プロローグ ― 【悲報】時間は存在しませんでした!(物理学者)
「時間は実在しない!?」
あの小難しい『時間論』を、異世界の賢者とギャルがどこよりも分かりやすく徹底解説!
中学生でもサクッと読めて、現代思想・哲学における『時間論』の最終結論までたどり着けるエンタメ論文小説です。
ぜひ気軽にお楽しみください!
✅ 世の中の不毛な『時間論』
世の中には『時間論』なる、大変難解で不毛な哲学的議論が存在する。
「時間とはナニか?」
「過去・現在・未来とは何か?」
「我々が感じている『今』という瞬間の正体とは?」
昔から頭のいい哲学者たちが、あーでもないこーでもないと議論を続けている。千年以上議論しているのに、いまだに結論が出ていない。
なぜか?
さんざん難解な言葉で議論を重ねた挙句、最終的に「時間の概念を使わずに時間を説明するのは難しいので、これ以上議論を進められません」と投げ出すような本が多すぎるからである。
(※なので読者のみなさんには、哲学者の「時間論」は決して読まないことを強くお勧めする。時間と本代をドブに捨てることになるからだ)
——で、最近になって何を思ったのか、物理学者たちがこの「時間論」に参戦して本や動画を量産し始めた。中にはドヤ顔で「時間なんて実在しない」と言い切る者まで出てくる始末である。
物理学者の参入によって、ついに『時間論』に結論が出るのか!?
……と思ったら、残念!
物理学者の主張は、これまでの哲学者たちが積み上げた未解決問題に答えるどころか、議論が全くカミ合わないアサッテの方向を向いていたのだった。
物理学者は数式とパラメータの話をし、哲学者は意識と存在の話をする。
その結果、一般読者は「結局、時間っていったいナニ??」とさらに混乱するだけであった。
◇
✅ で、ウチの部屋で不毛なレスバ(レスバトル)が始まった
「……で? なんでウチの部屋で、その頭のいい人たちが掴み合いの喧嘩してんの?」
ギャルのミーナは、店の軒先で顔を真っ赤にして言い争う二人——「時間は存在しない」と言い張る物理学者と、「感覚こそがすべて」と語る哲学者を冷ややかな目で見下ろしていた。
「『時間』とは、単に状態の変化を記述するための『媒介変数』に過ぎない。
『時間』は君の脳が作り出した『錯覚』だ!」
「……ふっ、相変わらず物理学者の視点は浅薄だな。時間の連続性や時間感覚というものは明らかなクオリア(質感)として知覚できるから実在するは自明だ」
噛み合うはずもない不毛なレスバがヒートアップする中、奥から一人の『異世界賢者』が静かに姿を現す——。
◇
✅ この連載を読んだら「時間論」の結論が理解できる・・・
「時間とは何なのか?」
「なぜ賢いハズの専門家たちの議論は永遠に噛み合わないのか?」
この連載を最後まで読めば、専門家たちが数千年間見落としていた「カラクリ」と「時間の本当の正体」が、驚くほどスッキリ理解できるようになります。
そして結論が理解できたとき、きっとあなたもこう思うはずです。
「……哲学者も物理学者も、全員バカじゃネ?」と。
(※それでは、不毛な時間論を吹き飛ばす第1話へどうぞ!)
次回投稿予定
2026年10月10日 17時00分
第1話:群盲、象を評す ― アサッテの方向で殴り合う専門バカたち ―
お楽しみに!




