お誘い
ただいまー
夕飯前に自宅に帰り、今日の事を思い出す。
凄かった。興奮した。でも緊張した。友達も出来た。
ファミレス後に馨は滝と連絡先を交換し、次行く時も一緒にと約束した。
顔がニヤける。
会話も弾み、好きな作品の話題で盛り上がり、気付いたらファミレスに3時間もいた。
ちょっと店員さんが迷惑そうにしてたので、さすがに切り上げた。
そうだ、今日皆さんはどんな写真撮ってたんだろう。
会場を一周し、ある程度の参加者は見ていたが、写真になるとどうなるのかが気になった。
PCを立ち上げ、サイトを見る。
すると早速多くのレイヤーが今日のイベント写真を投稿していた。
カチ、カチ、
順番に写真を見て、思わずため息が漏れる
みんな凄いな。本当に楽しそうだ。
僕も、出来るかな。
おや?
自分のマイページにブログ欄があり、日記が書けるようになっている
馨はそこに今日の感想を書き込んだ。
しばらくするとスマホにメールが届いた。
滝くんからだ。
[今日はありがとな。正直1人だと入り辛くて助かったよ]
ふふ。それは僕もだよ。
[まぁ次回イベント前に、普通に遊びたいんだが、馨って部活してる?してたら部活後でもいいんだが遊ぼうぜ]
部活は今は帰宅部だ。
あの噂のせいで部にも居られなくなった。
もともとスポーツ推薦でもないから、帰宅部になっても特に影響はなかった。
[こちらこそお疲れ様。今は帰宅部だから良いよ!どこ行く?]
[まぁ適当にふらっと。んじゃ明後日で良いか?あと迎えに行くから校門で待て。帰んなよ?隣って言ってたけど西高?]
え?迎えに?
何かわざわざ悪いよ。
[そうだけどなんか申し訳ないよ。場所決めてくれれば行くよ?]
[年下がいちいち気にしないの。それじゃ待ってろよー]
もう。ここで年上ネタ持ってくるのは卑怯だよ。
明後日か。うーあの噂聞かれなればいいけど。。
不安と友達と遊べる期待で、その日はよく眠れなかった。




