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異世界惑星テラフォーリア冒険記~異世界で龍神の神子になりました~  作者: ai-emu
【第1章】魔術学園1年生4月~いよいよ始まる学園生活~
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(4)王立魔術学園の授業風景①~そして再びこちらの世界で着る事のなったアレ~

王立魔術学園に入学して2日目、今日は、14448年4月11日火曜日になります。

おはようございます。ヒカリ=サギミヤです。

苦悩は濃密な1日を過ごしました。まさか、入学初日で、御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちに絡まれるとは思ってもいませんでしたが。

まあ、事なきを得たので良しとしておきましょうか。

そういえば、商店街での一件あのあと、私たちが住んでいるトロンボの屋敷に、御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちが、親に引き連れられて謝りに来ました。まあ、親たちにしてみたら、今回の一件が公になると、自身の首がやばいという現実に直面しているので必死でした。当事者であるご本人たちは、半分くらいは親に私の事を聞いたのか、すごく必死に謝ってきていました。残り半分は、どこ吹く風と言った感じでしたね。

ちなみに、最初に突っかかってきたアイリーンさんと、商店街での事件の主犯格であったアムロネスくんは、私の前で土下座までして必死でしたね。

この話は既に終わったことなので、私としては蒸し返す予定はありませんが。


閑話休題はなしはもどり…


「そういえば、4日後の土曜日が私の誕生日なの。」

みんなで登校中に、歩きながらの話題で私が誕生日の事を喋ると、

「ヒカリちゃん、誕生日そういうことは、もっと早く教えてほしかったね~。あと4日じゃあ、なにも用意できないじゃないの。」

などと、メーリアちゃんが言ってきました。そこで、今更ながらお互いの誕生日を交換する事になりました。

【マルコス=サンダレス】

17430年2月17日生(18歳)

【タケシ=タケシロ】

17433年4月10日生(15歳)

【ヒカリ=サギミヤ】

17435年4月15日生(13歳)

【リョウコ=クズタニ】

17435年4月20日生(13歳)

【ケンジ=ナカジョウ】

17433年5月12日生(15歳)

【コウタ=クボウチ】

17434年5月27日生(14歳)

【ライラレス=サンダレス】

17431年6月25日生(16歳)

【マナミ=テラオカ】

17435年6月1日生(13歳)

【アメリア=サンダレス】

17432年7月15日生(15歳)

【テレサ=センダレス】

17435年8月22日生(13歳)

【メーリア=サンダレス】

17435年10月10日生(13歳)

【コトリ=タノクラ】

17435年10月12日生(13歳)

マルコス様とライラレス様は、騎士学園の寮に住んでいるが、王立騎士学園が魔術学園の隣にあるため登下校時は一緒なことが多い。

ちなみに、現在の並び順はというと、先頭を歩くのが私とタケシ、私の隣にメーリアとコウタ、4人の後ろには、リョウコとマルコス様、その後ろにケンジとアメリア様と男女ペアが続き、フリーなテレサとサンダレス様、コトリとマナミが最後尾を歩いている。マルコス様は、なぜかリョウコの隣を歩いている。リョウコも、マルコス様がいるときは、いつの間にか隣にいる事が多い。これは、ケンジとアメリア様、私とタケシ、メーリアとコウタにも言えることだ。

話の流れで、次の土曜日、カランの屋敷で、急遽私の誕生部会をすることになった。


まあ、そんな事はどうでもいいとして。


教室につくと、まず初めにやることは掃除だったりする。

昨日のHRで決まった私の担当は、第4校舎4階の女子トイレだ。ちなみにメーリアは1年1組の教室、テレサは第4校舎4階の廊下となっている。

そしてなぜかは知らないが、私は1人で女子トイレの掃除を行う事になった。理由は、御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちが、「メーリア様を呼び捨てにする下賤には、1人でトイレ掃除をするのが適当な罰になる」だそうです。もちろん、1年間を通してトイレ掃除をするように命令されました。まあ、別に構わないんですがね。

さらに、「掃除などという下賤のする作業を、なぜ貴族である私どもがしなければいけないのか」などという、どうでもいいくだらない理由を付けて掃除をさぼっているため、何処のクラスでも、平民の身分の子たちが少ない人数を割っているため、1か所当たり1~5人くらいしか割り当てる事が出来ないのだ。王族のメーリアと公爵令嬢のテレサは、清掃活動こんなことでも修行の一環として、光の大神殿の掃除を神官たちと一緒にしていので、苦も無く掃除をしていたりする。

それを聞いた私は、早速学園長さんの部屋に突撃していきました。

その結果、翌日には次のような張り紙が、学園中のすべての掲示板に張り出されていました。

=学園規則の改定=

1つ、学園側が決めた清掃作業等をしなかった者に対する罰則(学則第114条13項)の改定

学園側が認める理由以外で、清掃活動等を故意にサボる、または、担当個所を誰かに強制した者は、その身分の貴賤に問わず次の罰則を与えるモノとする。

……

与えられる罰則については、いろいろと書かれていたが、その中で一番大変な罰則規定が、トイレの使用に対する事だろう。身分の貴賤関係なく掃除をさぼると、指定されたトイレ以外、1週間~1か月間使用できない規定になっているからだ。

まあ、我が1年1組では、第4王女メーリア侯爵令嬢テレサが、平民に交じって掃除をしている。そのため、1度決めたことなんだけど、体面を気にする彼らは積極的に掃除に参加している。ほかのクラスでは相も変わらず、御貴族様たちは掃除をさぼっているみたいだ。そして、この規定に触れてしまった御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちは、大変な目にあっているらしい。うちのクラスだけは、運よく免れていた。やはり第4王女メーリア侯爵令嬢テレサが、平民に交じって埃まみれになっている横でのうのうと見学する行為は、いろいろとまずい状況に陥ると感じていたのだろう。

彼らは分かっているのだろうか?この学園内では、貴族の特権など紙切れ以下の存在でしかないことを。ここには、『貴族専用』と書かれた部屋は、1つとして存在していないのだから。

しかし、私の担当であるトイレ掃除だけは手伝いに来ない。いや、アイリーンさんだけは手伝いに来てくれていた。御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちは、アイリーンさん曰く、『トイレ掃除などという最も汚れた場所の掃除など、高貴な身分の自分たちには無理』だそうだ。

まあ、別にいいんですが。

普通に掃除をしてもこの程度の広さなら、時間内に終わらせることはできるのですが、ここは手早く魔法でやってしまいましょう。

”パチンッ!"

私が1回指を鳴らすと、淡く光る光がトイレの中を照らしながら進む。光が通った後の空間は、新品同様の輝きを取り戻す。

これでお掃除は終わりました。掃除時間約10秒。やったことといえば、指を鳴らしただけです。これをたまたま見ていたテレサ達、廊下班に請われてこの仮名『掃除の魔法』を教えます。さすが魔術学園の生徒ですね。簡単な魔法だとはいえ、空間を把握するのは結構大変だと思うのですよ。それを難なくやってしまうとは、優等生の集まるクラスにいるだけの事はあります。


1限目 物理

この世界の学校で、物理を科学を教えているとは知りませんでした。物理法則や化学法則を知っていると、魔術を編むときに役立ちます。

『魔術とは、自然に起こる現象を人工的に起こす行為』

昨日もらった『魔法学』の教科書の、初めの方に書かれていた言葉です。つまり、自然現象を法則に則って説明する物理と化学は、魔法使いにとっては必修の学問ともいえます。魔法はイメージがすべて。イメージのもととなる知識がたくさんあれば、それだけ魔法の威力も上がります。


3限目 教養

どんな授業かと思っていたら、礼儀作法・ダンスと言った貴族文化を教える授業でした。教えている内容は、身に着けておいても損のない内容ばかりです。当然、この授業で見本をさせられるのは御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちです。叱られるのも彼らです。

今日の授業内容は、『玉座の間に於いての礼儀作法』。

つまりは、貴族の独壇場であるモノなのですが、高圧的な御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちは、これができなかったりします。…あなたたち、お家で何を学んでいるのですか?今日の授業内容は、あなたたちから見れば、唯の復習でしょう?

本気で問いたくなるような凡ミスを繰り返していました。

完璧にできていたのは、メーリアとテレサのみ。

私も小さなミスを、ちょくちょくとしてしまいました。まあ、私が玉座の間に用があるときは、『光の神子』として赴く時なので、国王に対する典礼儀礼はあまり必要はないのですが、憶える事には損はないのでしっかりと覚えたいと思います。


4限目 体術実習

今日の体術実習うんどうの時間は、初回という事もあり体力測定をします。

運動する服装といえば、地球でもお馴染、体・操・服。

体操着となる半袖の白いTシャツに、男子は短パン、女子はブルマという格好です。ブルマの色は、学年の色でもある緑。両サイドには、2本の白線が入る鉄壁仕様です。体操着の襟と袖口も緑で、袖の両サイドには、緑色の2本線が入っています。ちなみに冬になると、この上に学年色のジャージを羽織るだけです。校外実習以外は、どうも1年中、男子は短パン女子はブルマらしいです。

つまり、日本にいたころは既に学校から駆逐され、コスプレの衣装としてしか残っていなかったあのブルマを履いています。

まずは、1周800メートルあるトラックを5周します。私とメーリア、テレサは、毎朝走っている距離よりも短いので(現在は、大神殿の外周を30分で5周している)、全然苦にもならない距離です。汗もかかずに15分ほどで走破しました。息切れ1つ起こしていません。しかし、ほかのみんなは違ったようで、特に御貴族様方は既にヘロヘロです。

みなさん結構体力ないですね。

そのあとは、休みなしに体術の基本動作を行います。ここで習う体術は、『コロラド王国基本体術』と呼ばれる柔道と空手を足したような近接格闘術です。基本は素手対素手なんですが、派生技として、素手対武器というのもあります。もちろんこの体術も、『今上流格闘術』にはすでに取り込み済みなので、難なく行う事が出来ます。

そして、授業終了後には、そこらに転がる屍の山。まあ、体力をほとんど使い果たしたクラスメイトが、地面に寝っ転がっているだけなんですが。元気なのが、私たちのメンバー7人のみという、体たらくぶりを見事に発揮しています。


5限目 魔術実習

疲れた体に鞭打ってすることになるこの授業。この授業の順番、体力のない者には、はっきり言って鬼畜仕様ではないでしょうか?

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