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異世界惑星テラフォーリア冒険記~異世界で龍神の神子になりました~  作者: ai-emu
【第1章】魔術学園1年生4月~いよいよ始まる学園生活~
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(7)放課後の訓練②~新たな弟子のハイパーレベリング!?~

精神と〇の部屋で一晩明かした翌日、宣言通り朝食後から訓練が始まった。

外の世界ではこの部屋に入ってからまだ十数分しか経過してはいないのだが。今回の特訓は室内時間で10日間、外の世界で100分間を予定している。本人たちの希望もあるが、次の日曜日は、中の時間で90日間の集中特訓を組む予定だ。

おはようございます。ヒカリ=サギミヤです。

全員が昨日と同じ体操着(男子は体操着に短パン、女子は体操着にブルマ)での参加である。魔法で綺麗になるとはいえ、制服が汚れるのはやっぱり嫌なものです。

さて、精神と〇の部屋に入って2日目の朝になりました。まずは、ゆっくりと柔軟体操で体を解していきます。そのあとは、広場の外周を軽く流す感じで1回周ります。

「今日からの訓練内容ですが、午前中は体力・筋力増強と体術・武術の訓練を、午後からは魔術の訓練を行いたいと思います。」

そして始まる訓練。体力・筋力増強の方は、1時間くらいかけて腕立て伏せや腹筋などを行っていきます。訓練が終わると結構汗だくになり、筋肉疲労を起こしているので、『大回復ワイドヒール』と『清浄クリーニング』の魔法をそれぞれが自分自身にかけていきます。これも訓練の一環ですね。

午前中の後半戦は、体術・武術の特訓です。昼食前は、訓練の総仕上げとして、総当たりの乱取りをします。これで午前の訓練が終わり、昼食後、魔術の訓練へと移っていきます。

魔術の訓練は、それぞれが習得していきたい魔術を訓練しますが、とりあえずは、『魔力による身体強化』をものにしましょう。

「では、学園で出された課題である、『魔力による身体強化』を行っていきましょう。みなさんには、汗だくになるたびに、『大回復ワイドヒール』と『清浄クリーニング』と無依正でやってもらっていましたが、これから行う『魔力による身体強化』は、これらの延長線上にある魔法です。なぜならば、この魔法もまた無属性の魔法だからです。

実際の戦闘中では、この3つの魔法は、随時無詠唱でなおかつ無意識下で発動するのが望ましいです。しかし、そこまではまだ無理ですので、とりあえずは意識して発動させましょう。

魔力による身体強化。この魔法の面白いところは、無属性でありながら、属性を付与することができるところですね。例えば、相手を蹴り上げる瞬間、このように足の炎を纏わせることが出来ます。」

私は実際に、魔力強化した後、蹴り上げた右足に炎を纏わせた。そして、発展形として、炎をボールのように撃ち出してみせる。

「モノは魔法なので、イメージ次第でボールをけるような形にすることもできます。これは応用なので、まずは基本をしっかりと身に着けていきましょう。

まずは、体全体に無属性の魔法の幕を張るイメージをします。魔法の幕は、なるべく均一になるように張ってください。では、やってみましょう。」

私の説明の後、早速訓練を始めるみんな。なかなかとうまくいかないようだ。『魔法の幕』というイメージが、なかなか湧かないのが原因だと思われる。そこで私は、少しアプローチを変えてみる。

「なかなかと難しいようですね。では少し横道にそれてみましょう。」

そう言うと私は、全員の前に、水の入った大きな盥を1つづつ出現させた。

「まずは、盥に入っている水を、風船のように『魔力の幕』で覆って持ち上げてみましょう。これができれば、あとは、膜の中の水が、自分自身の体に代わるだけです。」

なるほどと言った感じで、水に魔力を纏わせ始めるみんな。どんなにもどかしく思っても、これだけはアドバイスができない感覚的なことなので、本人が感じ取っていくしかない。悪戦苦闘しながら約2時間後、全員が盥の水を魔力の膜で覆って持ち上げることができた。

「全員出来るようになりましたね。では、その感覚を忘れないうちに、今度は自分自身にかけていきましょう。」

全員が、魔力強化の第1段階である、『魔力の幕』で体を覆う事が出来るようになった。

「魔力の幕で体を覆う。

これは、第一段階にすぎません。ここからが第2段階にい入り、少し難しくなります。

『右手を挙げる』

この行為を理論的に説明するならば、脳から『右手を挙げろ』という命令を出し、『神経や筋肉を』動かして、体が『無意識に動作する』事によって右手を挙げることが出来ます。

ここに、体の外に纏わせた魔力を意識的に繋げる。そうする事によって、纏わせている魔力の総量に応じて、何倍にも何十倍にも動作を早くすることが出来ます。

これが『魔力強化』の原理となります。

後は、しようとしている行為に応じて、纏わせている魔力の密度を変えてやれば、少ない魔力で効率的な運用が出来るようになります。

では、やってみましょう。」

私の説明の後、魔力強化の訓練をしていく。最初のうちは意識的に。そして、徐々に無意識下に移行していく。こうして今日は、魔力強化の訓練で一日が終了していく。最後に魔力強化を行いながら、広場の外周を10周する。

翌日もまた、同じことを繰り返していく。3日間繰り返して、体力・筋力ともにアップしていく面々。

精神と〇の部屋に入って6日後の朝。魔力強化をして、広場の外周を50周してもらう。全員が2時間ほどで50周をしてのけた。そして、そのまま魔力強化を無意識下で発動させたまま、体術・武術の訓練をしていく。

午後になり、いよいよ個人レッスンの時間になる。ここで、今回私の弟子になった10人を紹介します。

1人目は、アイリーン=ペンタフェンスさん。

人間族女の子で15歳。

コロラド王国教育大臣ペンタフェンス伯爵家長女だが、強くなることが出来るならば、教えを講師は誰でもいいと断言した強者だ。ギルドランクはC。

魔法属性は、風・水・火・地・無・空間となっている。

2人目は、イグリートカーヤ=カイヤニール君。

エルフ族男の子で153歳。

エルフ族自治領領主長男という肩書を持っている。まだギルドには加盟していない。

魔法属性は、光・風・水・地・無・空間・精霊となっている。

名前が長いので、本人から『イグ』と呼んでほしいと言われている。

3人目は、キーニャ=テンザレラードさん。

兎人族の女の子で15歳。

平民出身でまだギルドには加盟していない。

魔法属性は、光・風・水・火・地・無・空間・精霊となっている。

4人目は、スミレ=アイラファクトさん。

兎人族の女の子で15歳。

平民出身でまだギルドには加盟していない。

魔法属性は、光・風・地・無・空間・精霊となっている。

5人目は、トラバーユ=ヤミスキン君。

人間族の15歳で男の子。

平民出身でギルドランクはD。

魔法属性は、闇・風・火・地・無・空間となっている。

6人目は、ナンシーベル=ブラヴァウスさん。

人間族の女の子で15歳。

平民出身でまだギルドには加盟していない。

魔法属性は、光・闇・風・水・火・地・無・空間・重力・時間・精霊と全属性を使えるため、眷属神の神子の候補でもある。

7人目は、ヘレン=メリュースさん。

人間族の女の子で15歳。

平民出身でまだギルドには加盟していない。

魔法属性は、風・水・火・地・無・空間となっている。

8人目は、モニカ=アスナルトさん。

人間族の女の子で15歳。

平民出身でまだギルドには加盟していない。

魔法属性は、風・水・火・地・無・空間となっている。

9人目は、ライマール=クリントス君。

雷人族という変わった種族出身の男の子で15歳。

平民出身でまだギルドには加盟していない。

魔法属性は、光・闇・風・水・火・地・無・空間・重力・時間・精霊と全属性を使えるため、眷属神の神子の候補でもある。

10人目は、ルクシード=トファカランス君。

人間族の15歳で男の子。

平民出身でまだギルドには加盟していない。

魔法属性は、光・闇・風・水・火・地・無・空間・重力・時間・精霊と全属性を使えるため、眷属神の神子の候補でもある。

ここに、愛弟子でもあるメーリアとテレサを加えた12人が、私に弟子入りしている形になっている。リョウコ、マナミ、コトリ、コウタの4人は、地球時代からの親友であり、何かの神子のなっているが、現在は鍛えなおしのために私の下にいる。

さて、全員がなぜか、『空間属性』を持っているので、このまま引き続き空間魔法を極めてもらう事にする。その前に1本特級品の『永続回復薬ハイパーポーション』を飲んでもらう事にした。全員の魔力が少し心もとなかったからだ。

「空間魔法を教える前に、みなさんには、この『永続回復薬ハイパーポーション』を飲んでもらいます。」

「この『永続回復薬ハイパーポーション』を飲むと、どんな効能があるのですか?」

アイリーンさんが、永続回復薬ハイパーポーションを飲み干した後に効能を聞いてきました。

「この『永続回復薬ハイパーポーション』は、特級品の非売品です。

効能は、1度服用すれば、常時自然界にある魔力を供給源に、体力・魔力の即時回復、怪我や毒などの状態異常の即時回復、風邪や腹痛など軽度の病気の即時回復。さらに保持魔力を1日で10倍に引き上げてくれます。魔力の回復量も、これに比例していきます。これが永続的に続きます。」

効能を聞いて、全員が固まってしまいました。非売品とはいえ、魔術を扱うのもからすれば、喉から手が出るほどにほしい代物だからです。なんせ、魔力の枯渇を気にせずに、魔術をぶっ放せるからです。

「…そんな特殊効果の高い薬を、ただで貰ってもよかったのですか?我々エルフでも作る事はできませんよ。」

イグ君が値段の事を気にしています。

「もちろんお金は1テラもいただきません。空間魔法の行使は、ばく大な魔力がいるのでそのための伏線でもあります。」

「そういうことでしたら、ありがたくもらっておきます。」

アイリーンさんが代表してお礼を言いました。ちなみにメーリアやテレサには、既に飲んでもらっています。リョウコたち地球出身組は、次元の狭間を通過するときに体質が変化したのか、『永続回復薬ハイパーポーション』と同じ能力をすでに持っています。

「これからみんなにに覚えてもらう空間魔法は、収納魔法の『空間収納ストレージ』、移動魔法の『瞬間転移テレポート』と『座標指定セレクトポイント瞬間移動テレポート』、攻撃魔法である『空間断層切開スペースカット』と『物体移動ムーブ』、そして、設置型の移動魔法『転移門テレポートゲート』。そして、結界魔法である『安全領域セーフティーゾーン』の7種類を覚えてもらいます。

まずは、一番簡単な収納魔法『空間収納ストレージ』から覚えていきましょう。」

「はい、よろしくお願いします。」

こうして、空間魔法習得の訓練が始まるのだった。

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