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便利すぎる農業スキルでスローライフを満喫します。  作者: AZ
第1章 『忘れられた村』編
12/16

10話 新たな試み

よければ、ブックマークと評価をお願いします。

今後とも、応援よろしくお願いします。

精進して執筆します。

「それでは、一列に並んで…種植え開始!」

「ホイホイホイ…」

「んしょ、んしょ」

「ていていていてい…」


 フォッグ、ウル、ティーガが種を植えていく。

 俺が教えたとおりに一定の間隔で穴をあけて種を入れて土をかぶすを繰り返していく。


「では、水くれ部隊。水やり開始」

「どんどん、あげますよ~」

「えい。えい」

「……」


 ナビ子さんを筆頭にラビィとキティが水やりをしていく。

 俺はそれを見届けると昨日植えた作物のところに行く。


「ライム、ヴェル。半分ずつ収獲してマジックバックにしまってくれ」

「やるっキュ」

「頑張ります」


 作物をどんどん収獲していく。きゅうりにトマト、大根に人参、ジャガイモとピーマンになす…数多くの野菜たちが収穫される。大根やニンジン、キャベツやレタスの様な1つの種から1つしかできない野菜は収穫したら半分は耕し直して新たに植えていく。


「どうして半分なんて中途半端に収獲するのですか?」

「半分にして、水を与えたらどうなるかを試してみようと思ってさ」


 普通なら新たには実がなるのだが…これは農業スキルを使って作った物。通常通りとは限らない。なので、普通なら一度収獲すれば実がなることはないキャベツやレタスは文字通り試しに残すことにしたのだ。

 なんでも試して結果を出さないとなんとなく納得できないのが俺の悪い癖だがしょうがないよな。


 午前中一杯をを使って畑仕事をする。人数もあって昨日の3倍は農地を広げることが出来た。

 家に戻る時には2/3はすでに実っていて、ヴェルたちはその光景を驚いていた。まあ、そりゃそうだよな。俺だって普通にそう思うし。そのうち、普通の肥料で試しに作ってみるのも良いかもしれない。それでも普通よりははるかに速くできるのだろうが…。



◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇



 昼食後は自由時間にしようと考えたのは、子供たちに心の栄養をと思ったからだ。

 働くだけが生きていく理由ではない。色んなことに興味を持ち、求める心にこそ健全な心が宿ると俺は思っている。生きるとは希望を持つことだ。だからこそ、仕事も遊びも一生懸命で良いのだ。


「午後はやりたいことがあるからみんなは平地で遊んでていいよ」

「でも…」

「そうだな~…あ、あったあった。これこれ」

「何々~?」

「玉だ」

「これは、サッカーボール…まあ、蹴って遊ぶ玉だな。ここでルールを教えてもなぁ。まあ、遊びたいように遊んでいいよ。後は…縄跳びに軟式テニスのラケットと玉を出すか…」


 外に出て使い方をレクチャーする。あとはナビ子さんとライムに任せて俺はステータスの確認から始めた。スライムを駆除したり今日の畑仕事で『レベルが上がった』のが分かったからだ。



◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇



 『ススム・アズミ』 23歳 セントヒューマン(聖人) 異世界からの訪問者 農業初心者

 LV:3

 HP:1333

 MP:1229

 EP:1203

 ちから:802

 たいりょく:889

 すばやさ:710

 ちのう:801

 こううん:19000


 肉体強化 極大幸運 超豊穣


 農業スキル(LV:15) アイテムボックス・無限 水魔法(LV.3) 



◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇



 お。肉体のレベルが上がってる。スライムを30体ほど駆除してレベル2つも上がるとか…凄くないか?それにスキルや魔法のレベルも上がった。魔法は肉体レベルと連動しているのか?それとも魔法を使ったことで上がったものなのか…?まあ、この検証もそのうちしていこう。

 それにしても、農業スキルがもうレベル15になっている。俺は使う能力以外は気にかけない性格なので、もしかしたら何かしらの能力が追加されているかもしれないな。



◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇



 農業スキル…農業に関する知識を持ち、『生産物』を作って糧を得ることが出来る。農地を広げることや生産物を作ることでスキルポイントを得る。スキルポイントで『商品』を購入してよりよい生活をしましょう。


 農業商店 スキルポイント:99498544


 農業用具

 肥料

 飼育用具

 食物の種

 植物の種

 動物の種

 飲み物の種

 調味料の種

 香辛料の種

 加工食品の種

 油の種

 武具の種

 薬品の種

 服飾の種

 書籍の種

 建物の種

 家具の種

 生活用具の種

 魔道具の種

 運動用具の種

 魔法の種

 精霊の種

 スキルの種

 鉱石の種

 ???の種


 整地(LV.3)

 農産加工

 畜産加工

 交配合(LV.4)


 売買



◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇


 交配合のレベルは上がったがこれといって能力の向上は見られなかった。それよりも、農業商店がまた点滅していた。



◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇



 農業商店からのお知らせ


 レベルが15に上がりましたので以降の種を購入できます。


 遊戯の種…10000ポイント

 工房の種…10000ポイント



◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◇◇



 遊戯の種はその言葉通り遊び道具の種だ。工房の種は仕事場や作業場の種だった。建物の種と分ける必要はあったのだろうか?まあ、2つとも購入したのだが…。後は全ての種の種類を確認しておくか。


「やっぱりレベルが上がると種の種類が増えているなぁ」


 項目の種ごとに最低でも10種類は増えている。普通に種類が増えているものもあればバリエーションが豊富になったものなどある。


「さて…と。確認も一通りしたし、新たに植える種と交配の研究をするかな」


 まず、種を植えていく。新しい種は家の前に作った専用の畑に蒔いていく。すでにある魔法やスキルの種のある場所にだ。そう言えば、この出来たものをどうするか…。特にスキルの種は取った瞬間に取得するからなー…。とりあえず必要だと思うもののみなので採ってしまっても良いんだけど、急ぐ必要も無いので残しておこう。


「さて…交配の方だけど、上手くいくかな?」


 今回俺が試そうと思っているのは交配して作った野菜同士でのさらなる交配だ。

 まずは『体力の小回復する人参』と『一時的にHPをアップさせる玉ねぎ』で交配させる。


「お。そう言う『仕様』か…」


 交配をしてみると、『体力を中回復させる人参or玉ねぎ』と『一時的にHPを倍にする人参or玉ねぎ』に『3日間の間HPを50アップさせる人参or玉ねぎ』が作れるようになった。

 なるほど、元々の効果が上がる物と新しい効果の物が作れるということか。これは交配の幅が広がるなぁ。その後は面白がって色々と交配しまくった。すると、交配合のレベルが5になった。そして…。


「ん?交配合の文字が点滅している?これってもしかして…」


 交配合をクリックしてみる。すると、3種類での交配合が可能になったという通知だった。ほう…これはまた色々と幅が広がるなぁ。でも、まあとりあえず楽しみは取っておくとしよう。


「とりあえず、さっき植えた『作物』を収穫しておくか…」


 玄関を出て収獲していく。まずは新たに増えた野菜や果物、肉に魚などの食べ物系を収穫してアイテムボックスにしまう。次に書籍の種で作ったこの世界の本と俺の世界の本を数冊ずつ。遊戯の種で作ったのは『トランプ』に『リバーシ』に『すごろく』などだ。後は服飾の種で下着類や寝間着にジャージなど収獲。家具の種で和室に合う『桐タンス』『ちゃぶ台』に『本棚』などを作る。生活用具の種では『座布団』や『クッション』に『物干し台』と『ハンガー』や『洗濯ばさみ』を作った。調味料の種も増えていて、『ラー油』や『ハーブソルト』に『柚子胡椒』などを作った。油の種では『ごま油』や『オリーブオイル』に『菜種油』などを作った。


「とりあえず、こんなもんかな」


 あらかた収穫を済ませて俺は顔を上げるとみんながこちらに歩いて帰ってきているところだった。

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