20話 アリス
20話 アリス
私はルナお姉ちゃんの元に向かいながら考える
(亜空間魔法便利だな、魔法を覚えてまだ一週間しな経っていないのに。お姉ちゃんの体液を貪るだけでいろんな魔法を覚えちゃった)
魔王の能力なのか勝手に頭の中にいろんな魔法の知識が入ってくるのだ
もはや魔法で言えばお姉ちゃんよりも強くなっているのだ
しかも魂を食べれば食べるだけ魔力が増えていく、普通ならこれで満足して好きに暴れようとするのだろうが、私には前世の記憶がある。数は暴力だ!私は魔王になってしまい、やろうとしている事は1人で世界を敵に回す行為だ、世界を敵に回すには力が足りなさすぎる
(何年もかかっても良い力を蓄えて、ルナお姉ちゃんと幸せにならないと)
私はルナお姉ちゃんの所にむかう途中でコニーに会う、彼女は私に対してお辞儀をする
(うーん?そういえばこれからお姉ちゃんにいろいろするにあたって、コニーが邪魔だな?彼女をこちら側に引き込めれば楽なんだけど、適当な魂を入れるのもありだけど、ルナお姉ちゃんにバレるとお姉ちゃん泣くだろうな、脅して無理矢理従わせるか)
私はこれからのプランを考えて行動を起こす
「ねぇ、コニー話があるんだけど、ここでは話しにくいから私の部屋でどう?」
「はい、わかりました。この荷物を置いたら直ぐに向かいます」
彼女は両手に持っていた荷物を目的地に持っていく、それを見届けて私は自分の部屋にむかう。部屋でしばらく待っているとコニーがノックをしながら入ってきた
「失礼します、お話しとはなんでしょう?」
私はコニーが扉を閉めた瞬間に私の影からスケルトンを5体出してコニーを拘束する
「な、コレはモンスター?アリス様お逃げください!く、離せ!動けない!何をしているのですか、早く逃げて!」
コニーは私を心配して逃がそうとしてくれているみたいだ、正直ビックリした
(最初出会った時に私を殺そうとした人間が私の心配をするなんて)
最初ビックリしたが私が逃げる様子がなく、冷静にしていたのを見てコニーは不審がる
「あ、アリス様?な、なんで逃げないのですか!まさかルナ様の…」
コニーは急にお姉ちゃんの名を出した、その時に私はある事に気がついた
(そうだ!そうだよ!コニーがお姉ちゃんがユニオンの果実である事に気がつかない訳がない!この女はお姉ちゃんを育ててきたのだ、母親なら気がつくはずだ…)
「やっぱりコニーはルナお姉ちゃんがユニオンの果実だと気がついていたのね!貴方の想像通りよ私はお姉ちゃんを味見してね、魔王になったの?それでこれからいろいろしようと思うだけど貴方に邪魔されると困るからこうしてる訳」
「そうですか、ルナ様がユニオンの果実だと気がつきましたか。アリス様、私はどうなっても構いませんお願いです、ルナ様を切り刻んだり、弄んだり、暴力を振るわないであげて下さい、あの子は一見芯の強い子に見えますが内心は傷つきやすい子なんです、お願いします」
コニーはスケルトンに拘束されながら私に頭を下げる
(凄いね、この状態で子供の心配か…エリス母さんを思い出すね、母さん…)
私は悲しくなった、お姉ちゃんに甘えたくなって来た
「安心しなさい、私もお姉ちゃんが傷つく事はしないつもりよ、ただ貴方にはいろいろと協力してもらうわ逆らうなら貴方もカリムと同じ運命になるわ」
「か、カリム様ですか?まさか最近カリム様が真面目に仕事をする様になったのはアリス様が何かしたのですか?」
「ふふっ、そうよ、今のカリムはカリムじゃないの、カリムの体は本物だけど魂は違う人よ!隣国のプラリア王国の300年前の騎士団長様よ、本物のカリムの魂は私が食べちゃった」
「た、食べたんですか?逆らうなら私も…」
「協力しないならよ、貴方をどうこうするとなると、ルナお姉ちゃんは不審がるがるし、何よりお姉ちゃんが傷つくからね、でも貴方次第よどうする?ここで消えるか、それとも私に協力するか!選びなさい」
コニーは少し考えて
「私が協力すれば今まで通りにルナ様に接して良いのなら、協力します」
「そう、じゃあよろしくね!基本は私の指示には従ってもらうわ、あんまり酷い命令はしないから安心しなさい」
「はい、わかりました」
コニーは私に臣下の礼をとる、コニーはその後部屋から出て行く
(子供の為に自分を捨てようとする、いつか私にも子供が出来れば同じ事をするんだろうか?)
そんな事を考えてしまった
その日夜はルナお姉ちゃんに甘えた、睡眠薬入りのホットミルクをコニーに用意してもらい、お姉ちゃんはぐっすりだ
私はお姉ちゃんとのキスをして舌を絡めて体液を味わう、お姉ちゃんの上に乗っかりながら亜空間から今日の締めの採りたての魂を頂く
私は約30人分の魂を食べる、凄い快楽が全身を襲う!魂が体のいろんなところを駆け巡る、それがまた気持ちいいのだ
「あぁ、いい!はぁ、はぁ、本当に最高だ!ゾクゾクするよ、お姉ちゃんにも食べさせてあげたいけど、はぁ、はぁ、あ、また来る」
私はあまりの快楽で気を失った




