相撲とるべか
退場後は、いつもお世話になります。
買い取り窓口へ。
魔石は900g以上あった。
まずは高そうなハルバード型の斧を見てもらう。
「ハルバードは50,000円で買い取らせていただきます」
{ヨッシ!売り売り!売りますよ ^o^}
アーマーアントがドロップした[額当て(軽量)]も見てもらう。
「虫系がドロップする軽量の防具は一律10,000円で買い取らせていただきます」
{そうだった、そうだった。一律なんだった}
ひとつは買い取ってもらう。
ゴブリンメイジがドロップした[ボテッとした杖]を5,000円で、後、マトン肉と棍棒2本とナイフ3本も売った。
それと注射器が4本もあるので使ってない2本は売った。
グレートボアの牙は、これまた使い道を模索中らしく、買い取り価格は50円だそうだ。
{ハルバードクラスのドロップがあると、オイシイなぁ ^^}
そんなことを考えながらカプセルホテルへ帰る。
富士ダンジョンにいるのは、明日、明後日。
明後日の夜行バスで一度家に帰る。
{明日は荷物を絞って4層にチャレンジしてみよう}
カプセルホテルの 1F のレストランで、てりやき丼を食べて、妻に[ハルバード(๑´ڡ`๑)オイシイ]とラインして、風呂入って、鍋とか食器洗って、[富士ダンジョン 4層]とか検索して、寝て、起きて、シャワー浴びて、朝食食べて、今、カプセルホテルのロッカーの前。
今日の4層チャレンジに持っていく荷物を整理していて、ふと思った。
{これは売ろう}
何か作るのに使えるかもと思って、ずっとロッカーに置いておいた、トレントがドロップした木材(折れている)だが、今日まで使うことはなく、おそらく明日、帰るまでに使うこともないだろう。
バスに持ち込んで家に持って帰るほどのものではない。
確か、折れていても買い取ってくれると言っていた。
{うん、売ろう}
私は折れた木材を買い取ってもらい、コンビニで水とか諸々買ってダンジョンに入った。
[14日目 富士ダンジョン 水晶玉の間]
名前:金田 隆司
頭:額当て(軽量)
体:リメイクしたローブ
腕:アームガード(軽量 )
脚:レッグガード(軽量)
首:勾玉 、グレーウルフの牙の首巻き
手:ダークブルの革の手袋
階位:4
体力:38
魔力: 7
分配:0
攻撃:12
防御:12+7
知力:15+2
敏捷:15
技巧:16+1
ケア メタル アース
2層の奥の宝箱にも寄らないで、真っすぐに4層を目指す。
………
つもりだったが、4層に降りる階段に向かう途中で倒した鬼鹿が[剥製]をドロップしたので、迷った末に一度売りに戻ることにした。
出鼻をくじかれたが、再入ダンして 4層まで降りてきた。
ここまでに倒したモンスターとドロップ品は割愛する。
4層に降りると目の前に川が流れている。
私は左(川下の方)に向かって歩きだす。
さすが川べりだ。
カッパが現れた。
私が身構えると、カッパが話しかけてきた。
「相撲とるべか」
{相撲… カッパと相撲… 絶対に勝ち目がない}
「いや、相撲はとらない!」私は返事をした。
「そうだべか」と言うとカッパは川に入り、潜って消えていった。
{ぬぅぅ゙… 会話するモンスターがいるのか… 今までモンスターを見つけたら、何か投げたり撃ったり、とにかく先制攻撃をしてきたが、まずは話しかけてみるべきなんだろうか… これは難問を突きつけられたなぁ…}
ゴブリンが 3匹いる。
普通のゴブリンと、ちょっと大きめのゴブリンと、メイジのようだ。
{どうしよう… ゴブリンとは絶対にわかりあえないとかよくきくが、どうなんだろう? 話しかけてみようか…}
「あのぉ、おはようございま…」
ボッ!!!
メイジにファイヤーボールを撃たれた。
そりゃそうか ^_^;




