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異世界惑星テラフォーリア冒険記~異世界で龍神の神子になりました~  作者: ai-emu
【第1章】魔術学園1年生4月~いよいよ始まる学園生活~
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(2)御貴族様の子供たち~おバカさんたちは行くよ何処までも~

自己紹介が終わった後は、明日からの時間割と、各移動教室や屋外訓練場の場所などの説明がありました。

こんにちは、ヒカリ=サギミヤです。

入学式も無事に終わり、今は教室で学級活動ホームルームの時間です。先生の話を聞き、手元のある資料によると、魔術学園での時間割は大体次の形になっています。

1週間の暦は地球と同じで日月火水木金土の曜日となっており、学園は週5日(月曜日~金曜日)が授業です。土曜日曜が休校日となっており、学生は、部活動をしたり、お友達と遊んだりして過ごしています。

また、1年は、1学期(4月10日~6月31日)2学期(9月1日~12月20日)3学期(1月10日~3月20日)で、各学期の間には、夏休み、冬休み、春休みがあります。

我ら1年1組は、次の時間割になっています。

掃除《8:00~8:30》

SHR《8:40~8:50》

1限目《9:00~9:50》

(月)国語(火)物理(水)科学(木)数学(金)社会知識

2限目《10:00~10:50》

(月)数学(火)社会知識(水)国語(木)物理(金)科学

3限目《11:00~11:50》

(月)魔法学(火)教養(水)魔法学(木)教養(金)魔法学

昼休み《11:50~13:00》

4限目《13:00~14:30》

(月)武術実習(火)体術実習(水)武術実習(木)体術実習(金)武術実習

5限目《14:50~16:20》

魔術実習(月~金)

放課後《16:20~18:00》


|閑話休題(HRもおわり)


今日の予定もすべて終わり、皆それぞれ気になるあの子と早速会話を楽しんでいます。

私とメーリア、テレサ、コトリ、コウタ、リョウコ、マナミが、1か所(私の机の周り)に集まって、今後の事を駄弁っていると、確か何処かの貴族令嬢のアイリーンさん?でしたっけ。彼女を先頭として、10人ほどの団体さんがやってきました。現在の立ち位置は、椅子に座っているのが、私とメーリア、テレサ、コトリの4人、私以外は、近くの椅子を拝借した形です。コウタ、リョウコ、マナミは、椅子に座っている4人を囲む形で立っています。

子の立ち位置が気に入らないのか、取り巻きの1人が、私たちに食って掛かってきました。

「下賤の分際で、メーリア様と仲良く話すとはどういう了見だ?それに、メーリア様を見下しているような3人と、同じ目線にいる3人!貴様らは、メーリア様とは口を利く資格もないくせに、やけに偉そうだな!」

テンプレ的なおバカさんですね。これだから御貴族様の子息・令嬢は『バカの集まり』と言われるんですよ。

「ヒカリちゃん、考えていることこころのこえがダダ漏れだよ。」

コトリが私に注意を促してきました。

「えっ!口から出てた?」

「ええ、ヒカリちゃん。ばっちりと出ていましたよ。本当のことたと言っても、口に出したらいけないと思うな~。」

メーリアが突っ込んできました。完全に無視された形の御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちはというと、なにやらプルプルと震えています。

いわゆる一触即発の雰囲気ですね。

「貴様!帰属に向かってその口の聞き方はなんだ?無礼にもほどがあるぞ!それに、俺たちに話しかけるときは、儀礼に則った礼をしろ!」

本当におバカさんですね。この人は。少し反撃(くちごたえ)と行きましょうか。

「私たちの態度が無礼だというのならば、あなたたちの態度も無礼ですね。」

「何だと!俺たちのどこが無礼だというのだ?」

「本当におバカさんの集まりなんですね。御貴族様の子息・令嬢というのは。下賤と言って私たち平民にはいろいろと強要してくるくせに、自分たちの事は棚の上にあげているその態度。

だからおバカさんだというのです。」

「ヒカリちゃんに口で敵うのは、サトミさんしかいませんね。」

「サトミさん以外は、どこの誰であろうと、ヒカリちゃんには敵わないと思いますよ。」

「そうそう、『今の姿』でもこれだからね。ヒカリちゃんが持っている多くの二つ名のうちで、最強最悪の二つ名になった瞬間、この世界でヒカリちゃんを止めれる存在はいなくなるからね。”あれ”になった時のヒカリちゃんは、たとえサトミさんでも止めることは不可能でしょう。」

私の後ろで、何やら内緒話をしているメーリアたち御一行様。

「しっかりと聞こえてますよ。」

私がそう言うと、

「聞こえるように話していたんだから、当たり前でしょう?」

と返されてしまいました。またもや、無視された感じでワナワナと震えている御貴族様の子息・令嬢おバカさんたち

「さっきから聞いているだろうが!俺たちのどこが無礼なんだ?」

「本当にわかっていないのですね。御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちは!メーリアはもう、気づいているでしょう?」

「はい、ヒカリちゃんとそちらの方の話を聞いていれば、うすうすとですが、何の事を無礼と言っているかくらいは分かります。」

「そこの…、誰だっけ?まあ、誰でもいいわ。あなたたちは、私の態度を見て無礼だと言った。

私が、というか私たちね。

私たちが、メーリアの事を呼び捨てにしたり、ちゃん付で呼んでいたりすることをね。それは、あなたたちの言い分からすれば、「下賤の身でありながら、王族であるメーリア様に対して無礼な口の利き方だ』と言った感じかな?そこまではいい?御貴族様おバカさん?」

「なんか無礼なルビを振られた気がしたが、それであっている。」

「ならば!そのことを無礼だというのならば、あなたたちはもっと無礼でしょう?この場のメーリアが王族だというのならば、あなたたちは、この場で臣下の礼を取っていなければならない。それなのに、椅子に座っているメーリアを見下す形で立っていることは、無礼ではないの?

私たち下々の者にそのようなことを強要するのならば、まずは自分からするのが礼儀ではないのですか?国王様は、ちゃんとやっていましたよ。」

新年の祝賀(あのとき)ですね。確かに、お父様は目上の方に対して臣下の礼を取っていました。」

メーリアからの爆弾発言に、しばし場の空気が固まった。それをぶち壊すように、私はこれからの予定を話していく。

「それでメーリア。今日これからどうする?中途半端な時間に終わったから、町にでも繰り出す?」

「それはいいですね。ではこのままお屋敷に帰って着替えてから街を冷かします?」

御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちは無視して、これからの予定を話し込む私たち。

「今日の学園での予定は、すべて終わっているので、早速町に繰り出しましょう。」

私が席を立つと、ほかの3人も続いて席を立ちます。

「貴様!こともあろうか、俺たち貴族を無視するとは、いい度胸だな!この場で斬りふせてやろうか!」

そう言って、なぜか腰に差している剣と抜いて私たちに向ける御貴族様の子息・令嬢おバカさんたち御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちの名前は憶えていないので、この場は右からおバカさん1号、2号と順番に呼ぶようにしました。

「ダメですよ、おバカさん1号さん。教室内こんなばしょで武器を抜くのは。校則にも書いてあるでしょう?そもそも学園内で武器を持ち歩いているのは、校則違反なんですよ。それがたとえこの国の王族でもね。

これは没収させていただきますね。」

そう言いながら私は、御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちが手に持つ刃物をすべて没収します。そして、その場で没収した武器を、錬金術でもってインゴットに変えてしまいます。

「そういえばあなたたち、今何をやったのか、…理解していますか?」

呆然と立ち尽くす御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちの頬を、造ったインゴットでペチペチと叩きます。御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちの中で、唯一武器を所持していなかったアイリーンさんだけが、ガクガクと震えています。

「アイリーンさんでしたか。」

「はい!何でしょうか?メーリア様。」

唯一話ができそうなアイリーンに、メーリアが言う。

「今回の事は、すべて不問としますが、次はないですよ。そこで固まっている者たちにも、よ~~~く言い聞かせておいてくださいね。

先ほどヒカリちゃんも言っていたように、学園内では基本武器の携帯は禁止されています。まあ、授業で使用する分には、その限りではないのですがね。」

「はい!」

「それから。」

「それから、何でしょうか?メーリア様。」

「ここは、王城でも公式の場でもありません。よって、私やテレサちゃんのことを、『様』付で呼ばなくても結構です。さらに言うならば、規則に則った礼も不要です。

また私は、身分を笠にして権力を振り回すような人は嫌いです。爵位を持っているのは親であって、貴族の子息・令嬢あなたたちではないのですから。学園内では、身分の上下そのようなこと刃関係ないと校則にも明記されていますしね。ここに在学している間は、私たちは等しく、『王立魔術学園の生徒』の1人でしかありません。

そのことをしっかりと胸に刻んで、学園生活を送ってください。

これらの事を、そこで固まっている御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちに、よく伝えておいてください。」

「わかりました。メーリアさ…、いや、メーリア”ちゃん”。」、

「そう、それでいいんですよ、アイリーンさん。

私はこれから、ヒカリちゃんと街を冷かしに行かないといけないので、これにて失礼しますね。」

固まって動かない御貴族様の子息・令嬢おバカさんたちを残して、私たちは教室を出ていきました。

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