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再臨勇者の復讐譚~Be Braves~  作者: Midnight.P
序章 もう一つの始まりの物語
8/10

幸せな世界

伊織の今いる世界は多様な種族、価値観が入り混じったものだ。

さらに人族や獣人族・エルフ族などの人だけでなく、魔力が豊富で外見も価値観が違う魔族。

こんな世界で『幸せな世界』を築くことは不可能であろうか。


伊織の住んでいた世界でさえ、肌色・言語が違うだけで差別が、戦争が起きてしまった。


ならば異世界でならば尚更不可能ではないのだろうか?

今の時点で戦争が起きているし、お互いに嫌悪を抱いているのだから。


サーシャが求めた『幸せな世界』とは本当に夢物語だ。

誰も恨み妬み合うこともなく、差別もない世界。

種族などを超えて、戦いなどがない幸福な世界なんて存在するはずがない。


でも。

伊織はかなえたいと思った。

本当は魔族も戦いたくない者もいるはすだし、平和でいられるならばそれが一番なのだ。


たとえ綺麗事と知ってても、伊織は手を伸ばすだろう。

やらない善よりもやる偽善。


どれだけ罵られてもやってやろうと思った。

今まで流されてきた自分の中で初めて『自分からやりたいこと』なのだから。


これから始まる魔王までの行程は伊織たちの『幸せな世界』の第一歩。


いや、もしかすると――――――――――



















――――――――――――――破滅の始まりかもしれない。

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