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私の秘密  作者: 響子
第2章
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ひーちゃんとゆうちゃん(拓馬side)

オマケの拓馬sideです。作中ひなたに送られてきた封筒の中身に触れる部分がなかったのでここに書かせていただきました。


嶺上開花リンシャンカイホウ

海底撈月ハイテイラオユエ


さっきからひーちゃんが本を読んで勉強してる。それを聞いて数馬兄ちゃんが溜息をついた。


「あれで中国語勉強してるつもりなんだろうか?」

「あれ中国語なの?」


数馬兄ちゃんにそう尋ねるとしーっと言われた。あれ?聞いちゃいけなかったのかな?





ひーちゃん……ひなたお姉ちゃんは日本語以外とても苦手らしい。僕も英語はあまり得意じゃないけど、数馬兄ちゃんが言うには僕と変わらないくらいのレベルだって言う。でも一生懸命勉強しているのはひーちゃんの旦那さん、祐輔兄ちゃんが中国に行ってるからだ。

パパが言うには祐輔兄ちゃん、ゆうちゃんは『サクシ』らしい。


「ひなちゃんにに自分の預金通帳とか生命保険とか送りつけて 遺言書まで作ってすべてひなちゃんに譲るよう書かれていたら どんな女でもイチコロだろ?だが俺は騙されないぞ。あんなふうに送ってきたって 本当は通帳の中の金はすべて引き出して記帳してないだけだったかもしれないし、生命保険だって証書を失くしたっていって解約してたかもしれないだろ」


酔っぱらってそう言ってママにしつこいわよって怒られてた。パパは仕事してる時は社長だから威張ってるけど本当はママにすっごく弱いの 僕は知ってるんだ。






パパやママはゲームが苦手だけどひーちゃんはとても得意なんだ。だから僕はいつも対戦を挑むんだけどなかなか勝てない。ひーちゃんはゲーマーだ。でも最近は何だか男がいっぱい出てくるゲームばっかり買って僕は好きなのは買ってない。そしてゲームをしながら泣いたりしてるから何か悲しいゲームなのかな?って思う。確か……おとめゲームって言ってた気がする。


「ひなた姉ちゃんは今 リア充じゃねえから オタ充になってるんだろ?そっとしといてやれよ」


って数馬兄ちゃんは言ってた。オタ充って何?って聞いたけど教えてくれなかった。でも数馬兄ちゃんは俺もオタ充だって言って笑ってた。そしてゆうちゃんが中国に行ってから日本に帰ってきたのが3回目になった時、ビックリすることが起きたんだ。







「はぁ?日本に帰ってくる?」

「2年って話じゃなかったっけ?」


よくわからないけど 会社の人事異動ってやつで独身で中国語が話せる人がやってきたみたい。だからゆうちゃんは日本に帰ってくるようにって言われたんだって。だから1年も経たずにゆうちゃんは帰ってきて ひーちゃんはとても喜んだ。これでリア充になったよね?って思ったけど……


「ひーちゃん アマゾンから宅配便……」

「よっしゃ!待ってたんだよ!」


ゆうちゃんが帰ってきてもオタ充はなくならなかった。おとめゲームもたくさん買ってて いっぱい男の人が出てくるんだ。


「ゆうちゃん、ひーちゃんは男の人がいっぱい出てくるゲーム たくさんやってるよ?」

「そうだね」

「いいの?」

「ゲームだからね、もちろんゲームじゃなくて本当に男の人と遊んでいるなら僕が許すわけないだろ?」

「そっか……ゲームはいいんだ」

「だから拓馬、ひなた姉ちゃんが本当に男の人と遊んだりしないかどうかちゃんと見張っててくれる?」

「うん!わかった!ゆうちゃんが仕事でいない時は僕が見張っておく。でももし遊んだりしたらどうするの?」

「それはもちろん……お仕置きだよ」


その時僕は思ったんだ。うちでいちばん怖いのはママだけど、次に怖いのはゆうちゃんかもしれないって……あ!ゆうちゃんには絶対秘密にしておいてね。



  


最後までありがとうございました。このヒロイン、ひなたさんは現在旦那さんの祐輔さんと幸せに名古屋で暮らしています。そしてひなたさんはちょくちょくアニメイトに出没されているようです。

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