2/2
擬音。
日本人とは少し面白いもので、日々のなかで感じた感情に音として言葉をつけている。風の音をヒューヒューと言ったり、太陽が明るく照りつけるさまをサンサンと言ったり。
どれもがその音を聞けばどんな様子なのかを想像でき、共感することができる。
ではこの恋心を表すにはどんな音がふさわしいのだろうか。
よく聞くものとしてドキドキ。なんてものがあるがこれは相対したときの心臓の音であり恋心以外にも心拍が高いときに使われる。
キュンキュンする。というものもある。一般的には胸の高鳴りとともに苦しくなるようなさまをいうようだか、この状況をひとくくりにするにはいささか不十分にも思える。
今私は恋をしているのだ。どうしょうもなく感情が溢れ出している。指先の動きや目線の動きその一つ一つにどうしょうもなく音が鳴りやまないのだ。うるさく重なるこの音にどんな言葉をつけようか。これは私だけの音であり、私だけのものなのだろう。嗚呼、今私は恋をしているのだ。
恋愛漫画読みました。




