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ドラゴンのたおしかた  作者: だごみすと


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あと2キロメートル!

もしよろしければ、ご感想やブックマーク、評価等をいただけると、大変励みになります!

よろしくお願いいたします!

 

「グアラアァアァァァアア!!!」


 空から落とされたドラゴンが、自身の領域を侵されたかのように、烈火のごとく怒声を上げている。


「皆さん、こちらに付いてきてください!」


 僕は声を上げて、領主邸へのナビゲートを開始した。

 移動を始めた僕たちを追うように、ドラゴンが前足を上げ、僕たちの頭上に振り下ろしてくる。


 ドゴオォン!!!


 尋常じゃない地響きを感じながら、僕たちはすれすれでドラゴンの攻撃を回避する。


「やれやれ、年寄りには厳しいわい!」


 マーゼルさんが悪態をつく。

 すると今度は、長いしっぽを振り回して、ドラゴンが周囲を巻き込んで攻撃してきた。


「皆逃げろー!!!」


 ガルムさんが叫び声をあげる。

 先ほどの前足とは違って、範囲攻撃だ。

 団長とガルムさん、マーゼルさんは己の肉体でしっぽの範囲外まで駆け抜けていった。

 ハービットさんは、魔法でクララちゃんとウララちゃんを連れて逃れたようだ。


 あれ、僕はどうしよう?死んだか?


「ウーちゃん!」


 フィーネさんがウーちゃんに指示を出して、僕を救出してくれた。

 フィーネさん自身は、ゴーレム達に助けてもらったようだ。


「ウーちゃん、ありがとう!今度お肉を貢ぐね!」

「ウォン!」


 ウーちゃんにお礼を言って、地面に降りる。

 ドラゴンは、いまだに一人も仕留められていないことに苛立ちを感じているように、僕たちを見下ろしている。


 しかし、炎の息吹も厄介だが、純粋にこの巨体も脅威だ。

 ただ動いただけでも、普通の人間は巻き込まれれば死に至るだろう。

 こんなのを自由に動かしていたら、いつ仲間たちが犠牲になるか分からない。


 また、憶測ではあるが、炎の息吹を繰り出すのに、体の冷却が必要であるならば、時間をかけるメリットはない。

 クララちゃんが絶えず炎魔法を浴びせているが、どれほどの時間稼ぎになるかは不明だ。

 団長の言っていたように、短期決戦が望ましいだろう。


 僕は再び、シードラの町へ目を向けた。

 領主邸まで、あと2キロメートル!!


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