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FUMA1912  作者: 香鶏仙幸
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プロローグ

 時は18世紀半ば。水素を始めとした元素、化学式が発見される。

そしてその時には、火をおこし酸素を二酸化炭素に変化させるなどの

【化学反応】を人類は会得していた。

そこから19世紀終盤。原子、分子が発見される。

それらを踏まえ学者達が試行錯誤してたどり着いた現在【1912年】。

人類は触れるだけで物質と物質を融合、分解する力。いわば錬金術のようなもの

特殊融合フューマ】が西洋にて実現された。原理は””フューマ体質”といわれる、物質と物質を融合、分解させるための、分子結合の切断(電気分解)。切断された分子同士の再融合(熱融合)を自身の細胞から発することが出来る特殊な身体にし、手に電流や熱を身体への負担なしで加えるというものだった。

やがて西洋だけでなく、世界全体にこの技術は広がった。そしてそれは、第二次産業革命が起きた場所。アメリカにも伝わっていた。

 そんな時代で、貧しいながらも亡き学者の父のフューマ体質を受け継いだ13歳の少年。【アルベルト・ハンフリー】も、その能力が扱えたのだった.....。

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