プロローグ。
今回から始まる物語。
兄弟の復讐劇はここから始まるー。
誤字脱字が目立つかもしれませんがご指摘お願いします。
燃えているー。
周りの数々の機械はもう使い物にならないだろう。
近くには黒の服に眼鏡をかけた博士が倒れていた。意識を失っているのだろうか。ピクリとも動かなかった。
体を動かそうとするがズキリと痛みを感じる。今しがた無くなった右腕から血が滴り落ちる。痛みの原因はこれで間違いないだろう。
こんな異例な光景は始めてではなかった。これで二度目なのだ。
ーー俺はまたなにもできないのか?
ーーこのまま死んでいくのか?
目の前には、腕が四本に鋭い爪。そして背中にある目のような球体が特徴的な化け物が一つ。また一つと機械を壊していく。
まるで何かを探すように。
ずっと恨んできた憎しみの対象を目の前にしてまた何も出来ないことに自分自身への怒りを覚えた。
今度こそこの化け物を殺したい。それだけの為に辛い特訓にも全ての人生もかけてきたのだ。
だから、このまま諦める選択肢などはない。
だが如何せん右腕は使い物にならないし意識を保つことでさえやっとなのだ。立つことでさえ難しいだろう。
耳元で心臓のような音がなる。音のある方へ目線を向けるとそこには、鎖で繋がれた右腕がおちている。
もちろん俺の右腕ではない。だがその右腕に導かれるように体が動く。距離は一歩ずつ近づいていった。
そういえば、博士はこの右腕のことを「王の右腕」と呼んでいたことを思い出す。
もしも「奇術」で俺の右腕と繋ぐことができれば…。
そんな考えが頭に浮かび、その右腕を自分の右腕に繋ぐように合わせた。
奇術展開!!
「ぐぁぁぁぁ!!」
痛い。痛い。だがこんな痛み、あの人達と比べれば!!
一つ一つの細胞は新たな腕を受け入れるように根を伸ばしついには、右腕が繋がった。
今度こそ…!今度こそ俺は!!
目の前の化け物に憎しみを込めた目で奴を睨んだ。
これからもよろしくお願いします。




