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や、やっぱり………

そして勇人がアジトに入って4時間後、勇人はやけにスッキリした顔をして盗賊を引き連れてアジトから出てきた。


「やあ、おまたせ。」


「ユウトさん!無事だったんすね!」


「当たり前でしょ?じゃあ盗賊をギルドに引き渡しに行こうか。」


そうして俺達は盗賊を連れて町に帰った。


帰り道、やけに勇人を熱っぽい目で見るやつもいたが俺は気にしたら負けだと思い、見なかったことにした。


そして俺達は飲み会をすることにした。


キンニくんは酒に弱いらしく、勇人が部屋まで送っていったので俺はネットちゃんにキンニくんのどこに惚れたか聞いてみることにした。


「え?キンニのどこに惚れたかですって?あの、私、小さい頃、いつも同い年の子達にいじめられていたんです。でもそれをいつもキンニが助けてくれたんです。それていつも助けられてもらってるうちにだんだん好きになっていったんです………。」


へぇー。キンニくんカッケーじゃん。


「その恋、実るといいね。」


「ありがとうございます。実は明日の朝に告白するつもりなんです。」


「そうか!じゃあ今日はゆっくり寝て明日の告白に備えなきゃな!」


「はい!それじゃあおやすみなさい!」


「うん。おやすみー。」


さーて俺ももうちょっと飲んだら寝るか。








そして次の朝………


「おはようネットちゃん。」


「おはようございますカズトさん。」


「告白はできた?」


「いえ、まだキンニが起きてきてないんです。いつもはこのくらいの時間には起きてるはずなのに………。」


あれ?そういえば勇人のやつもいないな。確かあいつ、キンニくんが酔っ払ったから部屋まで送っていってあげて………まさか!!


「おーいおはよう。カズト。ネットちゃん。」


「おはようございますカズトさん!ネット!」


勇人とキンニくんがやって来た。キンニくんの勇人を見る目がなんか恋する乙女みたいな顔をしてる………やっぱりコイツヤったな!


「あ、あの、キンニ。話したいことがあるんだけど………」


あっ!マズイ!ダメだネットちゃん!もうキンニくんは………


「あ、あの、キンニ。私、小さい頃からあなたのことが好きでした!私と付き合ってください!」


い、言ったー!!!ま、マズイぞ!


「ネット………ゴメン!実は俺、昨日から付き合うことになった人がいるんだ………。だからネットの想いには答えられない!」


「えっ………。」


「ホントゴメン!」


「そ、そうなんだ………。ち、因みにだ、誰と付き合うの………?」


「それは………ユウトさんだ!」


「え………ええっ!?」


「実は昨日ユウトさんに部屋まで送ってもらった後、色々良い雰囲気になってな………そしたらユウトさんのほうから体を求めてきてな………。そしたら夜中の3時までまぐわってたんだ。そして朝にユウトさんに告白したらオッケーしてもらえて………ってあれ?ネット?」


ネットちゃんはうつむいたまま自室まで走って言った。







コンコン。


「おーい。ネットちゃん。俺だよ俺、和人だよ。」


ガチャ


「大丈夫?」


「大丈夫じゃないですよ………。やっとの想いで告白したのに断られて………しかも恋人ができたからって………おまけに女じゃなくて男って………。」


「とりあえず中に入るよ。」


俺は部屋の中に入った。


「はいネットちゃん。」


「なんですか?これ………。」


「酒だよ。失恋とか嫌なことがあったら酒をたくさん飲んで忘れるんだ。そしたら次の新しい恋を見つけていけばいいんだよ。世の中にはたくさんの男がいるんだ。もしかしたらキンニくんよりもいい男が見つかるかもしれないよ。」


「………チクショーーーーーッ!!!!!なんでだよ!なんでダメだったんだよ!まだ好きな女ができたとかなら少しだけマシだったのにさぁ!なんで男を好きになるんだよ!しかもその日に会ったばかりの人にさ!こちとら10年以上も恋してたんだぞ!なのにさぁ!」


そうそう、酒飲んでストレスや愚痴を吐いてスッキリしなさい。


「カズトさん!あんたも飲め!私のストレスの捌け口になれ!」


「別にいいけど………。」


というわけで俺とネットちゃんは記憶がなくなるまで酒を飲みまくった。






チュンチュン、チチ………


ん?朝か………うっ頭イテー。さすがに飲みすぎたか?あー、昨日飲んでる間、何したっけ?あれ?なんで俺、裸なの?


「うう……ん。」


ん?なんだ?隣に人が………ってあれ!?ネットちゃん!?なんで!?


「あ、おはようございます。カズトさん。」


「おはようございます。じゃなくって!俺、昨日何かした!?」


「えっ!?何も覚えてないんですか?お酒を飲んでるときに私も経緯は覚えてないんですけど、めっちゃ激しく交わったじゃないですか。」


えっ!?マジで!?


「というわけでカズトさん。私の処女を奪ったんですからこれからもよろしくお願いしますね。」


俺、今度から酒を飲むときは絶対に2人っきりで飲まないぞ。特に女性と飲むときは!

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