主人公、アッシーくんになる
「ねえ和人。」
「なんだ勇人。」
「和人の知り合いにムキムキの人はいないかい?」
「なんでそんなこと聞くんだ?」
「僕は出会いを求めているんだ。新しいムキムキのおじさんとの出会いを!」
「何言ってるのかさっぱりわかんねー。」
「で、知り合いにいないのかい?」
「いや、まあいることはいるんだけど………。」
「えっ!?本当かい!?」
「この前行ったダンの町って所のギルマスがそうだった。」
「よし!さっそくダンの町へレッツラゴーだ!」
「やだなぁ、めんどくさい。」
「まあまあ僕と和人の仲だろ?」
「はぁーしょうがないなあ。」
ギルマス、ごめんよ。
「じゃ捕まれよ……おっとこの前みたいなことはさせないぞ。やったら連れてかないからな。」
「ちぇ、わかったよ。」
「んじゃ、転移!」
「ここがダンの町のギルドか。普通のギルドよりデカイけど王都のやつに比べるとショボいね。」
「あれと比べちゃアカンよ。」
「まあ早く中に入ろ。」
「冒険者ギルドダン支部へよ……カズト様!本日は何用で?」
「あ、えーと、ギルマス居る?」
「あ、ギルマスは本日有給をとっているのでギルドにはいませんが……。」
「だってさ、どうする?勇人。俺としてはこのまま諦めてほしいところだけど。」
「いや、僕は諦めない!」
「諦めてよ…………。」
「受付のお姉さん!じゃあギルマスの住所は知っているかい!?」
「え?まあ知ってますけど………。」
「教えてくれないかい!?」
「は、はあ………。」
受付のお姉さんは俺達にギルマスの家まで案内してくれた。
「ここがギルマスの家ですが………。」
「そうか!ここがか!」
「ごめんなさいね。受付のお姉さん。」
「いえ、これも仕事ですので。」
これは仕事の内に入るかなぁ………。
「それでは私はこれで。」
「ありがとう!受付のお姉さん!さあギルマスとご対面だ!」
あーあ、帰りてー。
「ごめんくださーい!」
『『はーい。』』
中から声がすると綺麗な女性とおばさんが出てきた。
「どちら様ですか?」
「あ、はじめまグエッ!」
「どうもはじめまして僕は元勇者の森山勇人という者です。いきなりで失礼ですが、ギルマスは?」
「家の亭主ですか?亭主なら居間で新聞読んでいるんですが………。」
「そうですか!奥さん。単刀直入に申します。旦那さんを僕に抱かせてください。」
「はあ………………はあ!?」
「もしくは僕が旦那さんに抱かれるでもオーケーです。」
「奥さん、絶対止めといたほうが…………。」
「全然大丈夫です!!!!自分の旦那が男に寝取られる………最高です!!!!」
「え、マジ!?」
「できれば私はそれを見学したいのですが。」
「マジで!?」
「もちろんオーケーですよ。むしろ興奮するんで。」
「もうやだコイツら。」
「お母さん、私も見たい!」
「おい、嘘だろ!?あなたまで!?」
「そう……。あんたも同じ趣味だったのね…。やっぱり親子って似るんだねぇ。」
「似なくていいところが似ちゃってるんですけど。」
「見られる人数が増えるとは……ますます興奮してきたよ。」
「それじゃあ早速。」
「俺は行かないぞ!」
「じゃあ5時ぐらいに迎えにきてね。それじゃあ今度こそ行こうか!」
「「おう!」」
そして3人は家の中に入っていってしまった。
そしてすぐに中からギルマスの悲鳴が聞こえてきた。ギルマス……マジでごめん。
その後、俺は何もすることがなくなったのでダンジョンに行った。
最深部でまた皇帝竜に会ったが土下座をかましてきたので見逃すことにした。
そして5時になったので俺は勇人を迎えに行った。
ギルマスの家の近くに来ると勇人と奥さんと娘さんが握手をしていた。
なんか「また今度もよろしくお願いします」とか「何かあったら何でも言って。大親友の頼みならどんなことだって聞くよ。」とか聞こえてきたが聞き間違いだろう。そうであってくれと俺は願った。
因みにギルマスは尻を押さえ頬を染めながら勇人を見ていた。
ほんとにごめんなさい。
「名残惜しいけどそろそろ帰るよ。じゃあね。」
「おーい和人、待たせちゃったね。それじゃ帰ろうか。」
「転移!」
そしてダンジョンに帰ると勇人はすぐに春菜とティアのもとに行った。
あれ?よく考えると俺、今回はアイツのアッシーくんやってただけ?一応主人公なのに。
こっちもよろしくお願いします
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