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〖総合1万突破〗魔法の実がなる木の種を貰い、育てた僕は精霊達に気に入られた様です。~魔法の実を食べたら色々ヤバい事になりそうです~  作者: のんびり作者(四希)
第十章 思わぬ再会と···

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180話 誕生日会①

誕生日会の始まり~

色々と凹んだが、明日の誕生日会までのんびり過ごす事にした。


気分転換に『ホテル自慢の大浴場』に行ってみた。


しかし、他の男性客にジロジロ見られて落ち着かず、すぐに部屋へと戻って露天風呂に入りなおす。


「全く···何なんだあの客達は?人の事を遠巻きにジロジロ見て···。失礼過ぎだ」


露天風呂に入りながらぶつぶつ文句を言う。


人目を気にしないとは言え、あれだけ見られると、さすがに嫌になる。


露天風呂で気持ちを落ち着かせ、転移で先程行った『ハンバーガー店』に行って持ち帰りでハンバーガーセット(大)2セットを購入して部屋に戻る。


会計は日本円で出来た···


1セット2400円(持ち帰り価格)だけど、あの量でこの値段は安いなぁ···


(『ドリンク飲み放題』分安い様だね)



買ったハンバーガーセットは白達の分だ。


テーブルにバーガーを並べて、ポテトは皿に移して隣に置く


ゴミは格納庫のゴミ箱に入れて処分する。


白達は夢中で食べていき、全部食べきった···。


相変わらず凄い食欲だね



後は特にする事も無いので、部屋で過ごす志希であった。





旅行3日目 誕生日会当日


誕生日会は朝から始まった


ホテルから移動して巨大ドームに入り、そのドーム内で立食式で行われる。


さすが『雨宮商会の現当主の誕生日会』だ


スケールが違うね


有名人がいっぱいだ


政治家や芸能人が誠さんに挨拶をして、挨拶が終わると他の人達と話している···


僕は目立たない様に気配を消して、誠さん達のやりとりを見ていた。



端から見ていて思う···


(本当に『お祝い』をしに来た人はいないのか···)


『笑顔の仮面を装着し、空っぽの言葉を発して、さっさと立ち去る』


誰も『誠さんを祝いに来ていない』···


なかには本当に祝っている人もいたが、大半は『自分の事をアピールする為だけ』に来ている···


あっ、今人気の女優と俳優だ。


凄いなぁ···笑顔が不自然だわ···『緊張してます』アピールしてるけど、本音は『顔を憶えてもらおう』って出てる。


次は大人気アイドルか···皆同じだな···本音は『自分の為』って出てるわ···


誠さんも笑顔でいるけど、やはり寂しそうだな···




(誠さんが『一緒に祝ってくれるだけでいい』と言った理由をこの場を見て理解したよ。これならやらない方がマシだ。)


しかし、大人の世界はそうはいかないのを、少なからず知っている。


これは『誕生日会』というただの『定期的な行事』だ


そう割りきってみると、しっくりくるね。


途中でミニゲーム等もあるが、いまいち盛り上がっていない様に感じる。


皆少しでも『自分の味方作り』に忙しいのだろう···


外見は盛り上がっている···


しかし、目は『興味が無い』と言っている。


一応隠しているが、時々見える。


僕は『直接関係無い』から見る事ができる。




皆『目の前と周りを警戒する』が、それは『関係者に集中』される。


『関係無い』僕を最初は警戒するが、そんなに長くは続かない


それに、精々『執事見習い』くらいにしか見られていないだろう


僕の今日の格好は『執事服』に似ているからね。


だから緩む警戒心···


一瞬見える本音の顔···


プロなら『徹頭徹尾』最後まで隠そうね?


僕は『親戚連中のお陰で』そういった顔を理解できるんだ。


誠さんの疲れを少しでも癒すために『雫』に頼んで『栄養水』を出してもらい、誠さんが一息ついたタイミングで持って行った。


「お疲れ様です。『お水』をお持ちしました。これで喉を潤して下さい。」


誠さんに『栄養水』を差し出し、後ろに控える。


「ありがとう。(すまないね···執事みたいな真似事をさせて)いただこう。」


「いえ、何時でもお申し付け下さい。(大丈夫です。頑張って下さい。)」


空になったグラスを回収して速やかに移動する。




そしてこの『誕生日会』(行事)は僕に『新たな覚悟を決めさせる出来事』が待っていた···


次回『誕生日会②』

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