表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私は美人の味方です!  作者: ごっちん
9/15

8

「カナリア様はわるくありませんわ。。わたしがどんくさいせいで、、」

「ハルカはわるくないよ。この女の嫉妬からくる妬みなのだから。君はうしろにいなさい。」

「ルクシオ、でも。。。」

殿下はハルカをそっと抱きしめ後ろに回す。

とんだ茶番だ。


「殿下、婚約破棄したいのならご心配なく。婚約破棄の手続きはほぼ終わっております。」

「なんだと?どういうことだ!」

カナリア様は進めていた婚約破棄について殿下は知らなかったらしい。

「なのでスメラギ様とのご婚約も速やかにできると思います。」

「婚約破棄が終わっている?私は聞いてないぞ!」

んん?

そこは喜ぶべきでは?

カナリア様も困惑している。

「カナリア、私が好きだったのではないのか!!」

「ええ、お慕いしておりましたわ?」

「なのに破棄だと!?」

「婚約破棄したかったのではなかったのですか??」

「いや、そうだが、、、」

んーん?

「婚約は破棄されていたが。。。まあいい、だかハルカのいじめについてはどうなんだ!!」

「冤罪ですわ、証人もあいまい、証拠も不十分そもそも私はやってないのです。それにやる動機もないですわ?」

だんだんこの茶番に皆がやがや、ひそひそし始める。

カナリア様が働いているのも、殿下たちが仕事せず遊び惚けてるのも皆知っているのだ。さぞ殿下たちが滑稽に見えただろう。


「だ、だまれええ!」

ごおっ!!!!ばしゃーん!

巨大な水の渦が空中に出現してはじける!

きゃあああ!!

会場は水と暴風に包まれる

会場がパニックとなる中

私は

ああああ!せっかく素敵なカナリア様のお髪があああああ!!!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ