ファーストキスはレモン味
クリームソーダ後遺症祭りの作品を書いていて、「初恋の甘酸っぱさ」 や「ファーストキスはレモン味」 を何かで見たような聞いたような気がした。なんとなくそういうイメージで認識していた。
調べると文学や、歌などで、初恋や初口吻を、爽やかなレモン味に例えたのが流行った事らしい。ネタでニンニクたっぷり食べたニンニク臭漂うキスみたいなものが対比的に使われるのも、爽やかなイメージが土台にあっての事なのだろう。
個人的には初恋や初キスだけではなくて、甘酸っぱい青春全般のイチャイチャまでいかないモジモジしたもやる距離感でも充分な気がしてしまうが、歳を重ねたせいで特別感の幅が広がってしまったのかも。
初恋は実らないなどというのもあるので苦い記憶が美化されることもあるのかな。
昔、実際喫茶店で働いていた頃に、オリジナルのジンジャーエールを作って失敗というか不味かったのを思い出した。レシピはあまり覚えてない。その後オーガニックのジンジャーエールを、いくつかの店で飲んできたが、あまりしっくり来なかった。いまと違いスマホ片手に‥‥なんて出来ないのもあるが、根本的に調理は出来ても料理は出来ないのだ。
シャンメリーとクリスマスを絡めて話を膨らませようかと思ったけれど、長くなるし初恋がブレるのでやめた。
また初恋に関しても、相手を意識して好きになった状態を差すのならば作中の二人は大学生でもあり、大人の恋を楽しめていて、初恋というわけではないのかもしれない。互いに初めて会った相手に恋した見解を初恋としても良いよね? ダメ?
‥‥タイトル詐欺と言わず、そのあたりは優しくスルーしていただきたいと思う。
また小説家になろうの中にも、そんな素朴な疑問を作品にしていたお話があったので紹介してみる。
タイトル:「何でファーストキスはレモン味っていうの?」「甘酸っぱいからとか?」
Nコード:N4601GW
年齢制限:なし
種別:短編
シリーズ:こんな青春送りたかっただけの話
ジャンル:現実世界〔恋愛〕
作者:広い坂 様
掲載日:2021年 03月28日 22時31分
文字数:1,592文字
あらすじ
ふとした疑問をぶつけてくる幼馴染にいつも答える主人公。
今回もまた彼女の質問が飛んでくるのだがそれがファーストキスの味の話で…




