99話 ルッツ王子
99話 ルッツ王子
私は名前はルッツ、この国ギルダ帝国の皇帝の息子だ皇帝は3人妻がおり俺は長男だ、俺の下に弟が2人、妹が3人いる…
父上からは早く婚約者を決めろと指示されている、この学校に入った理由は婚約者を決めるためもあるのだ……
候補として公爵家のソール家のシャナとラース家のエリカの2人が上がっていた…
実際に学校で会って気に入った子を婚約者にしても良いと父上から言われている…
だが入学式に綺麗女性に出逢う!クラエス家のルナ・クラエスだった、彼女は見た目がヤバイ、正直いろんな女性を見てきたがあれほどの女性は初めて見た、私はプラリア王国のリリアナ姫が一番の美人だと思っていたが、それは間違っていたらしい…
クラエス家なのはちょっと問題だが、クラエス家は王家とほぼ互角の関係だ、それもカリム・クラエスの戦場の功績があるせいだ、前回のプラリア王国の戦争でプラリア王国の王の首を持って来て、今から2年前のカフ王国の戦争では圧倒的に数で負けているのに、それをひっくり返して勝ってしまったのだ…
お陰で王家のパワーバランスが崩れてしまった…
(逆にこの状態を利用してルナ嬢と婚約するのも悪く無いかもしれない、クラエス家と差を埋めれる可能性があるからだ、まあ、その辺は話して見てからだな…)
この学園生活には護衛として私の幼馴染のセクターがついて来てくれた…
セクターは私が幼い時から遊び役として幼い頃からずっと一緒だった、お互いに剣の訓練や勉強をして来た中だ私がこの世界で一番信用している男だ…
私達は自己紹介をする、正直ほとんどの生徒を知っているがクラエス家は初めてなので私は楽しみにしていた、ルナとアリスの自己紹介の番になり
「私の名前はルナ・クラエスです、魔法や剣などは苦手です、勉強は得意です、よろしくお願いします…」
ルナ・クラエスが頭を下げる、周りの生徒がザワザワ騒ぐ…
(へえ、クラエス家なのに魔法や剣が苦手なのか、しかし綺麗だな…欲しいな…)
そんな事を考えていると妹のアリスが自己紹介する…
「私の名前はアリス・クラエス、魔法は得意ですよろしく…」
殺気や魔力を撒き散らす、正直キツイ…
(な、なんなんだあの女!くっ、文句を言いたいが座っているだけでもキツイ…)
他の生徒達も文句をぶつぶつ言っていた、そうしているうちに私の番になり…
「私がルッツだ、この国の第1王位継承権を持つ人間であり将来君達の王になる男だ!意味はわかるな、よろしく頼む!」
そう言って生徒達の拍手され満足して、私は席に戻る…
その日の夜にセクターに怒られる、あの自己紹介は無いと言われた、ルナや他の婚約者候補に完全に引かれていたと言われたのだ…
「な、そんなはずは…カッコ良かっただろう?」
「単なる馬鹿みたいでしたよ、正直将来自分の上司がこれかと思った…俺がそう思うだから他の婚約者候補は皆そう思っていると思います…」
私はショックを受け母上達に聞くが皆それは無いと言われた、そして剣の授業があり事件が起きる…
ルナ・クラエスが剣の授業で踊ってセクターを翻弄して、いやアレは遊んでいたな、正直ルナ嬢には勝てる気がしなかった…
セクターの攻撃を全てカウンターで急所を寸止めしながら踊っているのだ……
(美しい……もし女神がいるとしたら、まさにこの姿だろう!)
私は完全に惚れてしまった、この女が欲しいと思ってしまった…常に側に置いておき可愛がる!軽く嫌がらせをして軽く泣かせるのも良いかもしれない、でも嫌われるか?そんな事考えていたら、この素晴らしい踊りもセクターが力尽きた段階で終わる、セクターは涙目になりながら、息も絶え絶えになり、動けなくなる、するとルナ嬢は焦りながら…
「あー、たまたまですよ?踊っていたらたまたま剣を躱したりだけだし…は、ハハハ、ダメだよね?」
私はその姿を見てますます可愛いく思いさらに彼女が欲しくなった…
私はセクターに頼みルナ嬢を呼んでもらった、少し話がしたいし試して見たかった、私は建物の陰に隠れて気配を消す、セクターとルナ嬢が通りかかった瞬間剣を振り下ろす…
ルナ嬢は咄嗟に腰に挿してあるショートソードを抜き受け流して私の首すじに剣をむける…
[ガキィ!ヒュッ!]
(ハッ!やはり凄いな!正確に返して来たセクターが勝てぬわけだ!)
「ほう、やはりか?何故自分の実力を隠す!その実力があれは私の警護役などを任せても良いものを…」
私はルナ嬢に質問する、ルナ嬢は焦って剣を首から離して剣を鞘に納めて膝をついて謝る…
「申し訳ありません!まさか不意の攻撃だったものでつい反撃を…」
「ふん、構わん!咄嗟の動きにしてはやはりなかなかの動きではあった、で、答えは?」
「は、はい、私は人殺しにむいてはおりません、私は13歳の頃に戦場を経験しております、今でも悪夢を見ますし、自分が殺した人の顔が頭から離れません…なので…」
(13歳で戦場に…私でもまだ戦場の経験はないのに勝てないわけだ、それにしても悲しげなその顔もいいな、ちょっと興奮するな、ますます欲しくなった……)
「なろほど、その為にあんな嘘をセクターは我が配下の中でも1、2を争う剣士だ、それをあんなに見事に弄ぶのだ、それなのに本人は剣が苦手と言う、俺は戸惑ってしまったぞ、納得した!すまなかったな、帰っていいぞ…」
そう言って私はカッコつけてセクター共に帰っていく…帰る途中でセクターに頭を叩かれる!
「な、何をする!」
「この馬鹿!お前は好きな女の子に嫌がらせをするガキか!アレじゃあルナ嬢は絶対にお前のことを好きにはならないぞ!」
「な、なんだと?マジか?」
私はまた何かやらかしたらしい、私は凹みながら帰る…
次はアリス編です




