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SAKI 〜〜 ある少女の人生物語 〜〜  作者: ぴい
第4章 大学生活と新たな出会い

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「第61話」コスプレ大作戦?

 いよいよイベントの土曜日、さきは朝早く起きると軽めの定番トーストメニューを作る。


 ひさおが起きてきた。

 一緒に朝食を食べる2人。



ひさお「ゆなさんは呼ばなかったんだな。」


さき「彼が同じ会社だといろいろややこしくなる場合もあるから。あと人数多すぎるのも、主役がかすむかなって。それにあの2人は全く面識ないからね。ただ、ゆなは来たがってたから、2人が帰った後、夕食に誘ったから夕食は6人の予定よ。」


ひさお「確かに男同士で会社の話して終わったりする可能性もあるしな。昼、夜と豪華な食事になるのか。」


さき「ゆなは食事制限あるから、焼き肉とかかな?それより、昨日から明らかにみゆが緊張してるのよね。自分が何とかしないとって気持ちが強くなってる。あの子は補佐のほうが向いてるからな。責任感強いから上手く言わないと。」



 みゆが9時半にやってきた。


さき「早いわね。」


みゆ「何だか落ち着かなくて。」


さき「みゆ。いい?あなたは前回みたいに楽しむ感じでいいのよ。無駄におせっかいとかしなくていい。今までの感じでいいの。役割変わると全体バランスがおかしくなるから。でも、うどんだけはしっかり頼むからね。」


みゆ「分かった。そうよね。合わない場合もあるから、上手くやらないとって気持ち強いのはマイナスになる場合もあるしね。楽しい会にしましょう。」


さき「今回の2人は恋人が欲しいって強い気持ちがある訳でもないから、楽しい時間。お友達って可能性はあると思うわ。」


 と話しているうちにインターホンがなる。



さきが玄関で「早いわね。どうぞ。」



さき「先生来た。意外と気合い入っているようね。」


女医「今日はよろしくお願い致します。」


みゆ「合う、合わないってあるから、気楽に行きましょう。友達からって手もあるしね。私達も十分両者と親しくないから、正直分からないんです。」


ひさお「先生、ビシッと決まってていいんじゃない?」


さき「うーん。決まり過ぎてるのよ。固いのよ。打ち解けにくい服なのよね。」


女医「仕事ばかりだったし、彼は身体にしか興味なかったから、学会に参加する時のスーツしかなくて。」


みゆ「この路線もツボにハマればいいんじゃないかな?」


さき「悩むな。。彼は私らの最推しアニメのファン。先生も含めてよ。話しやすいなら、アニメ路線のルックスで真面目な話するほうが良くない?」


みゆ「確かに、ガードは甘い印象にはなる。ひさおさんは?」


ひさお「五分五分かな。どちらもいいけど。。親しくなりやすいのはアニメ路線かな。2回目のデートが今の格好ならプラス要素になるかも。。」


さき「それはそうよね。2回目のギャップ。悪くない。アニメ路線いく?」


女医「皆さんがいいと言われるなら、そちらにします。いつもこんな格好で、変わりたい気持ちもあるし。」


さき「みゆ。料理は準備11時開始。寿司を取りに行き、彼を連れてくるのも11時。会食を11時半はいける?」


みゆ「出汁は取ってあるから、彼が食材切ったりすれば調理は30分あれば十分よ。」


 打ち合わせをしているうちに、みゆの彼もやってきた。


さき「彼、具材の用意お願い。調理開始11時。11時からは食事までこちらで4人で話すから、11時30分に料理並べて食べはじめるイメージで行きましょう。先生、みゆ。こちらの部屋に入って。」



さき「じゃあ、皆さんその計画でよろしくお願いします。



ひさお、彼「分かった。」ひさおはジュースや食器を用意し、彼は食材の準備に取り掛かる。



さき「みゆ。とりあえず11時まで一緒にお願い。あと、みゆ、スカート持って来てない?」


みゆ「11時料理開始ね、分かった。ちょっと心配だったから一応何個かもっときたけど。サイズは合いそうだけど、30歳には合うか。。」


さき「あっ!この白のスカート理想的ね。」


みゆ「えっ!白?一番使わないと思ったのに。。どうするつもり?」


女医「なんか短くないですか?恥ずかしい。」


さき「先生下脱いで。」



みゆ「先生何言ってるの?すごい綺麗な足じゃない。見せなかったら損よ。でも白は。。」



さき「先生上脱いで。」


 女医は落ち着かない様子で上を脱ぐ。


さき「胸は普通ね。。ちょっとブラ取るわ。」


女医「えっ?えっ?」


みゆ「うわっ。」


さき「先生ブラ形に合ってないよ。脱がしたら、小ぶりだけど上向いて、これは魅力的なおっぱいね。決めた。乳首にテープ。ノーブラで行く。」


女医「えっ?えっ?えっ?」


さき「貼ったから、これ着て。みゆ、髪下ろして、とにかくストレートにして。」


 スカートとアニメTシャツで白基調のコーディネートになった。


さき「みゆ。メイクするから、髪、少しだけ前に垂れるようにピン止めして。」


みゆ「どれくらい?」


さき「ひとつかみってぐらい。メイク。色白だから、気持ち血色良くするだけのナチュラルでいいわね。唇は。。今の合わない。オレンジ混ぜるわ。キラキラの。目が大事ね。アイシャドウはブルー基調。ラメ入れる。」



みゆ「どれ?なるほど、そういうことか!これはいいわね。すらっとしてるし、ぴったりよ。これはメイク気合い要らないわよ。元いいし、コンセプトには薄めのほうが合う。」



さき「髪色だけはどうにもならないから仕方ないわね。みゆ、ピン止め変えて。えっと。これにして。」


みゆ「うわっ。よく持ってるわね。これは本格的ね。」


さき「みゆ。どう?」


みゆ「いいわね。これ以上は手加えないほうが良さそうね。」


さき「30分前か。余裕ね。先生、洗面所に来て。みゆ、料理お願い。」


 みゆは料理を始め、2人は洗面所に移動する。鏡に映る自分の姿。


女医「うわっ。か、かわいい。。すごい。。」



さき「気に入った?先生、テーブル来て、横に座って。」


女医「はい。」


さき「立ち上がって。」


 女医はスッと立つ。


さき「ダメダメ。いい?キャラの性格は、男に無頓着なの。結果的にナチュラルにエロいの。まず60度彼の方に足を向けて、右足を先に出す。机に手を置いて、少しだけ前に傾く。ただし背筋を伸ばしてね。やってみて。」


女医「こう?」


さき「違うわよ。彼のほうに足だけ向けるの。それで机に手をつく。そう。髪が前に垂れるからバストの形がリアルに分かるでしょう。それで右足を立てる。そうそう。これ、彼から純白のパンツが見えるの。長く見せないために、立ち上がりながら左足を伸ばす。やってみて。」


女医「こう?」


さき「彼。ちょっと座って。」


彼「はい。」


さき「立ってみて。」


女医「どう?」


彼「うわー。たまらないよこれ、目線避けれないし、避けたら胸。ヤバいな。これ、あのアニメのファンならイチコロだよ。。」



さき「あと机のもの取る時は背筋伸ばしてね。髪が胸から離れるから。釘付けよ。通常の状態だと、髪で胸が隠れる。チラリズムの極みね。絶対わざとらしく意識してやらない。無頓着、無防備な感じでね。」



女医「Tシャツまで、推しキャラで、私。。なんか嬉しい。私、変われそうな気がする。」


さき「アニメの話が出ないはずがない。私、推しだから。ってさり気なくね。話し方まで真似てはダメよ。そこは本来の自分ね。」


女医「分かったわ。何かすごく楽しいな。」


さき「楽しむの大事よ。」



みゆ「料理完成よ。しかし、推しキャラにするとはなぁ。。たぶん一目惚れ間違いないわね。その後、自分を出さないとね。大事よ。しかし、羨ましいルックスだな。。いいな。」


さき「いい?見た目で引き込む。あとは自分を出すこと。」



 ひさおが寿司とスイーツを持ち、係長が部屋に入ってきた。


係長「お邪魔。。うわっ!これ、数量限定のシリアルナンバー付きのじゃないですか!現物見るの初めて。すごい。推しキャラがすごい美しい。すごい。」



 ひさおは係長の様子を見た後、先生を見ると「う、うそだろう。。。」あまりに推しキャラにそっくりで驚きを隠せない。


ひさお「こら、係長。そっちではない。先生を紹介する。」


係長が「すみませんで。。。うわーっ!!!」


女医「あそこの大学病院で医師をしている、友美と申します。よろしくお願いします。」



係長「。。。」


ひさお「おい、係長。自己紹介。。。泣いてるよ。。」



係長「すごい!素敵です。あの、あの。。えっと。浩二です。。。すごい。2次元が3次元になってて、心臓止まるかと思った。」


ひさお「お二人は、ここに座って。みゆ夫妻はキッチン側。私ら夫婦はベッド側で。」


ひさお「係長。今日料理を作ってくれたのが、みゆさんと彼。今や有名YouTuberよ。あとは知ってるからいいわね。」


みゆ「とりあえず、友美さんだけ覚えればいいから、後は忘れてもらって大丈夫。」


みゆ「じゃあ、料理出すわ。」


彼「ひさおさん。寿司下さい。」



 用意しているうちに、2人は既にアニメの話で盛り上がっている。


 うどんが並べられ、さきが「食べましょう。」と言う。



 女医が背筋を伸ばし、前に傾きうどんを口に運ぶと、係長は胸に釘付けだ。


女医「うわー。ものすごく美味い。浩二さんも食べてみて。」


係長は見惚れていたら、微笑むあまりに美しい顔に「は、はい。」


係長「ん!すごい。このうどんはすごい。」


ひさおは寿司の皿を取りに行ったさきとみゆに近寄り「なあ。さき、みゆさん。もう、既に何もしなくても2人出来上がってないか?」


みゆ「想像以上ね。」


さき「でも、まだ、互いの話してないから、ここからよ。」


みゆ「先生はどうなんだろ。」


さき「気があるならきっとやるわよ。」


みゆ「何が?」


さき「はーい。お寿司用の皿です。先生。醤油ね。」とわざと遠くに置く。


キッチンから、みゆとひさおが見ていると。


女医「浩二さん。醤油どうぞ。」と彼のほうに足を向け、右足から立ち上がって背筋を伸ばして醤油を取る。


 微笑みながら、係長の皿に醤油を入れた。



ひさお「おいおい。ここからも丸見えだった。白か。。本当に3次元ヒロインじゃないか。。」


みゆ「ちょっと!ひさおさんが堪能してどうするのよ。先生があれをやるのはさきの指導。故意にやったの。つまり、先生は気に入ったってことよ。」



係長はドキドキしながら「お仕事はどうですか?ご苦労多そうですが。人の命に関わるのは、僕みたいに商品作るのとはレベルが違うと思うのですが。」


女医「大変ですけど、誇りを持っていますから。浩二さんも仕事にはやりがいとかあるんじゃないですか?」


係長「今、新商品が世界的大ヒットしていて、製造が繋がるか繋がらないかギリギリで大変なプレッシャーですが、先日、さきさんに生産性の向上のアイデアを頂いたので、想定を超えた生産数を実現したいと思っています。1日の生産で3億円ずつ利益出る会社始まって以来の状況で、皆が一つになって目標を目指していて、とてもありがたい環境で仕事させて頂いています。」




ひさお「みゆさん。もう俺達何もする必要ないよ。僕らも楽しく食べましょう。」


みゆ「間違いないわね。楽しみましょう。」



係長「さきさんに伺いましたが、開業医を目指していると。金銭的な支えは不可能ですが、心の支えなら、誰にも負けないくらい出来ると思います。ただ、今まで私は仕事して、帰ってアニメって生活してたから、恥ずかしい話、女性とお付き合いはおろか、ほとんど話もしたことがなくて。」


女医「そうですか?違和感なくお話し出来ていると思いますよ。すごく楽しいです。」


係長「友美さんだからだと思います。開業医は実現出来そうですか?」


女医「資金面が問題ですね。いろいろチャレンジしてみて5年で無理か判断したいと考えています。」


係長「僕に何が出来るのか分からないですが、夢の実現に力になりたいです。」


女医「浩二さん。。私、実は最近前の彼と別れました。前の彼には1度も言われなかった。そんなこと言われたの初めてです。私は仕事一筋で、開業医になれる可能性を見いだすために付き合うという、ずるいことをしたんです。彼は私を愛してなどいなかったのです。私の医学知識と技術が欲しかっただけ。分かってた。。幸せじゃなかった。だから、今回は幸せになりたいんです。もちろんお互いにです。」



さき「ちょっと、あんたら。盛り上がり過ぎ。そんな突っ込んだ話は、後で2人きりになってからしなさい。寿司食べましょう。ここの特別よ。じゃあ、まず。全員、伝説の玉子焼きを食べましょう。」



 各自持ち、玉子焼きの寿司を食べる。



係長「これは。。」


女医「美味しい。何でこんなに美味しいの作れるの?私には不可能。プロは違うわね。」


さき「みゆ。ひさおさんに。」


みゆ「分かったわ。んー。これだ!どうぞ。」と穴子を口に入れる。


ひさお「美味い。2番目に好き。みゆさんは一番を知ってるから、当たりだな。」


ひさおがみゆさんの口に悩んだ挙げ句自分の一番好きなマグロを入れる「美味しい。一番ではないけど、ひさおさんの大好物を私にくれたから、やっぱ相性最高かも。」


みゆの彼がさきの口にうなぎを入れる「んん。美味しいわね。うなぎ、人生2回目。美味しい。あなたにはウニとイクラ好きなのバレてるから苦労したわね。」


さきが悩んだ末に自分の好きなイクラを彼の口に入れる「美味しい。イクラは苦手ですが、ここの寿司は食べれる。さきさん。相性最高。」


みゆ「ちょっと、私があげても絶対拒否したのに。私、ひさおさんにしようかな。」


さき「みゆ。赤ちゃんがかわいそうだと思わないの?」


ひさお「係長。勝負だぞ。過去の人は見事だったから頼むよ。」


係長は緊張しながらサーモンを友美さんの口に入れる「一番好き。本当に美味しい寿司ね。」


係長「やったー。」とガッツポーズして泣いている。


友美は、決めたら一気に動くタイプらしい。マグロを選び口に入れる「寿司はやっぱマグロでしょう。これ、うまいな。」



さき「全員パーフェクトって初めてね。私ら少し微妙ではあったけどね。」  



 各自好きな寿司を食べ、完食した。2人を残し、片付けをしていると、友美は係長の手を握り、テレビ台の限定アイテムの前に連れていき、一緒に見ながらアニメ話で盛り上がった。


みゆ「何だかなー。ずいぶん計画練って緊張したのに。あんなにあっさり。。拍子抜けだな。」


彼「コスプレの破壊力があり過ぎたんだよ。女性と話もしたことない男が必死だよ?最初から落ちてるからさ。」


ひさお「気がない男にパンツ見せるか?あと、何か胸がすごいリアルに見えたけど、盛ったの?」


さき「ひさお。何てことを。形が分かるようにノーブラ、ぴったりしたTシャツにしたのよ。デザインのままの姿に変えたし。彼女だから出来た偶然の結果よ。」


ひさお「さき。これ仕事にしたら、むちゃくちゃ儲かる才能あると思う。」


さき「無理よ。紹介する人を理解しないといけないし、プレッシャーすごいから割に合わない。ああ、忘れてた。気がなかったら絶対にパンツ見せない。というか、相当気がないと見せない。だから、あの時点で決まり。ただ、会話真面目になり過ぎてたから、1度壊したので、今あんな風になった。ああいう時が2人には一番大事。さあ、愛情深めますか。」


 さきはケーキを用意して2人を呼ぶ。


さき「お二人。そろそろテーブルへ。スイーツ食べましょう。」


ひさお「さき。あーん。」とさきに。さきはひさおに。


みゆ達も同様に。


みゆ「お二人も。」


係長が緊張しながら綺麗な友美の口に入れる「美味しい。今日食べたの、全部たべたことないくらい美味しい。」


 友美が係長の口に入れると、係長は緊張して、硬くなり、少し口に生クリームがついてしまった。


女医「浩二さん。ごめんなさいね。と手で唇をなぞり生クリームを綺麗に取ると、自分の口に手で取った生クリームを入れて食べる。」



 係長が真っ赤になった。先生のあまりに予想外の行動にみんなはびっくりしている。さきはひさおに目で合図する。


ひさお「そろそろお開きにするか。係長、どうなんだ。友美さんは。」


係長「理想の女性。見た目だけじゃなく、一生懸命生きているのも全て。だから、友美さんがいいのなら、自分なりに力になりたい。いや、幸せにしたい。」


ひさお「良く言った。」


さき「先生は?」


女医「もちろん開業医を目指すのは諦めず努力していくつもり。でも、それは。。。浩二さんと幸せになれたらというか、上手く言えないけど、2番目の目標になったというか。まず幸せになりたいし、大切な人を幸せにしたいと思ったの。」


みゆ「少しだけ先生が年上だから、先生が引っ張らないとね。」



彼「どう見ても、お似合いだな。ただ、コスプレしてない友美さんはどう思うの?」


係長「人柄も知り、好きなアニメの話の中で何となく性格も伝わったから、コスプレに一目惚れしたのは事実だけど、無くても気持ちは変わらないです。」


さき「互いに目標はかなりハードル高そうだけど、2人で頑張ってみるの?」


女医「私はそのつもり。開業医もあるけど、彼を幸せにするのが一番の目標になったから。」


係長「僕は幸せにしたいし、開業医の夢の達成を一緒に成し遂げたい。無理だったとしても幸せにはするつもり。」



ひさお「それだけ聞けたら、僕ら4人は役目を果たせた。あとは2人でデートしてきなさい。」


2人は立ち上がってお礼を言い帰って行く。


さき「待ちなさい。係長。手握らないと、幸せが逃げるわよ。」


 係長から手を握り、友美が肩に頭を乗せて帰って行った。




ひさお「何だよ。女よりアニメとか言ってて。メロメロだったじゃないか。」


さき「ちょっと難しいと思ってたのにな。。ほとんど何もしなくても勝手にくっついて。」


みゆ「先生。幸せだったのよ。愛とも言えない付き合いしかしてなかった人だから。」


彼「あの2人はあの2人でお似合いだな。」



ひさお「しかし、すごい才能だな。本当にびっくりした。あまりに似てて、エロも入って。言葉失ったからな。」


みゆ「開業医は難しいんじゃないかな?資金集まらないでしょう?」


さき「実は、たぶん簡単よ。ひさおに聞いたけど、係長の家、土地デカいらしいの。隣で貸駐車場もやっているらしい。もちろん係長の親がね。ある程度貯金したら、建てる土地はある。融資受ける担保もある。親が認めない場合でも50歳とかなら、相続すると実現出来る。まあ。常識的にあんなに誠実な女性の夢のためなら、親が反対すると思えない。だから、今日の会が始まる前から、付き合うことが出来たら、開業医がいつか実現出来るのは実質決まっていたことなの。だからこそ、彼に惚れさせなければならなかった。当然、彼女は係長が大地主の息子とは知らせていないわ。」



彼「そういうことが裏にあると、本当に愛することは出来ないから、知らせなくて正解だよ。」


ひさお「そういえば、夕方ゆなさん達来るんだろ?」


さき「野菜は既に彼が準備済みだから、みゆ達が肉を持ってくる。ホットプレートを用意するだけ。」


みゆ「タレないぞ。。タレ作る研究はしてないから買うほうが無難よ。」


彼「僕が買ってくるよ。」


さき「いけない。ごはん炊かないと。3時か。意外と早かったわね。」


ひさお「あまりに順調過ぎたからな。そういえば、さき。明日、服買いに行こうか。」


さき「どうして?」


ひさお「そろそろ、専用の服買わないとお腹キツイだろう?」


さき「そうね。そういうタイミングかもね。分かった。まず、夜楽しみましょう。」


みゆ「久しぶりの2人の参加だからな。。焼き肉か。今日は贅沢過ぎるな。ひさおさん。お金使いすぎじゃない?半分出すわよ。この先も考えたら、そのほうがいいと思う。」


さき「ひさお。従って。みゆ達の気持ち考えたら、逆の立場なら同じこと言うと思う。」


ひさお「分かった。100円未満までこだわるのはやめようね。なんかつまらない関係みたいになるから。」



みゆ「そうね。いくら?」



 だいたい半分払い、みんなで夜に気持ちを切り替えていった。



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