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迷宮物語  作者: オズ
3/5

そして依頼の日

―こん―


手慣れた手つきでふたを開ける少女。

「今日はカレーよ」

そこには美味しそうなカレーが湯気を上げていた。

「美味しそう!」「「いただきまぁす!」」


今日も一日が過ぎてゆく。


さて今日は昨日の依頼をこなす日だ。

現場に着いてから依頼者に会って作業をスタートする。

現場に残されたわずかな手がかりから犯人を特定するのだ。


事前に未解決になる可能性を伝えてはある。


暫く捜索するうちにわかったことは二つ。

痕跡がほぼないことと、計画的に行われたであろうことだ。





こればかりは・・・と諦めかけたとき

「ねぇ・・・これ」

少女が持っていたのは懐中時計。

犯人につながるかもしれない決定的な証拠だ。

「この懐中時計の所有者リストだせる?」

興奮気味に問いかける少女に同意して少年がリストを出す。

「この中の誰かね」

少女は言った。

ある程度絞れたことに安堵しつつ報告する。


それで依頼は達成となった。

あまり深入りするのはこの世界では禁物だ。

身を危うくするためだ。

「今日も働いたね」

少女は満足そうだった。


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