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スベキコト


「逢いたい」なんて


ありきたりな言葉を並べ



何か出来ると思ってた



何か変わると思ってた




生きるべき時


いるべき場所で



一人きりになったとしたら


人は留まることが出来るだろうか



孤独に耐えられるのが



最も強い人だと聞いた



一体どこに そんな人がいるんだろう



想像も出来ない



「寂しい」なんて


一人で呟いてみるだけで


何か分かると思ってた




何か変わると思ってた




知るべきこと


学ぶべきものが


目の前に溢れ返っている今に



本当に手にすべきものは何だろうか



愛を手に入れた人が



最も幸福なんだと聞いた



一体どうすれば 君に伝わるんだろう



想像も出来ない




「愛してる」なんて



届くはずもない言葉なのに


何故か頑なに


君の心に響くと



信じてるんだ




言うべきこと



伝えるべき想い



ありふれたものが


こんなにきらめいて見えるのは



何故だろうか



星は届かないから



美しいんだと聞いた



一体どうすれば


そんな言葉を忘れられるんだろう



想像も出来ない




「逢いたい」なんて


ありきたりな言葉を並べて


何か出来ると思ってた



何か変わると思ってた





―――


この詩もまた、中島みゆきの「たかが愛」に似たようなフレーズを発見しました。笑


「参考にした」わけでもなく、たまたま似ていると、なんだか悔しいような、がっかりなような、そんな気分になります。


ここて一首。


何となく、

案外に多き気もせらる、

自分と同じこと思ふ人。


石川啄木



流石です。笑

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