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【完結】暗がりの向こう側 ~怪物が蔓延っていた世界で、生き残るために戦います~  作者: よぎそーと
4章

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83 そこに仲間もちゃんといて

 仲間は無事だった…………というとおかしな事になる。

 だが、仲間は消える事無くちゃんと存在していた。

 滝口と違い、しっかりと記憶なども保持して。

 そんな仲間と合流し、この世界で何があったのかを尋ねていく。



「それが、不思議なもんで」

 集まった何人かのうちの一人が首をかしげながら説明していく。

「突然だったんですよ。

 いきなり全部変わっていったんです」

 そう言うしかないくらい、変化は突然に起こったという。



 カズヤが突入した巣が崩壊した直後だった。

 その崩壊にあえて飲み込まれ、カズヤが見知らぬ場所に旅だった時。

 世界は突然変化を始めた。



 あまりにも広範囲に及ぶ、大がかりなものだった。

 それこそ日本全土から怪物の巣のほとんどが消えたのだ。

 変化も日本全土に及ぶというもの。



 カズヤの仲間達もその影響を受けた。

 一気に訪れた大きな変化。

 それによる過去の変更。

 記憶も変化にあわせて新しいものが頭の中に入ってくる。

 その情報を受け取るだけでも大変な苦労だった。



「本当にいきなりだったんで」

 その時の事を仲間は振り返る。

 そうだろうなとカズヤも思った。

 その理由もおそらく自分にあるのだろうと察する。

「俺が向こうで怪物の巣を破壊したからだろうな」

 原因は、おそらくそこにある。



 カズヤも自分の体験した事を伝えていく。

 崩壊した巣に飛び込んだ先にあったもの。

 もっと巨大な怪物の巣の連なり。

 それが存在する世界の事を。

 そこで五年ほど巣を破壊するために活動し、ようやくある程度片付いた。

 怪物の影響を受けない場所を作り出す事がようやく出来た。



「そこに入ったら、こっちに戻ってた」

 元の世界と、崩壊の向こう側にあった世界。

 その接点が出来たのだろう。

 だから戻ってこれた。



 その瞬間に時間が動き出したのだろう。

 カズヤが暗がりに飛び込んだ瞬間に止まっていたものが。

 カズヤが別世界・別次元で活動してる間、おそらく元の世界の時間も止まっていた。

 怪物の影響が消えた瞬間に動き出した。

「たぶん、そうなってるはずだ」

 起こってる出来事から、そう考えられる。



「それとだ」

 もう一つ言える事があった。

 今後の活動に関わる事だ。

「向こう側とこっち側の巣は連動してる」



 巨大な巣が連なってた世界。

 そこで数多くの巣を破壊した事で、元の世界の巣の多くが消えた。

 何らかの繋がりがあるからだ。

 だから、別世界・別次元にある巣の崩壊によって、元の世界の巣が消えた。

 それも、より広範囲にだ。



 カズヤが片付けた巣もかなりの数になる。

 だが、日本全土に及ぶほどの数を消したわけではない。

 おそらく、暗がりの向こう側にある巣の一つで、元の世界の巣をいくつも巻き込んでる。

 ならば、向こう側の世界で巣を破壊した方が効率が良い。



「だから、これからは向こう側で活動していこうと思う」

 その方が効率的だった。

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