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『自転車でダンジョン爆走中! 〜通学途中でダンジョンに落ちたら、ボスを轢いちゃいました!?〜』  作者: 雨空 幸歩


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06 冒険者ギルド到着!?

冒険者ギルドって響き憧れますよね!


現代にギルドができたらどんな雰囲気になるかなー?

って考えながら執筆しました✨





 


 目の前の自動ドアから、冒険者ギルドへと足を踏み入れる。


 中にはすごくキレイな、オフィスが広がっていた。


 カウンターを挟んだ向こう側では制服を着た人たちが忙しそうに動き回っていて、なんだか役場みたいな雰囲気だ。

 ダンジョン受付・買取・依頼受付・依頼完了・ダンジョンツアー受付とそれぞれ看板が掛けられている。



 一通りぐるっと見渡してから、お目当てのダンジョンツアー受付へと向かう。

 予約済みの列と、当日受付の長い列で分かれていた。

 私は予約済みの列へと並ぶ。



 予約しておいてよかったー!



 葵に、

「土曜日にダンジョンツアーへ行くなら、予約してから行くのよ。」


 って言われて、すぐに予約したんだよねー!

 さすが葵っ!

 ありがとー!




 少し並んでいると、すぐに順番がまわってきた。



「いらっしゃいませ。こちらの窓口はダンジョンツアー予約済み窓口となっております。

 ご予約者様のお名前をお願いいたします。」


「あ、はい!神楽かぐら いとです。

 今日の10時〜の枠で予約しています。」


「神楽 絃様ですね。確認いたします。・・・本日10時〜のご予約で確認が取れました。」


「10時になりましたら二階会議室②のお部屋にて本日の説明会を行いますので、左手の階段か、エレベーターでニ階へお上がりください。」



 二階なら、階段で行こうっと♪



「こちらの17番の札をツアーが終わるまで、左胸に付けていただきます。

 会議室の机に同じ番号がありますので、そちらで掛けてお待ちください。」


 受付のお姉さんから、名札を受け取る。

【ダンジョンツアー10時〜 17番】

 と書かれている。



「わかりました。ありがとうございますっ!」



 受付の人にお礼を言って、階段で二階へ向かう。



(ツアーの説明なんかあるんやなっ!ワイはよダンジョンに行きたいねんー!待ちきれへんー!!)


 フーちゃんが念話で話しかけてきた。

 ダンジョン行くの楽しみにしてたもんね!

 さすがダンジョンで生まれた妖精(笑)



(まぁまぁ。ちゃんと説明を聞いておかないと危ないでしょ?それにダンジョンに入ってもフーちゃんはカバンから出たりしちゃダメだし、喋るのもダメなんだからね!わかったー?)


(・・・しゃーないなー!今日はちゃんと我慢するから、ちゃちゃっと冒険者なって、はよダンジョン行こうなー!)




 会議室、会議室・・・あった!


 階段で二階へ上がると、右手側に食堂(いつか行ってみたい!)、左手側に会議室が①〜⑤まであった。


 会議室②のドアの前まで行くと、


 10時〜

 ダンジョンツアー説明会


 と書かれていた。

 この会議室で間違いないようだ。



「失礼しま〜す・・・!」


 静かにドアを開けて、中に入る。

 会議室の中は、教室と変わらないくらいの広さだった。

 前には大きなホワイトボードがかけられていて、4人掛けのテーブルが二列に並んでいた。




 1つのテーブルに2つずつ数字が書かれている。

 20番まであるから、参加者は20人なのかな・・・!



 私はテーブルの左側に17番と書かれている席を見つけ、そこに座った。


 部屋の中にいたのは私を入れてちょうど10人。

 開始時間の10時まではまだ20分くらいある。


 とりあえず、今いる人たちを自分の席から観察してみる。

 一番前の席には、高校生くらいの男女3人ずつの6人が固まって話している。

 グループで来てるのかな?

 私も陽菜と葵と一緒に来れれば、心強かったのに・・・!




 あとは30代から40代くらいの男の人が3人、それぞれ席に座っている。



 ドキドキしてきたー!

 事前に調べた情報では、5人1グループになって行動するみたい。

 それぞれのグループに1人、担当官がついてくれるそうだ。


 私は1人で来たから、全員知らない人になる。


 一緒のグループになる人がいい人たちだといいなー!




 そんなことを考えている間に開始10分前となり、席がほとんど埋まってきていた。


 あと3人か・・・。

 18.19.20番が来てないんだ!

 隣に座る人が話しやすい人だったらいいのにな〜!




 ——カチャ



「10分前に到着〜!間に合った〜♪」



 そう言いながら入ってきた人を見て、女性陣が一斉に色めき立っている。



 え!めっちゃかっこよくない?


 爽やか〜!



 なんて声が聞こえてきた。



「18番の席は〜、おっ!お隣さんが可愛い子で嬉しいな〜!よろしくね♪」


「よ、よろしくお願いします」



 爽やかなイケメン君が私の隣だった。



 私の隣に来た人のあとに続いてもう1人、最初に入ってきた爽やかイケメンとは違って、きっちりとした真面目そうなイケメンが入ってきた。


 またも女性陣がざわつく。



 私は2番目の人が好み〜

 え〜私は最初の人かな〜

 かっこいい〜!

 同じ組になれますようにっ!



 って全部後ろまで聞こえてるよー!



 盛り上がっている女性陣を横目に、ドアの方に目をやる。



 開いたドアの隙間から最後の一人が入ってきた。


 ・・・まじかーい!


 超・絶・イ・ケ・メ・ン!



 前の2人もイケメンだけど、それ以上のイケメンが入ってきた!

 黒髪サラサラヘアーに短髪。

 キレイな二重に筋の通った鼻。

 これをイケメンと呼ばず、何と呼ぶっ!


 なんてね!

 実況風に心の中で語ってしまった・・・!




 そしてさっきまで騒いでいた女性陣は、後ろを見て固まった。



 きゃーーーー!!!

 や、やばいイケメン!!!

 イケメンすぎじゃない⁈

 今日来てよかったー♡

 尊死!!!




 若干、意味不明な叫び声も聞こえてきたけど、それほどまでに衝撃的だったんだろう。


 最後に入ってきた超絶イケメンくんは女性陣の騒ぎ声に目を向けることもなく、20番の席へと静かに座った。


 陽菜に話したらもの凄く食い付くだろうな。

 月曜日に話してあげよっ!



 ——カチャ



「は〜い!ダンジョンツアー説明会に集まったみんな、おはよ〜♡」


 首にネームプレートをかけた人が入ってきた。


 ま、またとんでもないイケメンだ。

 どうなってるの⁈


 長身で長い髪を後ろに纏めていて、すごく気品がある。

 でもさっき、語尾に♡がついてたような・・・?



「これからダンジョンツアーについて詳しく説明するから、しっかり聞いてね。ボクは、桃瀬ももせ 麗央れお。麗央さんって呼んでちょうだい♡」



 にっこり笑って微笑むだけで、心が奪われそうになる。

 破壊力抜群だ・・・!






最後まで読んでくださってありがとうございます✨


感想・レビュー・お気に入り登録、めちゃくちゃ励みになります!

それでは、また次の話でお会いしましょう!!


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