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No.498.不壊な不埒

限界を超えて 眠りに 堕ちて行きそうでたまらない

だけども なぜ こんなに 目がさえてしまう

真実も現実も 認識出来ない 二つのまなこ


山吹色の木の根元には 乾燥しきった手の平

水気のない からからの 喉は潤おわない

内緒も 秘密も 耳の穴から もれている


接続のきれた 鎖振り回して

さびだらけの体 宙になげだす

止まりかけた 鼓動を 眺めて

はまりかけた 罠に まどろみ


なにもかも 露とかす

知りえる事もない絵画の 下書き探している


矢印も みつからず 見えない道を 探りたどる

時間軸のゆがみ続ける 狭間に取り残された

喜びも 悲しみも わからない


足先から頭のてっぺんまで ほろびつくす


胸の真ん中に 悔い込んだ 煤けた銀の杭

ちりばめられた 数多の宝石だけが やけにいとおしい

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