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ミリィ、ナイス!
100話にきました。
「奈々、休み時間の度に来ることないだろ!」
「やだやだやだっ!」
駄々をこねる奈々だが、それを良しとしないミリィ。おもむろにポケットから魔宝石を取り出すと、調度燈馬に抱きつく奈々を引き離すようにバリアを張った。
『ミリィ、ナイス!』
なぜかオールレンジのクラスにいるリーナと、なぜかオールレンジのクラスにいるナナリー。そしているのは当然のカーラ。その三人が口を合わせてミリィを褒めるのだが…
「意味無いのに。」
奈々の超能力により、魔宝石は全て地に落ちてしまうのだった。
「どうするの!?ナナの能力使われたら、私達手も足も出ないじゃない。」
「魔宝石一つ壊れちゃった…」
「四人で一斉に掛かってみる?」
「なんで私も含まれてるのよ!?ミヤシロ君なんか、べ、別にどうだっていいんですから!」