変更しましたm(__)m


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