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16話

遅くなってごめんなはい!多分しばらくは3日に一回のペースになるかもしれないです!

 あ〜大分時間が経っちまったな。多分これ程入りづらい状況はないな。

 最悪ハオがいるし覚悟を決めるか。


 俺はノックをして教室に入る。


「うーっす」


 先生以外誰もいない!?え、皆帰ったの?

 ちなみに、先生は受験の時の筆記担当だった、アイゼン・ノーマンさんだ。


「あぁ、リンク君。学園長との話は終わったかい?」


「は、はい。所で皆は‥‥」


「あぁ、帰らせたよ」


「え!?帰ったんですか!?」


 自己紹介とかしてないけど大丈夫!?明日からハブられそう!


「安心してください。リンク君が学園長から聞いた話とほぼ同じ事を話して、自分たちの順位を教えて解散にしただけです」


 それだけで解散になったのか。じゃあ俺もある程度聞いてるから帰れるかな。


「じゃあ、俺はすぐに帰っても良いんですかね?順位も知ってますし」


「はい、大丈夫ですよ。お疲れ様です」


 あっ、帰って良いんだ。ラッキー、さっさとアリスの所に行くか〜。


「お疲れ様で〜す」


 さて、アリスは何処にいるんだ。と、教室を出てふと、窓を見ると学園の門の前で男と2人で喋っているアリスを見つけた。

 あれは‥‥仲が良いって訳じゃなさそうだな。少し急ぐか‥‥


「‥‥‥け!」


「‥‥‥こい!!」


 アリス達の近くに行くと言い争っている声が聞こえてきた。

 アリスがあんな感情的になるなんて珍しいな。


「アリス、お待たせ」


 アリスは俺に気づくと、小走りで近づいてきた。


「リン君!待ってないよ!一緒に帰ろう!」


 アリスがそう言うと先程、アリスと喋っていた男が凄い形相で話しかけてきた。


「おい!待てよアリス!まだ話は終わってないぞ!」


 なんだなんだ。修羅場ってやつか?それにしても何の話をしていたんだ?


「しつこいって言ってるでしょ!第一、私よりも弱いし対して仲が良くないのに何で貴方とデートなんてしなきゃ行けないのよ!」


 あ〜なるほど。デートのお誘いをしつこくしたらアリスが怒ったって感じか。


「これから強くなるし仲良くなれば良いだろう!」


「とにかく無理!!」


 そう言ってアリスは俺の後ろに隠れた。

 ちょっと待て、嫌な予感がするぞ。


「くっ、‥‥‥そうか、そこの魔法が使えない無能とやらがいるから俺とデートしてくれないんだな?」


 やっぱりな。矛先が俺に来る予感はしてた。っていうか俺が無能って事を知っているのか。コイツとは一回も話してないし会ったこともないのに何でバレた?そんなに噂が広まっているのか?


「は?今なんて言ったの?」


 アリスさんや、目のハイライトが消えているよ。


「何度でも言ってやるよ!そこのゴミみたいな無能がいるからデートしてくれないんだろ!?」


 そして、コイツもコイツでメンタルが強いな。アリスが怖くないのか?アリスの発言からして、アリスより弱いのは確定だろうし。

 あと何でゴミを追加したの?


「リン君は無能でも無いし、ゴミじゃ無いんだけど?そんなに半殺しにされたいの?」


 おいおい、これは相当キてるな。昔から俺の悪口を言う奴に対しては容赦がなかったからな〜


「いーや、そいつは無能でゴミだ。おい、ゴミ野郎。1つ提案がある」


「‥‥何でしょうか」


「明日の授業が終わった後、俺と序列をかけた決闘をしろ!俺が勝ったらアリスに金輪際近づくな無能が!」


 いきなりか序列戦か〜多分コイツは俺が魔法が使えないっていう点しか知らないな。俺の魔力の性質を知っていたら、こんな短期間で勝負を仕掛けてこない。対策も練る時間もないだろうしな。


「こいつ!リン君、こんな勝負受ける必要が無いよ!」


「‥‥‥わかりした。無能如きにありえないと思いますが、ビビって逃げないでくださいね?」


「リン君!?」


「上等だゴミが!ボコボコにしてやるよ!」


 そう言い、まだ名前も知らない先輩が去っていった。


「アリス、大丈夫だったか?」


「私は大丈夫だけどリン君がっ‥‥‥」


「俺も大丈夫だよ。俺が勝ったら、あいつを金輪際アリスに近づかせないようにするから」


「ごめんね、私のために‥‥‥」


「気にするなって。ほら、早く帰ろうぜ?」


 そう言い、アリスに手を向けると手を握って来た。


「こうして手を繋ぐのも久しぶりだな〜」


「う、うん。そうだね‥‥‥」


 アリスは俯いたまま返事をした。少し顔が赤いが大丈夫か?


「おい、顔が赤いぞ?大丈夫か?」


「ふぇ!?だ、大丈夫だよ!」


 そう言い、アリスはそっぽを向いてしまった。


(鈍感なんだから‥‥‥バカっ‥‥)


 リンクとアリスは手を繋いだまま帰宅したが、すれ違う人たちに暖かい目で見られているのに気づかないのであった。

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