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〖総合1万突破〗魔法の実がなる木の種を貰い、育てた僕は精霊達に気に入られた様です。~魔法の実を食べたら色々ヤバい事になりそうです~  作者: のんびり作者(四希)
第十章 思わぬ再会と···

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179話 飴玉を売ろう?えっ?サンプルは無料提供!?

誠さんは飴玉を気に入った様子です。

カフェに入って飲み物を注文し、席に座って一息つく


「落ち着きましたか?」


「うん。すまないね。ついつい暴走してしまったよ···。他は大丈夫なんだけど、ラムネには目がなくてね···。しかも『今までにない再現度と美味しさで、我を忘れてしまった』よ。」


気まずそうに話す誠さんに、少しだけ親近感が湧いた。




「それでは本題に入ろう。あの飴はラムネ味だけじゃないのかな?」


「はい。何種類かあります。えっ···と、今はこれだけです。」


テーブルに『スイーツ飴』を出す


とりあえず『シュークリーム』『バウムクーヘン』『牛乳プリン』を出す。


誠さんは一つ一つ手に取り、僕は一つ一つ説明する


「ふむ···これは面白いね。話によると『他のスイーツ味とかも研究している』らしいね?」


「それならサンプルが必要だよね?『商会(うち)で販売許可を貰えれば、サンプル品を無料提供する』と伝えて欲しいのだが、頼めるかな?」


「伝えるのは構いませんが···仮に許可が出たとして『スイーツはどうやって渡します』?···焼き菓子なら大丈夫ですけど、他は難しいですよ?」


「それなんだよね···志希君は何かいい案はないかい?」


「そうですねぇ···焼き菓子限定では駄目ですか?生菓子は無理でも焼き菓子なら大丈夫でしょ?」


無難?な意見を出すと、誠さんも「それしかないかぁ···」と、残念そうにする


「えっ···と、仮なんですけど『サンプル品の購入レシートとかを確認して、後から代金を払う』とか駄目ですか?それならサンプルを無料提供の形はとれそうですよ?」


苦し紛れで案を出す



「それは···アリだね。うん。後から払えばいいか···それで打診してくれるかい?」


「わかりました。話をしてみます。」


そう返事をした時、世界樹が『待った』をかける


(志希さん。その話無理がありますよ?飴は『薬師の興味』程度の話ですよね?それにスイーツはともかく『魔法の実の成分表記』とかどうすんです?)


そうだった!!スイーツ無料の話で肝心な事を忘れてた!!


成分表記なんか出せる訳がない!!


(化粧水と入浴剤も表記出来ないじゃん!!)


(そちらは大丈夫です。それっぽいの配合してますから。しかも世に出る程売りませんよ。)


(ならいいのかな?これから気をつけよう···)


落ち着きを取り戻した僕は『何かを思い出した』風を装い、申し訳なさそうに話をする。


「誠さん···すいません。大事な事を忘れてました。この飴を貰った時に薬師に『珍しい物だから販売しないの?』と聞いたんです。」


思い出す様に話を進める。


「彼の返答はこうでした。」


『この飴は研究の合間で作った未完成品で、これを販売する気はない。しかし、また作ったらその時はまたあげるよ』


「そう言ってました。」


それを聞いた誠さんは残念そうにする。


「そうなのかい?それは残念だ···。でも、気分を害して『取引に影響があるかもしれない』のはよくないね。今回の話は白紙にしよう。」


あまりにも残念そうにする誠さんに、1つだけ提案してみよう


「販売はしないけど、『またくれる』と言っていたので、次回また貰ったらお譲りします。それなら大丈夫ですよね?」


「···確かにそうだね。でも、次はいつになるのかな···正直一週間に一回のペースで最低100個は欲しいね···」


一週間で100個って···どんだけ気に入ってるの!?


まぁ、半月に1回ぐらいで我慢してもらおう···その時は100個は無理だけど、なるべく多めに渡してあげよう。


そう決めた志希はとりあえずホテルに戻ったら、飴を一袋誠さんに渡す事を約束すると、誠さんはタクシーを呼び、2人はホテルへと帰るのであった。



結局買い物もあまりしないでホテルに戻ったが、後半の1日で買い物すればいいか··



以下、部屋に戻った後の世界樹との会話



「ラムネ味の飴は作成可能ですけど、あの時は志希さんが暴走しそうだったので、止めさせて貰いました。」


さらに世界樹が「ラムネ菓子の成分に飴の分を足せばいいのでは?」と、言ってきたのを聞いた僕は、暫く落ち込んだ。


次回『誕生日会』

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