幻想郷より愛をこめて
第二千十六季 水無月の四
外の世界にいるヒトたちは同月の27日~28日にかけて、聖白蓮住職がいつぞやか言っていた"テレビ"とよばれる箱を使い『愛』とはなんなのか様々なヒトたちに問いかけるなどして色々何かしていると、守矢神社の東風谷早苗から大雑把な情報を得た。面白そうな企画のため、少し大変だが幻想郷に住む様々な者たちから『愛』とは何なのかこちらも聞いてみることにした。外の世界とは違いこちらには多種多様な種族がいるため、ヒトだけの価値観にとどまらないのが持ち味だ。
ルーミア「あい?……それはなんなのだー?」
緑の頭の妖精「愛?チルノちゃんと私の仲……かな?」
チルノ「おたがいすきになることさ!!あたりまえだろ?」
美鈴「好きなことを続ける一途な信念ですかね?」
赤毛悪魔「本の一冊一冊に捧げている情こそ愛そのものです」
パチュリー「ゴホン……私にはよくわからないわ」
咲夜「一生をかけて添い遂げたい気持ちです」
レミリア「運命なくして語れないものが愛!!」
フランドール「あい?……ぜんぜんわかんない」
レティ「自分にとって都合……相性のいいこと」
橙「私が藍しゃまと紫しゃまに思ってることです!!」
アリス「とりあえず好きな気持ちということで」
プリズムリバー「愛?………レイラ……」「……」「……」
妖夢「お慕いする心が愛なのでは?」
幽々子「亡霊にそんなものがあると思って?」
藍「ちぇッ!!………紫様と橙を想う心です」
紫「幻想郷そのものよ」
萃香「おさけがあればあいなどいら~ん……ヒック!!…」
リグル「愛とはホタルそのもの。短く儚い光よ」
ミスティア「鶏肉撲滅を掲げる私のこの想いこそ愛よ!!」
慧音「辞書を引いて見るんだ。理解しても100%納得はできないだろう?愛は数行ぽっちで表せないものだ」
てゐ「長く生きてるけど私にはわからないうさ」
鈴仙「そんなこともわからないの!?愛は愛よ♪」
永琳「んぅ~……月人には無い感情かしらね」
輝夜「ネットの中」
妹紅「……………愛………ねぇ。……わからん」
メディスン「私がスーさんをすきな気持ちでしょ?」
幽香「わかりきってることじゃない。踏みにじるも・の♪」
小町「魂と話すこと……それじゃぁただの好きなことだねぇ」
映姫「愛とは罪に等しく愚かな想いです」
秋姉妹「紅葉「芋」を想う気持ち!!」「「む!!」」
雛「私が人間に抱くぅ……暖かなものです♪」
にとり「ひゅい!!愛!?……絶対に作れないものとか?」
椛「囲碁に対する想いは情熱であり愛そのものです」
早苗「愛しさと切なさと心強さ!!!」
神奈子「どうせ金のくせにとか言いたげだな天狗!!」
諏訪子「愛かぁ~…私にとっては信仰そのものかな?」
衣玖「愛とは情熱……といったところですかね♪」
天子「私を甘やかしてくれることよ!!」
キスメ「私を穴からすくい上げてくれる王子様!!」
ヤマメ「みんなからチヤホヤされることかしら?」
パルスィ「何でよりによって私に聞くの妬ましい!!」
勇儀「私に勝ったら教えてやるよ!!」
さとり「……心が通じ合うことだと思うけれど……」
お燐「死んでも好きでいてあげることさ!!」
お空「好きになること……?」
こいし「お姉ちゃん面白いことしてるね。私はわかんない」
ナズーリン「聞くだけ無駄だよキミ」
小傘「みんななかよくするのが愛だとわきち思うの」
一輪「絆~とか信頼~とか色々?」
雲山「…………………………………………………」
村紗「……裏切らない信じる心じゃないの?」
星「毘沙門天も以前わからないと言っていたので私にも……」
白蓮「愛とははぐくみ皆に与え与えられるものです」
ぬえ「私の能力みたいなものじゃないか?正体不明」
ご隠居「……頓悟したわしでもわからぬことじゃ」
はたて「愛とは日々挑み続ける根性よ!!」
光の三妖精「「「私たちそのものだよ」」わ」
響子「愛とはみんなが心から叫びたがってるもののことよ」
芳香「愛?そうだな……私が昔無くしたものだ……」
青娥「芳香ちゃんを想う感情よ☆」
屠自古「仲が良い者たちと一緒にいたい気持ちさ」
布都「愛とはおたがい好きおうてS○Xすることぞ!!」
神子「愛とは欲。そして脆くか弱き者がすがる愛の形こそ仏教。強くも弱くもする"呪い"です」
マミゾウ「そうじゃのぅ。S○Xが愛じゃろうて」
こころ「私知ってる。愛は苦しくさせてしまうもの……」
わかさぎ姫「私が集めてる石のように綺麗なものです」
蛮奇「愛なんて受けたことももらったこともないわ」
影狼「待ってて草の根妖怪ネットワークでググる」
九十九姉妹「付喪神になったばかりだし……」「……」
正邪「愛なんぞクソ食らえさ!!私にはないものだね!!」
針妙丸「許す心だよ!!愛があれば皆幸せだよ!!」
雷鼓「愛とはノリとリズム!!ブン屋、愛してるぜ☆」
菫子「えッ!!なに!?私今来たばかりなんだけど!!」
清蘭「ん~~~……裏切られても信じてあげる心?」
鈴瑚「愛想つかしても気にかける心かな?」
ドレミー「悪夢を良い夢に変えてあげる私」
サグメ「……本気で守りたいと思えさせてくれる気持ち」
クラウンピース「家出しても迎えに来てくれるって思えれるビリーブ?」
純狐「亡くしてもずっと想い続ける親心こそ愛よ……」
ヘカーティア「親友が困ってる時に助けるのが愛ね♪」
霖之助「いつでも気にかけるのが僕の愛かな」
朱鷺子「絶対に手放したくないと思う気持ちが愛?」
阿求「わき役でもずっと影で支え続けることこそ愛かしらね」
綿月姉妹「例え幾千幾万もの者たちが師匠を悪く言おうとも芯を曲げない心……かしらね♪」「ですね」
レイセン「例え恐くても立ち向かっていく姿勢……とか」
蓮子・メリー「まッ!!友達ならそれはもう愛でしょ♪」「……恥ずかし気もなくよく言うわね蓮子」
華扇「空回りしようが気にせず善行を続ける姿勢こそ愛です」
小鈴「ん~難しいなぁ。よくわからないけど単純に自分が大切にしたいと思う気持ちかな?」
魔理沙「愛かぁ。……そうだな。愛はかけがえのないもんだぜ。衝突したり気に入らないことがあってもまた話したいと思える真心が愛かな?」
霊夢「金よ金。金があれば心に余裕が生まれるもの。ストレス発散で妖怪に八つ当たりしなくて済むし。ということで妖怪のために募金しなさい」
妖怪・妖精・魔法使い・人間・式神・霊・半霊・鬼・半妖・兎・月人・蓬莱人・死神・閻魔様・神様・河童・天狗・天人・橋姫・八咫烏・付喪神・屍・仙人・化け狸・人魚・小人。様々な者たちから『愛』とはなんなのかを尋ねた。よくわからないという者、何となく直感で言ってみた者、はっきり断言する者。それぞれ異なる価値観を持っていた。しかし時が経てば今回とはまた違った答えに至る者たちはきっと多いはずだ。良いほうにも悪いほうにも……愛とは身近にありふれた言葉でありながら、常に姿形を変える魔物のようだ。なぜすべての生物に愛という言葉が付きまとうのだろうか。愛を知らなければ私たちはどうなっていたのだろう。幻想郷は生まれなかったかもしれない。読者のみなさんはどのような『愛』を持っていますか?誰かを守る愛?心が通じ合う愛?私にとっての愛はみなさんに幻想郷をいつまでも覚えていてほしい郷土愛といったとこですかねぇ?何年何十何百年経とうと忘れなければ、私たちはみなさんの愛と共にあります。私たち幻想郷の者たちはみなさんの愛で生かされています。そのことをどうかいつまでも覚えていて……
幻想郷より愛をこめて
外の世界では愛とは何か尋ねる以外でも、あるヒトが100km走るというものがあるそうですね。現人神曰くチャリティーを目的とした番組?だそうですがこの行いもチャリティーに何か繋がるものがあるのでしょうか?




