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新たな決意

お待たせしました。今回は間に合わなかった・・・。

かなり長めです。


僕と莉緒は急ごしらえながらも、周りの人のフォローを受けながらなんとかダンスを踊り切ることに成功した。


「ありがとう~。このお礼はまた改めてするからね。あと、宣伝の件は任せておいて。」


相田さんは笑顔でお礼をしてくれた。


「ううん、困ったときはお互い様だから。じゃあ僕たちは行くね。」


「ふぅ~疲れたね~。」


大きく伸びをしながら息をつく莉緒。


「そうだね、2日連続で手伝いすることになるとは思わなかったよ。」


「うんうん。でも、すぐに引き受けて助けてあげてるのは凄くかっこよかったよ。」


莉緒は顔をほのかに染めて僕を見ている。


「う、うん。ありがと・・・。」


僕は莉緒の倍くらい赤くなっている。


「でも、今の格好で顔赤くなると、周りの男子が大変かもね?」


莉緒はそんな僕を見てからかってくる。


「うぅ・・・。言わないでよ・・・。」


莉緒は結構Sだ。



落ち着いた後、今日のメインである数学選択の発表を見て回る。

正直、僕自身は数学について疎いのでなにが凄いのかよく分からない。というか、チンプンカンプン。でも、壇上に立ち、発表する生徒はとても生き生きとしているような気がした。

見に来ている人達もなんか博士っぽい人が散見される。


「うーん・・・。色々見て回ったけど、凄い専門的な事発表してる人がいたね。」


僕は少し、唸ってしまう。


「私、数学あんまり得意じゃないんだよね・・・。だから、よく分からない。」


莉緒はえへへ・・・困り気味に笑う。


「莉緒もなんだ、僕も全然わからなくて。」


僕が笑いかけると、莉緒は少し安心したような顔した。


ちょっと可笑しくなって、二人でしばらく笑いあってしまった。



3日目もそろそろ終わる頃、ライブメンバーで一度集合した。


「みんな、集まってくれてありがとう。いきなり呼んでごめんね。」


僕はライブのメンバーに電子タブレットでメールを送り集まって貰った。


ギターの白川 龍 、ベースの白川 紫音、ドラムの山中 優。


最終日に向け再確認をするためだ。


「実は、この大祭がこんな凄いって知らなかった。だから、みんなと意識共有しておきたかったんだ。色んな発表見てきたけど、どの発表も凄く楽しいし、クオリティも高いって思った。僕たちも負けないくらい良いライブにしよう!」


「あぁ。」

「もちろん。」

「任せておけ。」


龍、紫音さん、山中さんが揃って返事をしてくれる。


「しかし、あれだな。そのメイド服似合うな。しかも女装までしているなんてな。最初分からなかったぞ。」


龍が僕の男の娘メイド服姿を見て感心したように言う。紫音さんや、山中さんも同じような反応だ。


「正直、そっちの方が生き生きしている様に見える。」


山中さんはそんなことを付け足して言った。


僕は喜び半分、困惑半分。でも、良いか悪いかで言ったら良かった。

普段の学校生活でも男の娘として居れたら楽しいかも、なんて少し思った。

そして、横にいる莉緒を見て。男の娘として生活している人が既にいるんだと。今は莉緒は皆には女の子と思われている。



だから、僕は決意する。皆にこういう生き方の人も居ると認めてもらおうと。

男の娘として生きたり、女性が男として生きたりできる学校生活を作ろうと。

この学校は個性を認めて、自由な教育をしている。出来るかもしれないと思った。

そんな決意を胸に秘めて。



「なら、このままの格好でライブしようかな。」


僕はそんな事を言ってみた。


「良いんじゃないか?そっちの方が楽しそうだ。」


龍はノリノリ。紫音さんと、山中さんも笑って同意してくれた。もちろん、莉緒も。


間違って投稿ボタンを押しちゃったので緊急編集しました。

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