宅間の発砲練習
俺、宅間はるき、何だかんだで宿題終わらせたぜ!
ミッチーが「健康第一!」とか言いながらも結局みんなで着々と進め、
増尾の頭の良さに頼りまくって、
なんとか今日の分をクリア。
毒ガス事件の余波でちょっと気まずかったけど、
最後は「じゃあまた来週な!」って普通に解散。
チャリで家帰って、汗だくのまま夕飯かきこんで、
風呂入ってさっぱりして、歯磨いて、トイレ行って……
さあ、ベッドにゴロン。
電気消して、布団かぶって、寝るぞ……!
……って思った瞬間、
俺の頭にフラッシュバックしたんだよな。
増尾のあの「パァン!!」って爆音。
あれ、どうやってんだ!?
俺だって中学生の頃、ふざけて床に尻の穴くっつけて、
思いっきり力入れて「んふっ!」ってやってみたことあるけど、
せいぜい「ボン!」とか「バフッ!」レベルの音だったぞ。
あんな破裂音みたいなデカい音、
どうやったら出せるんだ……?
増尾のケツの筋肉、特別鍛えられてんのか?
槍投げのフォームが関係してんのか?
それともただの才能枠か……?よし、ちょっと試してみるか。
ちょうど今、出そうなんだよな……タイミング完璧。
床に体操座りして尻を木目に押し付けて、
腹にグッと力入れて……
「んっ……!」
「はるくーん、明日朝練あるんだっけー?」母さんの声がドアの向こうから聞こえてきた。
……うわ、タイミング最悪!!
俺、慌てて普通の声で
「うんー、あるよー!」
って返事したけど、
尻の穴がビビって完全に引っ込んじゃった。
出そうだった空気が、
「やめとこ……」って自主規制かけたみたいに、
スーッと奥に逃げてった。
……マジかよ。
せっかくの再現実験、母さんの一言で台無し。 俺、布団の中でため息ついて、
「バカなマネはやめよう……もうこのまま寝よう……」
って自分に言い聞かせた。
増尾の爆音テク、
結局謎のままか……。
明日学校で直接聞いてみるか?
いや、聞くのもバカらしいし、
増尾に「教えてやるよ」って言われたら、
自分のケツで実演されそうで怖い……。結局、俺は普通の「バフッ!」音で満足するしかないのかな。
……まあ、いいや。
おやすみ。
次回をお楽しみに!
毎日1話新エピソード投稿。




