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欧州魔術師四人衆

逃げ出した4人は、ミョクミョクが拠点にしているエチオピアのパビリオンへ戻り、ミョクミョクに事の次第を報告した。


「その覆面の男はそんなに強いのか」

 ミョクミョクはたずねた。

「はい。我々が4人で相手をしてもかなわないくらいですから」

「厄介だな。俺が自分でそいつを始末するしかないだろうか」


だが、横で話を聞いていた別の4人の男たち、ミョクミョクの手下となったアイルランド、アルバニア、アンドラ、オーストリアのパビリオンの館長たちが、ここで名乗りを上げた。


「ミョクミョク様が出向くまでもありません。ここは我々『欧州魔術師四人衆』にお任せください」


この4人は、ミョクミョクに洗脳される前から、それぞれ魔術の腕を買われて各国のパビリオンの館長に任命された魔術師たちだった。


「自分から名乗り出るとは心強い。それでは覆面男の始末はお前たちに頼んだ」

 ミョクミョクは4人に告げた。


* * *


一方、にゅうめんマンはナミビアパビリオンの館長と歓談していた。


「あんた、むちゃくちゃ強いな。よかったらナミビアに来て働かないか。いい仕事を紹介できる」

「せっかくのお話ですが、僕はここでヒーロー活動をしなければいけないので……ナミビアってどこにあるのかも分からないし」

「そうか。残念だ」


そんな話をしていると、マントを羽織った4人の男たちがにゅうめんマンたちの方へてくてくと歩いて来た。またしても敵の来襲だろうか。


男たちはすぐそばまでやって来ると、にゅうめんマンに言った。

「アメリカと中国とドイツとイギリスの館長を倒した覆面の男というのはお前だな」

「そうだけど」

「次は我々『欧州魔術師四人衆』がお前の相手だ。ミャクミャク様の活動を妨害する者は排除しなければならない」

「いいだろう。戦う準備はできてるから、いつでもかかって来い」

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