↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

変な女水滸伝

止められるはずだった――転生して孫二娘になるまで――

作者:Cima4910
最終エピソード掲載日:2026/07/16
大学で心理学を教える私は、男子学生に妙に人気のある助教だった。

理由はたぶん講義内容ではない。
妖艶なお姐さん助教だの、あの先生の授業だけ出席率がおかしいだの、好き勝手に言われていたけれど、こちらは一応、人間の行動と心理を研究する専門家である。

人は環境に影響される。
与えられた役割に適応し、ときには自分でも気づかないまま、その場所にふさわしい人間へ変わっていく。

そんな話を学生たちに教えていた私が、ある日、目を覚ますと――見知らぬ暗い部屋で、小さな女の子になっていた。

しかも、どうやらここは宋代の中国。

嫌な予感しかしない。

父親らしき男は孫元と名乗り、ここは十字坡だという。
旅人が立ち寄る店には、どう考えても怪しい料理が並んでいる。
そして何よりまずいことに、私の名前は孫二娘だった。

いや待って……

『水滸伝』じゃん。

よりによって母夜叉。
人肉を刻み、饅頭の餡にする、あの孫二娘である。

もちろん拒絶した。
心理学者としても、現代人としても、人としても、そんな環境に適応してたまるものかと思った。

ところが空腹は理屈を聞かず、恐怖には慣れ、昨日なら吐いていた光景を今日は観察できるようになる。
気づけば蒙汗薬の効き方を考え、客の心理を読み、十字坡の看板娘として笑っている。

これ、環境適応じゃない?

自分で気づけるから止められる――
そう思っていたのに、気づけることと止められることは、どうやら別問題だった。

しかも現代で姉だった女まで、この世界では閻婆惜。
そしてその先には、歩いているだけで男の理性を破壊するフェロモンの悪魔・潘巧雲まで待っている。

水滸伝、女性陣の心理的圧が強すぎない?

これは、人間心理を教えていた女が、自分自身を被験者にしてしまった物語。

母夜叉になんか、なるはずがなかった。

――そして私は、人肉を捏ねる。
どこで止めるか
2026/05/07 20:49 (改)
安全だった
2026/05/09 19:00 (改)
理由ができる
2026/05/12 12:15 (改)
みんな知っている
2026/05/21 16:53 (改)
看板娘
2026/05/25 23:36 (改)
アタイ
2026/06/02 01:43 (改)
手が覚えている
2026/06/02 12:20 (改)
姉ちゃん
2026/06/02 19:06 (改)
盃の音
2026/06/03 09:41 (改)
見ても、見てない顔
2026/06/03 13:11 (改)
楽な方へ
2026/06/05 19:00 (改)
身体の続き
2026/06/07 18:00 (改)
姉ちゃんの袖
2026/08/23 06:07
見るだけ
2026/06/09 18:00 (改)
よくやった
2026/06/10 18:00 (改)
使える
2026/06/11 18:00 (改)
親分より親分
2026/06/12 18:00 (改)
独り身の価値
2026/06/13 18:00 (改)
まだ使わない
2026/06/14 18:00 (改)
間違えなかった
2026/06/15 18:00 (改)
置き場所
2026/06/16 18:00 (改)
しばらくそこにいろ
2026/06/17 18:00 (改)
商売
2026/06/18 18:00 (改)
ちょうどいい女
2026/06/19 18:00 (改)
いつから?
2026/06/20 18:00 (改)
知らないねェ
2026/06/21 18:00 (改)
明日は店を開けるな
2026/06/22 18:00 (改)
五人分は多い
2026/06/23 18:00 (改)
二娘に従え
2026/06/24 18:00 (改)
囮でも十二人は十二人
2026/06/25 18:00 (改)
山夜叉の跡目
2026/06/26 18:00 (改)
逃げ道は、もうないよォ
2026/06/28 18:00 (改)
母夜叉
2026/06/29 18:00 (改)
俺が死んだら
2026/06/30 18:00 (改)
斬れるなら、次は数えろ
2026/07/01 18:00 (改)
今夜は父ちゃんを生かす夜
2026/07/02 18:00 (改)
十字坡、開けるよォ
2026/07/03 18:00 (改)
何人分になるんだろう
2026/07/04 18:00 (改)
何人分食うんだよォ
2026/08/26 20:07 (改)
これは、人の肉か?
2026/08/26 21:35 (改)
見誤ったな
2026/07/05 18:00 (改)
食えぬ方でございます
2026/07/06 18:00 (改)
じゃあ、嫌だったんだよ
2026/07/07 18:00 (改)
守れなかったんじゃない
2026/07/08 18:00 (改)
今はな
2026/07/09 18:00 (改)
三枚看板だろぉ?
2026/07/11 18:00 (改)
逃げていい時は、逃げるの
2026/07/13 18:00 (改)
私は鶏を盗んでおりません
2026/07/14 18:00 (改)
これはアタイの話だ
2026/07/15 18:00 (改)
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。