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10/21:プロローグ

中二病をありのままに暴走させてみた結果がこれです。

 

 世界なんてもんは退屈だ。


 学生なら学校行って部活やって帰る。

 社会人なら会社行って呑んで帰る。


 それは俺、ごく普通の高校2年生である近衛このえカルマも同じ。

 近所って理由で選んだ幻台げんだい高校に通い、授業受けて、昼飯食って、また授業受けて、放課後は適当に帰る。


 そう。

 毎日は同じことの繰り返し。

 とどのつまり退屈なのだ。


 でも、時折ラッキーなことだって転がってる。

 俺の席が前回の席替えで窓際の後方二番目になったのは、その一つだ。

 そこで机に突っ伏した俺は、顔を横に向けて、開けた窓から空を眺めていた。


(ああ。空はこんなにも青いのに……)


 思わず、どこかの戦艦のような独り言が漏れる。

 夏場のフローリングにするように頬をべったりと学校机へ引っ付けていると、頭の後ろから鈴の鳴るような声がした。


「近衛君。何やってるの?」


 面倒だったので顔だけをぎゅるりと回転させる。

 首からゴキンッて音がして冷や汗が垂れたが気にしない。

 目の前からフローラルな桃の香りが流れ、冷や汗など吹き飛んで行くからだ。


「だ、大丈夫? いまスゴイ音したけど……」

「大丈夫だ。問題ない」


 関節を捻じ曲げて反対側を向くと、そこには俺と同じく冷や汗を流す一人のクラスメイトがいた。

 名前は樫咲かしざきこころ。

 少しブラウンがかった腰まであるストレートヘア―に、ぱっちり大きな瞳は二重瞼と長い睫毛で彩られている。

 スッと通った鼻筋と、その下に添えられた桜色の唇は小さくて可愛らしい。


 彼女は、この幻台高校内で三本の指に入るほどの超美少女と言われていた。

 樫咲の裏ファンクラブは全校生徒の半分近くに昇り、彼女が街中を歩くと犬が棒に当たる以上で声を掛けられ、しぶしぶ受けた写真撮影は週刊誌の表紙を飾ることもあったとか。

 

 他にも美少女度合いでは拮抗する女の子がいるようだが、傲慢なお嬢様だったり、外見が幼女だったりするので、誰にでも優しく接する樫咲が実質の頂点と言ってもいいらしい。

 俺は樫咲にしか会ったことないから噂でしか知らないけどな。

 ちなみに、集計は秘密裏に設立された幻台高校美少女コンテスト委員会提供とのこと。


「近衛君。一緒に……いいかな?」


 今は昼休み。

 スレンダーな肢体を追って彼女のお腹あたりを見てみると、その手には可愛らしい弁当箱が握られている。

 見渡してみると、教室内では他のクラスメイトが思い思いに友人と弁当を広げ、例にもれず樫咲も昼食をとるみたいだ。


「別にいいけど。何故に毎回毎回俺と食べるんだ?」


 樫咲のよく分からない点その1。

 彼女は何故か、俺と一緒に昼食を食べたがるのだ。

 一人で気分転換に屋上で食べているといつの間にか隣にいる。

 食堂に行けば犬のような嗅覚で後をついてきて、はむはむとサンドイッチを咀嚼する。

 そういえば俺が食堂に行く時だけ、偶然にも樫咲の昼食は分けやすいサンドイッチなのだが……まぁ、そういう偶然もあるだろ。


「何でって……近衛君と話しながら食べると楽しいからに決まってるじゃない」

「樫咲なら、俺以外にも一緒に食べたいってやつは山ほどいるだろうに、毎回俺のところに来なくても……」

「もしかして、わたしと食べるのは、いや?」


 途端、彼女の笑顔が曇り、柳眉が悲しそうに寄せられた。

 教室に潜む隠れ樫咲ファンから『お前こころちゃんに何してくれとんのじゃ、あァん? 指の一本二本は覚悟しとけやワレェ』といった怨嗟の視線が押し寄せてくる。

 そのプレッシャーに押されて、俺は口を開いた。


「もし嫌だったら、最初の時に断ってる」

「えへへっ。だよね~」


 にぱーっと、ヒマワリのような笑顔が咲き誇った。

 彼女はいそいそと正面の椅子を借りて俺に向き直り、猫の手ぬぐいを解いて弁当箱を開いた。


「おぉ……」


 真っ白いご飯に梅干し、鶏の唐揚げと紅鮭、かぼちゃの煮物ときんぴらごぼうに、よく分からないが美味しそうなおかずが一品。

 樫咲の弁当は見慣れていたが、定番を押さえながらも彩りを重視した構成には毎回驚かされる。

 俺が自分で作った男メシが霞んで見えた。


「何度見ても凄いな。これは……ポテトサラダ?」

「よく分かったね。カレー粉とチーズを混ぜてるからそうは見えないけど、結構いけるんだよ」

「なるほど。聞いてみると確かに旨そうだ。よかったら、一口交換しないか?」

「うん、いいよっ。じゃあ、わたしは」

「うおっスッゲー! やっぱカワイー弁当してるねー! ねぇねぇこころちゃん。オレにも少し分けてよ」


 二人で会話している途中、横から男の声が割り込んできた。

 声のした方向を見ると、クラスメイトの示現大祐じげんだいすけが樫咲の弁当を覗きこんでおり、後ろには梶茂樹かじしげき久礼野進くれのすすむがニヤニヤと樫咲の方を見ている。


 この3人の見てくれは一言で言うとチャラ男。

 街中で遊んでいるだけのことはあり、背は高くて顔はそこそこ整っていて茶髪もサラサラで、顔普通の俺と比べたらイケメン度合いは完全に3人の勝利だ。

 だが、素行の悪さで面倒事を頻繁に起こしているため、評判はすこぶる悪い。


「こころちゃん。そんなやつと飯食ってないで、オレ達と食おうぜ」

「そうそう。こんなネクラ野郎と一緒にいるなんてもったいないって!」


 ネクラ野郎とは誰ですか。

 はい、俺のことです。


「た、確かに近衛君はちょっと暗いところもあるけど……と、とってもいい人なんだからっ!」


 樫咲さん、それ多分フォローになってないです。


 だが、その言葉に嫌そうな顔をした示現大祐は、強引に樫咲を連れて行こうとして手を伸ばす。

 俺が止めようとすると、真横から新たに声が掛かった。


「その辺でやめておきなさい。大の男が女性をエスコートできないなんて見苦しいわよ」

「雫ちゃん!」


 その声に歓喜で答える樫咲。

 

 樫咲の後ろで腕を組んで立っていたのは、彼女の親友の明石雫あかししずく

 高校二年の女子にしては170cm以上もある高身長で、彼女の外見を一言で言うならクールビューティ。

 樫咲が可愛い系ならば、明石は正反対のかっこいい系。

 黒髪をポニーテールにしている明石も十二分に美女だったが、絶世の美少女がよく隣にいるからか目立つことは少ない。


 明石の両親が警察官をやっていて彼女自身も剣道の有段者だということもあり、示現達は苦々しげな表情をしながらも引いて、近くの机に座って舌打ちをした。

 そんな彼らを横目で見ながら、明石も椅子を引っ張ってきて俺の隣に座る。


「今日は教室で食べていてよかったわ。あなたが別の場所にいると、こころがいつの間にか消えるから困るのよ。早くくっついてくれないと私の苦労が……」

「わーっ! 雫ちゃん! そ、それ以上言っちゃだめー!」

 

 切れ目を閉じながら嘆息する明石と、真っ赤になって慌てる樫咲。

 

 いつもの日常。







 しかし。

 その日常は、直後に広がった真っ白な世界に塗りつぶされた。 









 気がつくと真っ白な世界の中。



「ん……ここは?」


 辺りを見渡してみると、俺と同じく気がついたクラスメイト達がいた。

 俺たちの学年である2年3組のメンバーは全員いるようだ。

 彼らも、俺と同じように回りをキョロキョロと見ている。


 何とも異質な空間だった。

 イメージとしては某タヌキ型ネコもどきロボットが使うタイムマシンの空間に近いと言えるだろうか。

 違うのは、周りがすべて真っ白であること。

 そして、アニメで見たような歪な時計の代わりに無数の青白い球体が浮かんでいて、その中で様々な光景がホログラムのように次々と流れていく。


 ある球体では、少女が戦争の指導者として雄たけびを上げる光景が。

 ある球体では、石を積み上げてピラミッドを作る光景が。

 ある球体では、宇宙らしき場所で楽しそうに団欒する家族の光景が。


 上下左右めちゃくちゃな方向へ球体が動く中で、俺達は宇宙空間を浮遊するかのように茫然と漂っていた。


 すると、真後ろにいたらしい樫咲が、俺の隣に漂って来るとブレザーの袖を掴んでくる。


「近衛君……ここ、どこ? さっきまで、わたしたちお弁当食べてたよね?」


 その声は震えていた。

 俺だって内心は極めて動揺していたが、彼女のこわばった表情を見て少しずつ落ち着いてくる。

 そして冷静に努めて話した。


「何とも言えないけど、現実にあるような光景じゃないってことは、夢じゃないかな」

「そう。夢……これは、ゆめ、なんだよね。そう……なら……」


 ふわりと胸の中へ飛び込んでくる感触。

 驚いて下を見ると、樫咲が正面から抱きつき、胸元に顔を埋めると深呼吸して匂いを嗅いでいた。

 

「ん……すぅっ……はあぁぁ……」

「お、おい。か、樫咲、何して……」


 スレンダーだと思っていたのに各所から伝わるむにゅりむにゅりとした不思議な感触で襲われていると、



『はいはーい。みんな起きたなー』



 頭の中に声が響いた。

 樫咲もビクッとして顔を上げる。

 

 脳に直接話しかけられるような声は、男とも女ともつかない不思議なものだった。

 周りのクラスメイト達も辺りを見回すが、声の主はどこにもいない。


『突然じゃけんど、今から君たちには異世界へ飛んでもらいまーす』


 は?


『あなた方に拒否権はありませんのよ。飛んでいただく所は、魔法や迷宮が存在し、魔獣や異種族もはびこる世界になります。ちなみに、異世界から幻台高校に帰還できる魔法もあるから家族は心配しなくていいよん』


 話し方もめちゃくちゃだが、言っていることもめちゃくちゃだった。

 しかし、頭の中にスッと吸いこむようにその事実が淡々と入っていく。


「ふっ、ふざけんな! 何言ってやがる!」


 離れたところでワルらしく示現達が粗暴な声を上げるが、不思議な声は止まらない。


『貴殿らには初期装備として、おすにはアテムの指輪、めすにはステートのネックレスが贈られますぞ。確認してほしいのじゃ』


 その言葉と共に、右の人差し指に光が灯って銀色の指輪が現れる。

 

「……なんだこれ?」


 樫咲の背に腕をまわして左手で触ると、ホログラムのような半透明の青いウィンドウが浮かび上がった。



============================================


【アテムの指輪】

RARE:プリンスレア(♀装備不可)

BONUS:なし

複雑な刻印が入った銀の指輪。太古の王が造らせたと云われる。“アテム”の言霊で顕現し、物を収納することができる。物に触れると情報を引き出すことができる。


============================================



 ホログラムを読み終えると、その内容にあった単語を唱えてみる。


「“アテム”」


 すると、指輪のウィンドウが消え、新たなホログラムが現れた。


「……これ、ロッカーか?」


 現れたのは半透明のミニチュアロッカーのようなもの。

 縦横2センチほどの銀色のロッカーが3つ連なっていて、その扉は全て開いている。


『アテムの指輪は、端的に言えばアイテムボックスの役目とアイテム効果の確認ができるっぴょん』


 頭の中に響く声が少しずつウザくなってきた。


『ステートのネックレスやったら、現在のステータス情報が確認できマース』


 エセ外国人の声に誘われて樫咲の白い首筋を見てみると、確かに銀のネックレスのようなものが見える。


「すまん、樫咲。そのネックレスに触ってみてもいいか?」

「えっ! そんな……近衛君ったら……こんなところで、大胆……でも、いいよ?」


 よく分からないが許可は取れたような気がするので、極力うなじに触れないようにしてネックレスに指を添える。

 すると、またホログラムのウィンドウが浮かび上がった。



============================================


【ステートのネックレス】

RARE:プリンセスレア(♂装備不可)

BONUS:なし

複雑な刻印が入ったネックレス。大昔の魔術師が造ったと云われる。“ステート”の言霊で顕現し、現在の状態を確認することができる。


============================================



 この時点で、さすがに全員が気付いただろう。

 これは冗談なんかじゃなく、物語のように、本当に俺たちは異世界へと飛ばされているのだと。

 樫咲は夢じゃないと分かった瞬間、ボフン!と頭から白煙を出して真っ赤なトマトになってしまったが。

 俺も、試しに目の前にあった頬をつねってみるが普通に痛いらしく、彼女は「こ、こにょえくんっ! いふぁいいふぁい!」と真っ赤なまま半泣きになっている。


 これはRPGゲームで言うアレか、スタートボタン。

 ネックレスがステータス確認で、指輪はアイテム選択と。


「樫咲。ステートって口に出してみてくれ」

「く、口に出す!? そ、そんな……別に嫌じゃないけど……あれ?」


 俺から離れると、真っ赤になってわちゃわちゃしていた樫咲の動きが急に止まる。

 彼女は訝しげな顔をしていたが、少しすると口から滑りだすようにして言葉が出てきた。


「“ステート”」


 予想に違わず、樫咲の前に青いウィンドウが表示される。

 ふわふわと漂ってから彼女の隣に行くと、俺もそのウィンドウを覗きこんだ。



============================================


樫咲こころ (17歳)

種族:人間

職業:学生

レベル:1

経験値:0/100

体力:150/150

気力:380/380

腕力:60

脚力:70

知力:270

スキル:【初級水聖魔法師】・【初級風緑魔法師】・【初級治癒術師】・【オカン】・空きスロット・空きスロット


============================================



「なんだか……」

「まぁ、言いたいことは分かる」


 口がへの字を描いている樫咲。

 俺も思わず苦笑いをすると、二人で声をそろえて言った。


「「まんまゲームだよコレ」」


 周りを見渡すと、俺たちのように男女で揃って確認するクラスメイト達が見える。

 まぁ、異性がいないと確認しづらいだろうしな。

 アイテムは何も持っていないからともかく、ステータスは……。


『ちなみに、ステータスの基準値は成人男性が大体100と考えてもらえればいいよん。僕が多少オマケしておいたから、普通の人間よりは高性能だと思いましゅ』


 声のウザさが極まってきたな。


「……あっ! ねぇねぇ! 近衛君のステータスも見てみていい?」

「ん。まぁ、別にかまわないけど」


 苦笑いしていた樫咲がハッと我に返ると、俺をキラキラとした目で覗きこんでくる。

 特に構わないので頷いてやると、彼女が声高々に言霊を唱えた。


「“カルマ・ステート”!!」


 普段の樫咲にあるまじき大音量で声を張り上げると、何事かとクラスメイトも近くに寄ってくる。

 その中には彼女の親友である明石雫もいる。

 俺も自分のステータスには興味があったので、彼女の前に浮かんだホロウィンドウを覗きこんだ。



============================================


近衛駆真 (17歳)

種族:人間

職業:学生

レベル:1

経験値:0/25600

体力:180/180

気力:0/0

腕力:160

脚力:120

知力:95

スキル:【ザ・スキルセレクター】


============================================



「「「「「……………」」」」」


 ちょっと待って。

 ツッコミどころありすぎるんだけど。


『あぁ、そうだ。空きスキルスロットって言うのは、レベルアップした際に条件を満たすと強力な新スキルを獲得できる枠かもね。要するに、空きスキルスロットの数だけ成長が見込めるっぽい』


 凄くウザい声で補足が入ってくる。

 つーか、説明役が予想でモノを言うな。


 俺はもう一度経験値の欄を凝視した。


 経験値:0/25600


 見間違いじゃないらしい。

 

『さっきも言ったとおり、今から行く異世界はモンスターが蔓延っているから気をつけろぃ。じゃが、奴らを倒せば経験値が入ってくっかんの。迷宮最初の雑魚モンスターが、一体で経験値30くらいやで』


「それでどうやって二万五千も溜めろと!?」


 単純計算で樫咲がレベルアップする256倍の労力が必要ってことになる。

 思わず叫んでしまうが、当然のように向こうは聞こえていないらしい。

 説明を続けている。


『ステータスの体力は尽きたら死ぬってのは分かる? 気力ってのは、魔法を使う時に消費するものよ! に、二度と聞き返さないことね、ふんっ!』


 その言葉に、もう一度ステータス画面を見直す。


 気力:0/0


 あー、はいはい。俺は魔法が一切使えないってことね。


「ギャハハハハ! マジうけるわ! こいつ、異世界で魔法の才能ゼロだってよ!」

「しかも、レベル1上がるのにめっちゃ手間かかるとか、最初の迷宮で乙るっしょ!」

「おまけに成長しても何一つスキル入ってこないとか冗談じゃねぇか。ハハハハハ!」


 後ろで示現達三馬鹿が騒いでるが気にしない。

 うん、まぁちょっとはイラつくけどさ。


「で、でも、それだけ経験値が必要だったら、1個だけあるスキルが強いかもしれないじゃない!」


 フォローしようとしているのか、樫咲が慌てて【ザ・スキルセレクター】の項目に触れる。



============================================


【ザ・スキルセレクター】

RARE:ジョークレア

BONUS:なし

太古の神が暇つぶしで造ったスキル。スキルの有効無効が選択できるようになる。スキルの順番を入れ替えることが可能になる。基本的に全スキルは常時発動型なのでまったくもって意味のない無駄なスキル。


============================================



「「「「「「……………」」」」」」


『アイテムとスキルの希少度に関してなんだけど、ノーマル、レア、スーパーレア、プリンスレア&プリンセスレア、ゴッドレア、ファンタジーレアの順で高くなってるぞ。ちなみに、ジョークレアなんて外れスキルもあるけど、まぁ普通はありえないから気にしなくていいざます』


 コイツ絶対こっちの状況分かって声掛けてんだろ。

 その言葉を受けたクラスメイトは一瞬のうちに大爆笑に包まれる。


「だ、大丈夫だよ、近衛君、わたしが守ってあげるから!」

「そうね。あなたが死んでしまうとこころが泣くから、私達で守ることにしましょう……くふっ」

「おい明石。お前今笑っただろ、ん?」

「い、いいえ。笑ってなんかんくっ」

「雫ちゃんが笑うなんて、明日は隕石でも降るのかな……」






 俺の異世界生活は、初っ端から先行き不安です。


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