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世界の謳  作者: 蒼猫
20/23

ロジからの依頼-(ゲイム編)-



実を食べたゲイムが倒れ気がつくとそこにはラオ達がおらず真っ白で何も無い空間が広がっていた


ゲイム「………これが試練か。」


ゲイムは至って冷静で焦ることなく座り込み意識を集中させ瞑想を始めた


何も無い空間の中ではどのくらいの時間が進んだかも分からずただ何も無い空間と無音の世界が続き


目的も分からないこの空間に疑念を感じた時強い光と共にそこには故郷の2人が過ごした村が現れ


ゲイム「なんて悪趣味な、、、」


そこは忌々しい記憶であり、目を背けたくなる光景で


ゲイム「よりにもよってあの時の記憶か。」


ゲイムを無視し光景はどんどん進み突如現れた大量の蛮族のアマジャ族とゴーレムに村が襲われていき


こそには幼かったリリルとゲイムもいて必死に戦っていて


ゲイム「やめろ………やめてくれ………やめろぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!!!!!」


どんどん殺されていく力を持たない村人達、家屋は壊され女は攫われたりその場で辱めを受け命を絶たれる光景にゲイムは耐えきれず叫び


次の瞬間胸元が強く光り輝きソウルクリスタルが現れ


ゲイム「……エ…リス……」


虚ろな目をしたゲイムの目の前には怒りの表情をした妖精が現れゲイムを見つめていた



ゲイム「ふっ……そうだなエリス、、これは過去だどんなに足掻いても覆る事の無い過去だ、そしてお前とであった過去だ。」



ゲイムの目に光が戻るど強い意志となり次の瞬間村は消え残ったのはこちらを見つめる50人程のアマジャ族と50体のゴーレムのみになり


ゲイム「こいつらを打ち破れ、、、そういう事か。エリス、力を貸してくれ」


ゲイムは魔導書を開くと力強くエリスに言いエリスも応えるように輝きクルっと回り


ゲイム「行くぞ、、、蛮族共、、、、。」


ゲイムは冷静でかつ怒りの目をし睨みつけ心に灯る強い意志を抱きアマジャ族に向かって行った


アマジャ族との戦いは魔力切れが起きても倒れる事無く続きボロボロになりその度に村人を殺す場面を見せられ一生にも思えるような時間の感覚を味わいながら戦い続けた


槍が飛び交い矢が降り注ぎ避ける先には魔法が、撃ち込まれ


ザシュッ………ドゴンッ!!…………ブオッ………ガガガガガッ


容赦の無いアマジャ族とゴーレムの攻撃に足を引きづり腕には矢が刺さり血を流しボロボロになりながらも戦い続け等々ゴーレムを全て倒し一際大きいアマジャ族のみとなり



ゲイム「あとはお前だけだっ、、、」


アマジャ族(愚かな人間よ、、お前はあのゴミ共と共に我らが神の贄となるのだあの小さき力ない者と共に)


そう言いアマジャ族が指差す先には両腕を潰され喉を裂かれ今にも息絶えてしまいそうなリリルが現れ



……………プッツン……………


ゲイム「キサマ………………リリルを!!!!!!!!!!!…」


リリルを見た瞬間強いマナが、ゲイムを包み込みその瞬間エリスが強く輝き大きくさらに数倍にも強くなった力で現れ



ゲイム「、、エリス、、違う、、セフィラム!!!!」


ゲイムが、妖精と共鳴すると新た名前を叫びセフィラムは応えるように強く輝くと瞬く間にリリルを癒しゲイムまで全快してみせゲイムの頬にキスをすると淡く輝きエリスの姿に戻った


ゲイム「これが、、、新しい力、、、エリスありがとうセフィラム、ありがとう。オマエを倒しこの試練、終わりにしてやる。」


ゲイムは魔力も回復した事で一気にアマジャ族に攻撃し等々打ち破った


動かず物と、なったアマジャ族の亡骸を見つめる姿は今までのゲイムよりさらに成長したものとなり


ゲイムの目の前に緑輝くクリスタルが現れると心臓に溶け込むように吸収されて行った


そして世界は崩れラオ達の待つ世界に戻って行った。






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