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19.「劇場版 チェンソーマン レゼ編」


※ 本項は2025年11月にカクヨムに掲載したものをそのまま転載しています


 ***


 藤本タツキ原作の漫画で、元々は少年ジャンプ掲載(現在原作は2部に入っており、そちらはジャンプ+にて連載中)

 悪魔の力を手に入れた少年デンジの物語。頭部がチェーンソー化した血まみれデンジの姿は色々なところで見ますがあれだけでもかなりインパクトがでかい。

 既にテレビアニメ1期は2022年に放映されていましたが、今回は原作の中でも特に人気エピソードとなる「レゼ編」を映画化。2025年9月19日公開。


 鬼滅や呪術と並ぶジャンプの人気作というイメージでしたが、テレビアニメ1期は色々と問題が多かった……という印象で、映画も正直そこまで跳ねることはないのでは?と思っていました。

 ちなみに当方は原作もアニメも、この劇場版も未見。


 しかしフタを開けてみるとこのレゼ編、非常に評判がよく連日大入り!

 どうやらテレビアニメ版を再編集した総集編がニコニコ動画などで配信されており、それがかなり好評だったらしい(ただの総集編ではなく、より原作に近い形に台詞や演出が修正され、新規映像も加えられたとのこと)

 さらに米津玄師のオープニングテーマ「IRIS OUT」がyoutubeでも超絶大人気。劇中の映像と絶妙にマッチした素晴らしいMVで、これは観たい!と思わせる力がある。

 ただし明らかにエログロが多めなので、鬼滅ほどファミリー層や親子連れの動員には期待できないのが残念なところか。鬼滅はグロはあってもエロはほぼないからなw


 それに加え、米津玄師と宇多田ヒカルがタッグを組んだエンディングテーマ「JANE DOE」がこれまた話題に。「IRIS OUT」とは対照的に、しっとりと聞かせてくれるメロディーが印象に残る。


 公開直後から怒涛の勢いで話題を集めたチェンソー、週末ランキングでも鬼滅の10週連続Vを阻止。それ以降、鬼滅に替わるかの如く6週連続での週末ランキング1位を達成。

 無限城を止められるのは8番おじさんではなく、チェンソーの悪魔だった!

 興行収入も11月中旬の現在で既に80億を超え、100億も視野に入ってきております。



 鬼滅を倒すほどの話題作なら、特典も凄いことになっているのでは……

 と思って調べてみたところ、こんな感じ。


 ・公開初日(9/19)~:「恋・花・チェンソー・ガイド」(冊子特典)

 原作者描き下ろし表紙に原作者描き下ろし4コマ、さらにレゼ編のネーム・下書きの一部を公開したメイキング解説に、映画の設定や絵コンテなどの掲載された超豪華冊子!

 これはファンなら全員飛びつくだろ!というレベルの特典です。

 この超豪華冊子特典を初手から出してきたのも、快進撃につながったか。


 そして1週おいて第2弾は


 ・10/4~:原作者描き下ろしミニ色紙風カード

 デンジとレゼの仲睦まじいラブラブカップルぶりが原作者の手で描かれたイラスト。

 恐らくこれもゲ謎や鬼滅の特典などと同じく、「観た後に見るとぐっとくる」であろうタイプの特典。

 同じタイミングで4DXなどの特殊上映も開始され、そこでも同じ特典が配布されたそうです。通常と特殊で特典を変えたり、特殊上映では通常の特典は配布しないという作品が多い中、これもかなり好印象。


 さらに1週おいて第3弾は


 ・10/18~:原作者描き下ろしビジュアルカード

 こちらも原作者描き下ろしの、アキと天使が描かれたイラスト。

 チェンソーは何となく若い男性ファンが多いイメージありましたが、女性ファンも釣りにきたか?w



 1週おいて11/1からは、劇場版のポスターのビジュアルカードが配布されたそうで。浜辺で寝そべるレゼの、露出はほぼないのに妙にエロチックな雰囲気のイラストです。しかもデンジのワイシャツを着ている? つまり彼シャツ??

 さらに言うと、本来予定されていた特典は第4弾までだったそうですが、あまりの人気で第7弾までが追加予定。

 そのうち第5弾は既に11/15から配布されております。これも原作者描き下ろし、制服姿のデンジとレゼが一緒に卒業式を迎えるというインスタントフォト風ビジュアル。


 ここまでの特典状況を見ると、どれもこれもファンの心をガッチリ掴んで離さない特典ばかりという印象。本エッセイ的に言うと「良い意味で凄い」特典ばかり。

 ランダムもなく毎週連発するわけでもなく、特典の質を高めに高めている感じです。

 こういうのだよ本来の「入場者プレゼント」っていうのは! 毎週連発だのランダム連発だのでファンを振り回すんじゃなく、観てくれたファンの心を掴みに行くもんだろ「プレゼント」っていうのは!!


 毎週だのランダムだのに頼らず、特典でも決して手を抜かず質で勝負。

 こういう漢気溢れる映画はマジで頑張ってほしい。毎週ランダムを連発されたらどれほど好きな作品でも疲れてしまうし、推しキャラを当てられなかったり諦めざるを得なかった時の落胆で、映画のイメージが上書きされてしまうことさえある。

 鬼滅やゲ謎もそうだけど、やはり映画の内容を色濃く反映した冊子やイラストなどの特典は心底嬉しいし、こういう映画にこそたくさん稼いでほしい。

 そして何とか、「アニメ映画特典=毎週ランダム」の風潮は改善してほしいところ。プリキュアまでが毎週ランダムになってるのはビックリだったしな……




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