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楽しい会話

「この間飲み過ぎたから今日はあんまり飲まない」

「あら、そうなの。あたしは飲むわよ。最近ストレス溜まっちゃって」

「大変なのね。それより、新しい店見つかった?」

「軽いわ。お店ねぇ……。なかなかいいところがなくて……ロージャン様にも頼んだから安心なさい」

「それならいい」

「あんたキョロキョロし過ぎ。心配しなくても今日は居ないわよ。でも、そんなにキョロキョロしてたらその内挙動不審で通報されるわよ」

「それは嫌」

「残念」

「何がよ」

「あたし、漫画とかでも主人公がダメ男から逃げて逃げて逃げまくってから捕まるのが好きなんだけどね」

「それ、私で楽しむ気だった? 怒るわよ」

「でも、あたし当て馬が好きなの! あんたたちの関係に当て馬居ないじゃない」

「悪かったわねモテなくて」

「そうなのよね。ね、本当にいい男居ないの? 通勤中にいい男とか、ちょっと足を伸ばしたところにあるお店のイケメン店員とか」

「いたらいいわね」

「なんだ本当に居ないのね。つまんないわ」

「人で遊ばないでよ。でも、私も当て馬大好き」

「あんたも?」

「だって、当て馬の方が性格いいし!」

「分かる! 少女漫画のヒーローってさ、モラハラ。DV入ってんじゃん? ヒロインなんであんな男選ぶのよ! っていつも思っちゃって! あ、マスター、インペリアル・フィズ2つね」

「分かる! あと、セクハラ、ストーカーも入ってるよね。ヒロインがヒーロー選ぶと、テレビの前で何でだよ! っていつも思ってた! 仲間がいてくれて嬉しいわ」

「それね! でも、最近のだと当て馬がヤなキャラの時あるじゃない? そんときはどうする?」

「あー、私それだったらモブに行くかも」

「何でよ?」

「そういう時のモブってさ、応援したくなるような子が結構いるのよ!」

「あら、そうなの? あたしも今度からモブチェックしようかしら」

「絶対しなさい。むしろ、1作品に一人ぐらいの勢いで好きなモブキャラ作りなさいよ」

「待って、これ何の布教? あたしたち何の話ししてたんだっけ?」

「覚えてない。マスター同じのもう一杯」

「あ、あたしにもちょうだい!」

「真似っ子」

「あら、いいじゃないの。ていうか、あんた今日はお酒控えるんじゃなかった?」

「気にしなーい!」

「ちょっとぐらい気にしなさいよ」

「はいはい」


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