Utopia
部屋中に散らばった パズルのピース
作り始めて やっと気づいた
きりがないって
何ピースだ?
どんな形だ?
一体どんな絵が出来るんだ?
そんなことすら知らないで
一人で部屋で うずくまってる
一つずつ 拾ってみては
ぴったりとはまるピースを探すけど
見つからなくて
また投げて
別の一つに手が伸びる
端っこを見つけろと
偉そうに諭されもした
でも 見てくれ
どこにもないんだ
そうこれは
手掛かりゼロの 超難関パズル
誰一人解けたためしがないはずで
誰にも解けるはずがないもの
だけど解かなきゃいけない気がしてる
部屋中に散らばった パズルのピース
何が出来るか
まだ見えないけど 進歩はあった
何ピースか
どうにかペアが ぴったりはまり
一応何か
形が出来る気がしてる
だけどまだまだ 先は長そう
一つずつ
合わせてくしか ないけれど
はまるピースは 一つだけ
この部屋中に 散らばった
ピースの中の
一つだけ
端っこにうずくまり また次のピースを捜す
ふと思った
何かに似てると
そう何か
手掛かり0で
ややこしい問題
誰一人解けたためしがないもので
誰にも解けるはずがないもの
だけど解かなきゃいけないものなんだ
世界がパズルだとして
一つ一つのピースは 僕達で
そこに出来る絵は ユートピア
それぞれがそれぞれの居場所を見つけ
無駄も余りも
上も下も ない世界
いるべき場所に
僕らがいれば
きっと見えてくる
だから探しつづけるよ
誰かの隣にある僕の場所
僕というピースのはまる場所
たった今 合わさったこの二つが
君と僕なら いいのにな
そんなことを思いながら パズルを続ける
―――
今、世界が歪んでいるのは、人が「いるべき場所」に―――というか「いたい場所」に―――いないからではないでしょうか。
全ての人生に「意味」があるとしたら……
それぞれのぴったりはまる場所が、どこかにあるはず。
この「世界」という「パズル」が完成したなら、そこはまさに「理想郷」。
そう、信じています。




