表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/119

65話 アリス

65話 アリス


私達は商業都市フーラを攻撃していた……私のスケルトン兵達をルカが、勇者対策としてレナ、ユエルと私の3人が保険として待機していた……


私はルカと念話で会話をしながら、攻撃状況を高台から眺める……


《レナ様が、動かれました……今敵の城壁に防衛の穴が空きました……コレは…ちょっと気持ち悪いですね……ゴキブリの群れを使って攻撃しています……》


《へっ、ゴキブリ…確かに気持ち悪いね…どれどれ確認してみようかな?》


私は魔法で空中に転移する……そして城壁の方を見る……正直見るんじゃなかった……人がゴキブリに喰われて服や鎧を残して骨になっていた……


(うわ、レナの能力…虫を作って操る能力だけど……コレは極悪な能力だな……もし、私が魂を縛っていなかったら…寝首を取られていたかもね……)


《アリス様…勇者を発見しました……南門に1人、住民を逃がそうと戦っている女がいます……レナ様の近くに1人、魔法を使う男の様です……おっ、アリス様の方にも向かっている一行がいます……恐らくその集団の先頭にいて暴れている男が勇者だと思われます……》


《そう、ありがとう…ユエルに念話するわ…南門付近にユエルを派遣するわ……》


私はユエルに連絡する……


《ユエル、勇者が居たわ…ルカの説明だと南門の周辺の住民達を逃がすためにスケルトン兵達と戦ってるみたい……無理をしなくてもいいから勇者を抑えて置いてくれるかな?》


私が説明すると、ユエルが嬉しそうに…


《はい!お任せ下さい!必ず抑えます……あの、人形を増やしたいのですが、構わないでしょうか?》


ユエルがそんな事を聞いてきたので前から考えていた事を提案する…


《人形を?別に構わないよ…ユエルがやりたい様にやりなさい……そうだ!人形を増やして国民の統治をそいつらに任せてユエルも私の家に住めば良いのよ…そうすればユエルもお姉ちゃんにたっぷり甘えられるわ……ユエル有能そうな人がいたら片っ端から人形にしなさい……》


《は、はい!ありがとうございます……》


ユエルは嬉しそうに念話を切る……


あの子はなかなか可愛い子だ……素直というか…私に対して親愛の情を持っている…だから尚更いろいろしてあげたくなるのだ……


(そういえば勇者が近づいて来ていたな…暇つぶしに狩るか……)


私はルカから報告があった場所に向かう……勇者と仲間の騎士が合計7名でスケルトン兵を倒しながら進んで来ていた……私は勇者達の前に空から降下して勇者達に微笑みながら…


「貴方が勇者かな?あんまりスケルトン兵を倒さないでよ…私の可愛い兵士なんだから……」


「へぇ、やっぱり女か……さっきの演説が女の声だったから気になっていたからさ……なあ魔王?降参しろ…降参したら俺が可愛がってやるよ、俺は女は殺さない主義なんだ……」


私は仮面を取り素顔を見せる……そして魔力を解放する……


「あまり舐めないでほしいな……そもそも勇者に降参する必要が無い気がするんだけど…貴方達で私に勝てるかな?」


勇者が剣を抜く……


「ぐぅ、おいおいなんて魔力だ……ヤベェな…おい!お前らいくぞ!!」


勇者が仲間に号令をかけるが勇者の仲間達は勇者を置いて逃げ出す……


「やってらんねぇーー!!」


「か、勝てるわけがねぇ!逃げろ!」


勇者は仲間の背中を見ながら……


「げっ!嘘だろ!逃げてどうするんだよ!おい!」


私は笑いながら……


「ハハハ!仕方ないよ…自分の命を賭けるなんて余程の覚悟が必要だからね…安心して彼らも後から殺してあげる……あ、でも貴方私を可愛がってくれるんだっけ…逆に私が可愛がってあげる…」


私は刀を抜く……刀に魔力を通して障壁を貼り勇者が逃げれない様にする……


「ハハハ…マジで死ぬな……糞……」


勇者が剣から真空の刃を出して私を襲う…私は未来予知で攻撃が来る事がわかったいたので簡単に躱す……


[シュッ!シュッ!]


「ほっ!よっ!酷いな攻撃するなら攻撃するで先に言って欲しかったな……いきなりだもんビックリしたよ……」


「そりゃあすまないな……しかし、勝てる気がしないな……コレもダメか…」


[シュッ!]


勇者がそう言いながら真空の刃を私の後ろから放つ…私は後ろに目があるみたいにギリギリで躱して微笑む……


「糞!これならどうだ!オラ!」


勇者はヤケクソになりながら剣で斬りつけてくるが私は簡単に躱す……


「ホラホラ、頑張らないと死んじゃうよ!勇者様!よっと!」


アリス様は勇者の攻撃を躱しながら勇者の右腕を斬り落とす……


[ザン!]


「ぐあぁぁぁぁーー!!」


勇者は右腕の斬り落とされた場所を抑えて地面を転がってのたうちまわる……


「もう、辞めてくれ…降参だ…お願いします…」


勇者が私に命乞いをする……私はさっきまで私を可愛がると言っていた男が命乞いをする様を見て気分が良くなる……


「ふふっ、アレフ人は直ぐに辞めてくれとかお願いしますとか言うけど、キリヤ人が同じセリフを言った時に止めたかしら?止めなかったよね?だったらもっといい声で鳴いて欲しいな!ホラホラ逃げてもいいんだよ!」


「ヒィ!た、助けて、誰か!助けて下さい!」


勇者は私から距離を取ろうとするが私は転移で移動して後ろから蹴りを入れて弄ぶ……


勇者は転けたり、しながら一生懸命に逃げようとする……ちょっと遊んでいたらユエルが女の人と一緒に私の方を見ていたので…


(あ、マズイ……少し抑えるか……取り敢えずこの男はレナにあげるか……レナなら相当嬲って殺すだろうから任せるか……)


私はそう思い勇者の腕を斬り落として回復魔法で血止めをして抵抗できない様にして、転移魔法で私の国の牢屋に閉じ込める……



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ