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序章 完
泰山府君祭を再現して戻れなかった彼らはすぐさま思考を切り替えた。
戻れないのならば、この場所に適応して、戻る方法を知ろう。と考えていた。
自分の場所が解らねば元の場所に戻るのは困難と考えたのだ。
そして、彼らは正義感に溢れていた。
人里を見つけ、妖怪変化が悪さをしていると聞いて妖怪退治を買って出たのだ。
どうせ戻るなら、協力してくれる人が居た方が良いとか、そんな事を考えていた訳では無く、
「「「助けられるなら助けるそれが人情。」」」
単なる正義感だった。
こうして、彼らの、元の世界に戻る旅、そして、異世界に跋扈する妖怪変化を倒す闘いと冒険の旅が始まった。
なろうラジオ大賞79作目 お仕舞です。
79作書いて気付きました。
字数的には8万切りますが、ある意味こっちの方が世界観を切り替えねば成らない分キツイ……と。
正直、『100作位書いてやるぜ!』と意気込んでいたのですが、流石に1カ月でやるのは無理でしたね。
来年は、これを糧に100作に挑戦したいです。




