幕間:それぞれの思惑
すみません間違えました…消し方がわからないので急遽短いながらも書き足すことに修正するかも…? まあ書こうと思ったけど短いしなぁ…と思ってたのでいい機会…すみません反省しております
今更ながらブクマありがとうございますはげみになっております
「リースロンデめ…何を考えている」
忌々しげにつぶやく。
「いや…考えるまでもないことであったか…だが構わぬ。少しばかり計画に修正を加えればいいだけの話。駒は…いくらでもいる」
「シン!あんたまた勝手に出て行ったわね」
「うるさいなぁ…キミたちにはそれほど関係のないことだと思うけどね」
「関係ないって…」
「…そうだろう? だってキミはむしろボクを疎んでいるだろう? ボクのとは放っておいてさっさとヴェートリッヒのことを探しに行ったほうがボクのことを押し付けることもできて楽だと思うけどね」
「バカにして…!」
「ふふ…怒るのかい? それはいいことだねキミはキミの望みをかなえるといい…それでこそ、魔族らしいと。魔王の望むままの世界だよ」
「そうですか…あれが動き出した、と」
「はい…だというのに、あなたに神託を託すことができないというのが大変申し訳ないのですが…」
「いえ…気になさらないでくださいわが神よ」
「今一度…力を貸してください。グレゴリー」
「無論です」
それぞれの思惑を胸に、世界の大罪へと物語は動き出す




