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ミラージュ・サーガ プロローグ  作者: 種椰子ダンテ
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なにやっているの

ーそして、彼のことを追ってから数分。[私]は一つの集落に辿り着いた。[変身]魔術を使い、鳥の姿になっていたのは正解だった。おかげで、彼らの様子がイヤになるくらい分かる。彼が、集落の入口に入る様子まで分かるのだから。

「ぎーどおにいちゃんおかえりー」「おう、ただいま。」最初に声を掛けたのは子供だ。ギード・・って言うんだね、彼は。ギード君は少し誇らしげに返事した。「ギード、ずっとあの娘はあんたの事を待っていたよ。顔、出してやんな。」集落のおばちゃんが、彼にそういうと、「お、おう。ちょっと顔出してくるわ。」

あれぇ?)ニヤリ なんか嬉しそうな顔したー。ひょっとしたら彼、その娘の事を・・・っと、いけない。[私]も追いかけなくては。やはり気になる。

「ただいまー」「ギード!やっと帰って来た!もう!3年間どこ行ってたの!?」「だーから修行だよ、修行。もう忘れたのか?年取ると忘れっぽくなるってのは本当だったみたいだな。」「サイッテー!!せっかくギードの為にご馳走用意してたのに!私一人で食べようかな!」「一人で食いきれる量ならな。」「あームカツク!3年も経ったのに相変わらずの減らず口ね!」「あーはいはい。」・・・何、これ。彼、あの娘の事好き、なんだよね。・・・不器用すぎない?恋愛。てか、教会でなにやってんの?

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