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237/1061

荘厳なる少女マグロ と 運動会

 "青年" が、

 にやけていた。




 "青年の友達" を

 見ていた。




 その時、

 場にいる

 誰もが

 "青年の友達" を

 見ていた。




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 試し…――




 遊び。




 分析無き……――




 目撃。




 原始人が………――




 繰り返す事。




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 その時、

 "青年の友達" の方へ

 場の

 ”需要と供給”

 その

 <中心点>が

 移動していた。




 ―――――――――――――――――――――――――




 見られている

 "青年の友達" は……

 ――酔った頭と共に…

 決めた。




 "青年の友達" は

 <”感情メッセンジャー”を

  持った

  現地人>

 と向かい合い……――


 <ペア>


 ――となる。




 二つのうちの

 ひとつである

 "青年の友達" は、

 杯を掴んでいた指を

 ひとつ

 ひとつ

 解放した。




 そして………――




 すべてが

 自由になった時、

 ”感情メッセンジャー”

 に

 全体を

 寄せ……――




 触れた。




 ちからの偏り…――




 そして……――




 起動。




 "青年の友達" は

 敵国人と

 見つめあった。




 チャネルが

 開かれた。




 ―――――――――――――――――――――――――




 「オープン」




 ―――――――――――――――――――――――――




 ペアは

 見る。




 互いを

 見る。




 そして………――




 <感情>を

 見た。




 その目で

 見た。




 驚き。




 喜び。




 安逸。




 興奮。




 戸惑い。




 それら。




 発汗や

 パルス、

 体温から

 計算 [概算] された

 ”感情”……――




 その

 コングロマリットな

 <状態>。




 ※感情には

  ”感情的要素”と

  ”感情

   <状態>”

  がある。


  複数の

  ”感情的要素”

  が組み合わさって、

  或る者の

  ”感情

   <状態>”

  が出来上がっている。


  ”感情

   <状態>”

  は

  #集合#

  であり、

  ひとつ

  である。




 数学的

 <感情>。




 持たない者には

 見えないそれら。




 ―――――――――――――――――――――――――




 それらが

 見える。




 原始人が

 表情フェイシャルインプレッション

 目力で

 読み解いたつもりになりながら

 読み解く事の出来なかった…――


 ”感情”


 ――が

 個人から

 溢れて

 見えた。




 そこに

 言葉は

 無かった。




 動きが

 在った。




 色が

 在った。




 古代の慣用句に

 <十人十色>

 と云うものが

 在るが、

 その人数の

 五分の一の数で、

 二乗以上の色が

 そこに

 在った。




 そして

 刻々と

 変化を

 続ける。




 ※カラーバリエーションの

  組み合わせ可能性は

  膨大ではあるが、

  無限では

  無い。




 限界が

 設定された

 それら

 <感情>。




 「……spina」




 「やぁん………」




 スピンして変わり、

 スピンして戻る。




 「spinning……」




 スピンして隣と合わさって、

 スピンして分裂…――




 「さようなら」。




 飲まれ

 飲み込み……――




 隙間に電子。




 ―――――――――――――――――――――――――




 機械の助けを借りて、

 人間は

 互いを

 見ていた。




 見ていながら

 見えなかった

 相手。




 ―――――――――――――――――――――――――




 それだけでは

 なかった。




 その時

 二人は

 <寛容>を

 見ていた。




 互いに対する

 <信頼>を

 見ていた。




 そして………――




 <同じもの>を

 共有していた。




 初めての体験。




 ―――――――――――――――――――――――――



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