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魔法少女に変身

俺、宅間はるき、もう完全に「終わりだ……」って覚悟決めた瞬間、

バケモノが「グオオオオオオ!!」って雄叫び上げて、

赤い目がギラギラ光って、長い腕を振り上げてきた。

俺ら3人、地面にへばりついたまま動けなくて、

増尾が「マジかよ……」って呟いて、

ミッチーが「宅間くん……!」って俺の手握ってきて、

俺の頭の中、真っ白……。


そしたら突然、

俺らの体がキラキラ光りだした!!

なんだこれ!? 光の粒子が体を包んで、

服がシュルシュルって変わってく!!

次の瞬間、俺の制服が消えて、

胸元が大胆に開いたフリル付きの半袖トップスに、

ふわっと広がるミニスカート、

裾にレースついてて、

腰にリボンみたいなベルト、

足元はブーツで……。

しかも右手には、星の飾りついた魔法の杖!!


……は!? 魔法少女!? 俺、魔法少女!?


俺、慌てて増尾の方見たら……

ブスすぎる!!

増尾のあのずんぐりむっくり体型に、

ピンクのフリフリミニスカートが乗っかって、

胸元開いてるせいで肩幅の広さが強調されて、

一重の細い目がキラキラ光ってるけど、

宴会でのブサイクな女装感満載。

笑うどころか、ちょっと怖いレベル。


一方ミッチーは……

似合ってる!!

マジで似合ってる!!

白い肌にピンクの衣装が映えて、

くりっとしてる目がさらに強調されて、

そばかすが可愛く散らばって、

ミニスカートから伸びる細い脚が……。

可愛いなおい!!

いや俺ホモじゃないよ!?

ただの客観的事実として!!


ってかこんなこと言ってる場合じゃねえ!!バケモノがまた腕振り上げてくる中、

俺の体の中に何か熱いものが湧いてきて、

「これ……ビーム出せんじゃね!?」

って直感が働いた。

俺、杖を構えて、

「うりゃー!!」

って全力で振ったら、

本当にピンクの光のビームがブシャーッ!!って出た!!

バケモノに直撃して、

「ギャアアア!!」って叫び声上げたけど、

まだ倒れねえ! しぶとい!!


そしたら増尾が

「俺もいくぜ!!」

って杖振り回して、

なんか緑色の衝撃波みたいなの飛ばして、

ミッチーが

「え、こう!?」

って焦りながら杖振ったら、

青い光の矢みたいなのが連続で飛んでバケモノに刺さる!!

3人で交互にビーム撃ちまくって、

バケモノがようやく「グオオ……」って膝ついて、

黒い体が煙みたいに溶けて消えた。


……撃破!!俺ら3人、息切らして地面にへたり込んで、

増尾がふうって息吐いて、

「倒したな……てか俺、これ結構似合ってねえ?」

って自分のミニスカートひらひらさせてドヤ顔。


……全く似合ってねえよ!!

お前、似合ってねえどころか、

今見た中で一番のホラーだわ!!

ミッチーは「増尾くん……似合ってるよ……?」

って優しくフォロー入れてるけど、

目が泳いでるぞ!!俺、杖握ったまま、

「これ……どうすんだよ……この衣装……」

って呟いてたら、

キラキラ光がまた体を包んで、

元の制服に戻った。

……よかった、戻った。

でもなんか、

この力……まだ残ってる気がする。

バケモノ、また来るのか……?

俺ら3人、顔見合わせて、

「次、来たらどうすんだ……?」

って空気が流れた。


次回をお楽しみに!

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