………おかしいな。確か私が話していたのは女吸血鬼の筈だがやって来たのはイケメン風似非紳士……誰か説明してくれよ!
昼飯も食わずに書いていたら書きあがってしまったので投稿します。
声が聞こえなくなってから他のメンツから説明を求められた。
「つまりどういう事なの?」
「つまり吸血鬼のお嬢さんがドレスアップしてこちらに遊びに来ますという事だろうな。こちらとしては勘弁被りたいのだがな。」
「それは面倒そうだのー。」「そうね。何で来るかもはっきりしないしね。」
うんうんと、三人で頷き合う。
「ていうか吸血鬼ってどんな連中なのかしら?」
と当然の疑問を口にする。
それに骨さんが
「基本的には排他的な種族だの。プライドが高くて自分と同じ種族、しかもその中でも格付けあって同格以上でなければ認めないような連中の筈じゃが、あれはどうも違うようだの。こちらの事を見下したような態度は見られなんだからのぉ。」
「そうだな。何かこちらに思う事が有ったように見え…てはいないからそう感じられたと言うべきかな。」
「そうかな?あんな子供みたいな声の歳にしてはどうかと思うような態度なきもするけど…。」
(ラノベみたいなものがあまり普及してそうに無いからな。ロリババア見たいな概念が無いのだろう。)
そう思っていると
「カイム殿、吸血鬼という種族はある程度まで成長するとそのまま一生生き続ける長命なアンデッドの一種でしてな、あれほどの魔法を軽々しく使う所を見るにかなりの時を生きた物と思われるぞ。故に、声だけで判断するの早計でしょうなぁ。」
と、吸血鬼について補足してくれた。
「そうなの?何とも便利な種族ね。」
というのに今度私が補足を加える
「そうでもない。その強さゆえに様々な制約を背負う事になる。真水がダメとか、流れる水を渡る事が出来ないとか、太陽光にめっぽう弱いとかな。」
「そうんなんだ。それもそうか、なんにも制約がないんじゃ釣り合わないわよね普通の種族と比べた時。」
「その通りだな。だからこそ何の理由でこちらに近付いてくるのか解らないのが不気味なんだ。しかもだ、もうすぐ夜が明けるその中でああ判断したってことは、それに対して何かしらの対抗手段を持つという事。そしてここには水の類みたいな弱点になりそうな物が存在しない。」
ここまで言うと灰夢もそれを理解した様だ。
「つまり、対抗手段が無いってこと?」「そのとおりだ。」
「厄介事以外の何でもなかろうな、それは。」「正しく…な。」
「ですが新に恐れるべきは彼女ではないんですよ、リビングアーマー。」
そこまで話すとその声が私たちの会話に急に割り込んできた
全員が臨戦態勢を取る。が、姿も魔力も感じられない。
(またこのての類か、今度は魔力まで絶っているとは随分と手の込んだ真似を…。)
と、内心毒づきながら周囲の警戒を続ける。
「おお、怖い怖い。自分はただ交渉に来ただけですよ。」
そお何処からともなく聞こえる声に警戒しながら
「交渉?私達とか。」という返答に 「他に誰がいますか?」と、小馬鹿にした声が帰って来た。
「顔も見せない卑怯者にとやかく言われる筋合いはないわね。」
と、ハイムが口撃で返す。
「フンッま、いいでしょう。交渉というのは一緒にこれから来る彼女を討ちませんか、とい事なんですが如何です。其方にとっても悪くわないと思いますが」(笑)
(チッ一々ウザいやつだな。まあ、それも話術の一つなんだろうなんだろう先ほど話した彼女のように…。)
「ほう、こちらの強さを認めてかの?」
「そうとってもらっても構いませんよ。で、返答はどうなんですか?はい、それともいいえ。」
それに対して
「この返答は私が決めても良いか?」「いいわ。」「よいぞ。」
「……せめて、もう少し考えてくれないか。」と、一切考える時間を取らずに返答する二人に悪態をつく。
「クロ。」と真摯な声で呼びかけられるたので「なんだ?」と、憮然とした声で答える。
「無い物を使おうとすほど無意味な事は無いのよ。」と言ってきた。その横で骨も頷いている。
「お前ら、それでいいのか?」「問題なわよね。」「そうじゃお主がおるではないか。」
(ダメだこいつら如何し様もない。)と、内心頭を抱えつつ回答する。
「それじゃその交渉に関して返答をするがいいか。」
「ああ、やっと茶番が終わりましたか。良いですよ私の方も時間は有りますから。」
「それじゃ言うぞ。断る。」
「ええそうでしょう。私の為に戦きたいd…エッ、今なんて?」
何をこいつは言っているんだろうっていう困惑した声が聞こえた。それに続けて答える。
「だから貴様とは交渉なんぞしないと言っているんだ。」
「へーいいんですか?あなたの仲間が隷属の魔法で奴隷同然扱いを受けるかもしないんですよ。あなただってそんなん光景見たくはないでしょう?」
「確かにそんな光景見たくない。」「ならばわt「だがな!」」
「それがお前と組まなければならないという選択肢にはつながらない。理由は貴様が明らかに胡散臭い事、それと先ほどまで話していた吸血鬼のお嬢さんには悪意を感じなかった事。」
「そんな物はあなたの感覚でしかないでしょう。」
「逆に問うが自分の感覚すら信じれなくて交渉なんかできるのか?姿も見せないうえ高圧的な態度の奴がまともに交渉する奴に見えるか?そんな奴がいたら目が節穴以外の何物でもない、だろう?」
そう捲し立てると
「ハッ、こっちが下手に出てれば調子に乗りやがって。そうだよまともに交渉する気なんざ最初からある訳ねーだろ!ゾンビの雌にボーンソルジャー、おまけにちょっと力の強いリビングアーマーのヘッドレス種のトリオなんかに何で頭を下げなきゃならねーンだよ!!」
と、あっと言う間に化けの皮が剥がれた。
「何か猫かぶってる様に見えたから皮を剥いだら中身はドブネズミだったか。」
「ああ!なんだと、下級アンデッド風情が俺に向かってドブネズミだーあ!!テメ―だけはただじゃころさねーぞ。」
(やれやれ、癇癪持ちのガキかよこいつは。呷り耐性低すぎだろ。)
「あっそ、別に良いんだけど……サッサッと出てきたらどうだ。それともなんだ怯えて外にも出てこれないか?」さらに呷る。
「いいぜ、せいぜい怯えるといい。」そういうと同時にバサッという音ともに一人の青年が姿を表す。
その瞬間、思考加速を発動してつぶさに観察する。
姿は捻くれ者の西洋風イケメンといったかんじだ。
紅い燃える様な髪に碧眼、肌は病的とまではいかないが白く衣服は少々使い古されてはいるがそれなりにいいモノ使っているように見える。たぶん今まで見えす感じれずの状況を生みだしたのはあのマントだろう。
魔力面は今まで見た中では一番上だ。奴の周りで渦を巻いているように見える。魔力自体を見る事が出来る、これがどういう事か少しわからないがそれだけ魔力の質自体がいいのだろう。
(まったくRPGタイムアタックをしている訳ではないのにどうしてこう続々と強敵が現れるのだ?いったい何のゲームだこれは。)と、また内心悪態をつきつつ思考加速解除する。
ちょうどそれが終わる時喋りはじめた様だがまだ遅くて途中何を言っているのか聴き取れなかった。
「~~~!!だから貴様たちは吸血鬼たる俺にかしずくべきなんだ解った?」
「わかるわけないでしょ!その紅い髪にに覆われた頭は飾りなの?」
「何だと貴様!たかがゾンビ風情が少し美人だからいい気になりやがって!!貴様を吸血鬼の嫁にしてやると言っているんだ。貴様はそれをありがたく享受すればいいのだ。」
「どうせそんな事したらあんたのいいなりになって一生を終えるんでしょ?そんなのまっぴらごめんよ!!」
どうも目の前の馬鹿吸血鬼は家の相方を口説いているようだ。どちらかというと脅しのように見えるが……どう見ても力をちらつかせての交渉だ。
そんなことを他人ごとの様に見ていると
「あたしにはクロがいるの!だから他の男なんていらない!!」
「そんな首なしどこが良いんだ!」「上っ面ばかりのお貴族様に解る訳ないでしょ!」
灰夢がそこまで言うと吸血鬼(♂)忌々しげな顔でこちらを見ながら
「貴様らの意見持も繋がりも関係ない!俺の為にせいぜい働いてもらうぞ!!」
紫色の禍々しい宝玉を懐から取り出すと
『我が前に跪け!!!』と何かしらの魔法が発動した。ようだ、たぶん。何か魔力の流れ変わったし、宝玉輝いてるし。
だが
私「?」灰夢「!?」骨「ぬおおおおおおおおおお!!」
(; )(;゜д゜) \\\(見せられないよ!)///(オーラ的な物全開)
「何にをやっているんだあれは?」「さ、さあ?」
「ふううううんんんんん!!」
そんな事を言い合っていると
骨が「こんな物,効かぬわあああああ!!!」
何かが終わった様だったので問いかける。
「さっきから何してるんだ?」 「なんと!お主らさっきの隷属魔法が利かぬのか!!」
「え?今のがさっきかわいそうなアンデッドに使っていた物だったの!?」
ビシッという音とも罅が入るとに宝玉が砕け散る。使捨てだったとのは不幸中の幸い…か
「ちっ、不良品を掴まされたか。まあいい、俺が直背叩き潰せばいいんだからな!」
「こいつ!来るぞ!!口調も頭も残念だがその分強い気を引き締めろ。」
口調こそほぼ変化が無いが
(何が隷属の魔法で仲間を奴隷にされるだ!!全く語るに落ちるにもほどが有るだろう!!!)
と、激しい怒りをその胸に抱えながら敵を見据える。
こうしてまた戦いが始まる。
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