60話 レナ
60話 レナ
私の名前はレナ、15歳のキリヤ人とアレフ人のハーフだ……
母は私が12歳の頃に村の男達に玩具にされ嬲り殺された……私はそんな母を見ている事しか出来なかった……
母が死んだら今度は私が村の男達の玩具になった……この村は人口が80人ぐらいの小さな村だ…キリヤ人も元々少なかった……
私は毎日犯されて拷問を受けた……恐らくこの中に私の父がいるんだろうが……アレフ人はケダモノだ……自分の娘かもしれない子供を嬉々として犯すのだ……最低な種族だ……
14歳の頃に犯されてボロボロになり疲れ果てて寝ていたら、急に眩しい光が私を襲い気がつくと私の前に剣が現れた…その剣を握ると自分が勇者だとわかった……魔王を倒す義務があるとわかった…だが、私はまず復讐をする事にした……
村の男達は私が剣を持って現れたので馬鹿にして襲ってきたのだが返り討ちにして、勇者になった事を教えた……村の男達は私が勇者になった事を
恐怖して襲って来たが私は男達を嬲り殺しにし
た……
私のことを馬鹿にしていたり、食事をわざとくれ
なかったり、食事を残飯や腐った物をくれた女も
殺してやった……
私の勇者シリーズは未来予知の能力を持っていた
ので村人を嬲り殺しにするには簡単だった……
80人いた村人は30人ぐらいまで減った……彼らは
今までの態度が嘘のように手のひら返しをして私
に媚びを売る……
(所詮コイツらはケダモノだ……いつ襲ってくるか
わからない……でも私は外の世界を知らないこの
村しか知らないのだ……取り敢えず何かあるまで
ここに居るべきだろうと思い村に居座った…)
何もする事が無く無気力に生活をしていたら、あ
る日、私の剣の勇者シリーズが警告をしてき
た……
今から1週間後に魔王が現れると……このままだ
と私は殺されてしまうと……私は決めた……
私は復讐も果たしたし、もう生きるのも辛い……
こんな傷だらけで汚されまくった体で生きるも辛
い……そもそも男とはもう関わりたく無いが……
こんな醜い傷だらけの女と結婚する人もいないだ
ろう…女としての幸せを手にする事も出来ない体
にされた……
そもそも私の体は全身犯されている……綺麗なと
こなんて無い…最後は魔王に殺されるのもありか
と思い、警告を無視して村で魔王が来るのを待っ
た……
勇者シリーズの剣が警告する…魔王が来たと……
私は村の外に出て対応する……
魔王は私と変わらない年齢に見えた…私はひざま
づき魔王に苦痛のない死をお願いする……
魔王様、いやアリス様は私を哀れんで、違うな…
手駒が欲しくて私を魔王に変えて、私に生きる目
的をくれた……ルナ様だ……
ルナ様は…最初は何も知らない幸せな女の子だと
馬鹿にしていたが…違った…この人は私達とは価
値観が違う……それを思い知ったのは魔王になり
能力を使いこなせる様になってからだ……
ルナ様の体液は凄く美味しい…無気力の私でもハ
マるほどだ……私の魔王になって手に入れた能力
は好きな虫を想像して具現化できる能力だ……な
ので、少しでもルナ様の考えている事を知って上
手く立ち回れるようにルナ様の思考を読む極小の
虫を作り、ルナ様に寄生させた……
ルナ様は、前世の記憶がある……しかも子供がい
てその子が成人するまで育てた人だった……なの
で私を子供扱いするのだ……正直、嬉しいしどう
すればいいのかわからない…さらにビックリした
のはルナ様は私に対して差別的な事を考えてない
という事だ……
私は散々汚された体だ……普通の人なら私を汚物
を見る目で見たりするのに…ルナ様は普通に私に
接して触れてくる……この世界ではあり得ない事
だ……もし結婚前に犯されたりすると教会に入っ
て外の世界と隔離し2度と外と関わらないとかが
常識だ……
ルナ様は前世の記憶があるルナ様の前世では私の
様な仕事をしている人にあまり差別がない……
ルナ様は私の事を全て知っているのに普通に接し
てしかも子供みたいに甘えてきても良いと思って
いる……私は最初ルナ様に母の面影を重ねていた
が……最近は違う……私はルナ様に恋をしている
のだ……
最近はルナ様に虫を寄生させている事を暴露して
本音で話せる様になった……ルナ様もどうせ虫で
思考を読まれるならと、素の自分を私に対して出
してくれる様になった……
正直コレは嬉しい……まるで恋人とか家族の感じ
がして嬉しかった……そして、ルナ様から刀を貰
った…この刀はルナ様が自分で作って家族や大事
な人に渡す……その中に私も入っていたのだ……
正直涙が出そうなくらい嬉しかった……
私は性格が歪んでいる…そうアリス様によく言わ
れる……自覚はある……だがアレフ人に対しての
憎しみは簡単に晴れる様な恨みじゃないのだ……
私はアレフ人を沢山殺したい……彼らの悲鳴や泣
き声を聴くと心が落ち着く…母と私を玩具にして
弄んだ報いは受けて貰う…私はこのアレフ人至上
主義の世界に壊してアレフ人を徹底的に嬲り虐殺
してやる……
私は魔王だ……虫使いの魔王なのだ…どうせなら
行き着くまで突き進んで行くのも悪くないのでは
ないかと……思っているが…ルナ様にはこの姿
を…人を虐殺している姿は見られたくないと思っ
てしまう私もいるのだ……
もしかして嫌われるかもしれない……そう思うと
怖いのだ……
ある日、アリス様から商業都市フーラの偵察をお
願いされた……私は虫を大量に商業都市に巻いて
情報を集める……
ついにアリス様はプラリア王国と戦争をするつも
りらしい……




